ライフスタイル ライフスタイル
2022年11月21日 12:12 更新

元日向坂46井口眞緒さん、デート中に予期せぬ不正出血……妊娠中「安定期」でもリスクあり

第一子を妊娠している元日向坂46メンバーの井口眞緒さんが、妊娠中期にディズニーランドを訪れた際、不正出血があったことをブログで明かしています。

1泊2日のデート、トイレで出血を発見

出典: https://ameblo.jp
(※画像は井口眞緒さんオフィシャルブログより)

井口さんは今年1月に一般男性と結婚し、11月2日に第一子の妊娠を発表。妊娠初期から現在までの経過をブログに記しており、ある投稿によると「妊娠中期になり安定期に入ってから初ミラコスタに泊まってきました」と夫婦で一泊二日のディズニーデートを楽しんだ際、予想していなかったハプニングに見舞われたといいます。

1日目はディズニーシー、2日目はディズニーランドを訪れ、ジェットコースターには乗らず体に負担のかからなそうな乗り物を楽しんでいたといいますが、井口さんは2日目に入ったレストランのトイレで出血に気がついたそう。

慌てて病院に電話すると「念のため明日来てください」と翌日の受診が決定。夫はすぐさまインターネットで妊娠中の不正出血について調べ、「そこからは旦那が心配して元気がなくなってしまいました…」と井口さん。

翌日病院を受診すると、出血は収まっており子宮口も閉じていたため大きな問題にはなりませんでしたが、切迫流産の疑いだったのだろうという診断で、当面は安静にするよう言われたとのことです。

現在は妊娠34週。井口眞緒さん夫婦のマタニティフォト
出典: https://ameblo.jp
(※画像は井口眞緒さんオフィシャルブログより)
出典: https://ameblo.jp
(※画像は井口眞緒さんオフィシャルブログより)

「安定期」は医学用語ではない

妊娠16週目(妊娠5ヶ月)ごろ以降のことを、俗に「安定期」と呼ぶことがあります。妊娠初期の不安定な体調やつわりの症状が落ち着いてくる時期のことを表した言葉で、実は医学用語ではありません。

それ以前に比べて流産の可能性が低くなり、つわりも治まって比較的過ごしやすくなる時期ではありますが、流産や早産などのリスクがなくなったわけではないということを知っておいてください。

たとえば安定期に入ると「赤ちゃんが生まれると出かけられなくなるから」と、旅行を計画する夫婦も少なくないようです。しかしこうした“マタ旅”には大きなリスクも伴います。

まず、流産や早産などのトラブルは、たとえ妊娠前はずっと健康だった女性であっても起こり得ます。また、それまでの経過が順調でも、突然お腹の張りや出血などが起こることもあるのです。

旅行先でこうしたトラブルが発生すると、かかりつけではない医療機関にかかることになります。それどころか、そもそも産婦人科が近くになく適切な治療を受けられない可能性もないとはいえません。

また妊娠中は血栓ができやすくなっており、エコノミークラス症候群(肺血栓塞栓症)のリスクも上がります。エコノミークラス症候群は肺へとつながる動脈に血液の塊(血栓)が詰まる病気ですが、十分に水分や食事を取らないままで狭い場所に長く座り続けるなどすると、血栓ができることがあります。この血栓が剥がれ、血流に乗って流れていきます。肺動脈まで届いて詰まってしまった状態が、エコノミークラス症候群です。

妊娠中は通常とは体の状態が異なります。こうしたリスクがあることを認識し、行動するようにしましょう。

妊娠中期に出血したら

妊娠中期になると不正性器出血はあまり見られなくなりますが、だからこそ、この時期に出血があったら注意が必要なケースも少なくありません。「出血かも?」と思ったら、自己判断せずにすぐに主治医に電話し、その指示に従いましょう。

出血と一口で言っても、その状態は多様です。突然のことに頭が混乱してしまい、医療機関に自分の状態を適切に伝えられないこともあるので、もしものときは下記のリストを参考にしてください。

<医師に伝えたいこと>
・出血の状態(出血が始まった時期・量・色・におい・出血に異物が混じっているか、など)
・お腹の症状(腹痛・お腹の張りなど)
・全体の体調や症状(吐き気・貧血・発熱・急に体調が悪くなったなど)

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-