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2022年09月16日 06:05 更新

【2024年入学向け最新版】ラン活はいつから? 何をするかも徹底解説! 32社のカタログ請求先リスト付

2024年春に小学校に入学する年中さん(4歳~5歳)のためのランドセルのカタログ請求受付をスタートする工房・ブランドが出始めています。ラン活っていつから・何をするの?ランドセルってどうやって選べばいいの?という基本から、人気工房・ブランド32社の特徴とカタログ請求先まで徹底解説。

ラン活とは? 早く始めたほうがいいのはどんな人?

そもそもラン活って何? こんなに早く始めなくちゃいけないの? まずはそこから、くわしくご説明します。

ラン活とは? 早い人はいつから?

「ラン活」とは、ランドセルを購入するまでの活動のこと。ランドセルを買うための情報やカタログを集めたり、実際に見に行ったり、予約を検討したり……といった活動を指しています。

2022年春に小学校に入学した児童の両親への調査では、子どもが年中(4~5歳)の12月から3月の間に情報収集をスタートさせる方が30%以上と、今や3人に1人は、年中さんのうちにラン活を始めています。[*1]

早い方では、年中の9月からラン活をスタートさせています。最もカタログ請求が早くできるランドセル工房で、新しいカタログ請求の受付が始まるのがこの時期。早めに動かないと、カタログを手に入れることすらできない恐れがあるからです。

ラン活とは具体的に何をするの?

ラン活で具体的にすることは、おおむねこの4つです。

・気になるランドセル工房やメーカーのホームページをチェックする
・カタログや革見本を請求し、取り寄せる
・合同展示会や直営店へ行く
・予約(注文)をする


ほかに、先輩ママパパにヒアリングしてみたり、InstagramやTwitterなどのSNSで口コミを検索して、情報収集をするのもおすすめです。

ただし、いつラン活をスタートすべきかについては、どんなランドセルがほしいのかによって、全然違ってきます。

早めにラン活を始めるべきなのはこんな人!

早めにラン活を始めた方がいいのは、ずばり「生産数が少ない希少なこだわりランドセルを求める人」です。

こんなこだわりランドセルが気になる人は早めのラン活を!

【1】オールコードバンモデル
「コードバン」とは、馬のおしりの革の内側にある、厚さ2mmほどのコードバン層という繊維質を削り取ったもの。馬一頭につきランドセルのふた1〜2枚分しか取れない希少な革で、牛革より傷がつきにくく、高級感のあるなめらかなツヤが特徴です。ランドセルの生地すべてをこのコードバンでつくる「オールコードバンモデル」となると、どの工房も数量限定。100以上の工程を職人さんが手作業でつくる、もはや工芸品です。

価格は10万円台〜30万円台と高価ですが、他とは差をつけたい高級志向の方に人気のため、発売日の即完売という商品もあります。こういったランドセルを手づくりする工房は、カタログ請求が年中の9月ごろからスタートし、年長になる頃にはカタログ配布が終了しているところもあるので、早めにチェックが必要です。

▼オールコードバンモデルを製作する工房の例
黒川鞄工房
土屋鞄製作所
池田屋
鞄工房山本 など

【2】数量限定のプレミアムモデル、オーダーメイド
こちらは、大手メーカーも小規模な工房系メーカーも、状況は同じ。生地や刺繍、デザインが凝っていて大量生産できないようなプレミアモデルは、数量限定なので早めに売り切れる可能性があり、発売日などを早めにチェックする必要があります。また、オーダーメイドも生産に時間がかかるため、数量が決まっているメーカーや工房が多いです。気づいたら受付終了ということのないよう、注意しましょう。

【3】10万円以上の高級モデル
【1】のオールコードバンモデルとも重なりますが、10万円以上する高級モデルは、そもそも生産数が少ないので、値段は高くても早めに売り切れます。工房系のランドセル以外の高級モデルとしては、ミキハウスやメゾピアノ、アナスイといったファッションブランドのランドセルがあります。

▼ファッションブランドの高級ランドセルの例
ミキハウスのランドセル
 ・クラリーノで110,000円~
 ・牛革で165,000円
 ・コードバン330,000円

【4】コードバンかつ人気カラーのモデル
ただでさえ希少で人気のコードバンモデルのランドセルですが、人気カラーから先に売れていくので、欲しい色がある場合はいち早くチェックが必要です。コードバンランドセルはクラシカルな赤と黒のみを生産している工房も多いなか、他の色を出している工房を具体的にいくつか挙げます。

▼コードバンでカラーバリエーションのある工房の例
MOGIカバン…「コードバン/プレステージ LEリミテッドエディション」として、ピンク寄りの赤、キャメルや茶色、紺などもあります。¥117,700
鞄工房山本 …「オールコードバン 夢こうろ染」は、独自の染色技術で染めた生地を使用。ワイン色が人気。¥190,000
土屋鞄製作所…「プレミアムカラーコードバン」はガーネット、インディゴネイビー、アイビーグリーンなど珍しいカラーも展開。¥135,000

ほしいランドセルのイメージがまったくない人も早めのラン活がおすすめ

色も素材もメーカーも、ほしいランドセルのイメージがまったくない! という、ゼロからラン活を始める方も、早めに始めるのがおすすめ。まずはネットで調べる、資料請求をするところから始めてみましょう。

いろいろ調べた結果、子どもの希望が実は生産数が少ないランドセルだった……という場合に、ラン活のスタートが遅ければすでに売り切れている可能性もあります。

逆に、いくつか調べてみた結果、親子ともに特にこだわりなく、一般的なランドセルでいいかな、ということであれば、年長になる春休みや、ゴールデンウィーク、夏休みあたりに、直接お店に行って、さくっとその場で決めてしまってもいいわけです。

どちらでも対応できるよう、資料収集だけは早めにスタートしておけるといいですね。

知っておきたい最新のラン活事情をチェック!

冒頭から早めのラン活をあおるような内容を紹介しましたが、実際に、一部のランドセルの完売時期が早くなり、ラン活の早期化が進んでいます。ここでは、いまどきのラン活事情をご紹介します。

とにかくラインナップが多様・多彩で選ぶのが大変

ランドセルを扱うメーカーや工房は、全国各地に100社近くあり、各社が平均で50~100種(色違い含む)、もしくはそれ以上のランドセルを扱っています。

実際にすべてをチェックするのはまず無理!毎年、流行のカラーを取り入れたり、ジェンダーレス化が進んだり、新機能がついたランドセルが発売されるなど、ラインナップがとにかく多彩なんです。

ラン活の一部が早期化している・早期完売も

ラン活の早期化が進んでいるのも事実です。完全受注生産の生産数が少ないランドセルに一部人気が集中し、発売後、即・完売することもあります。

例えば、毎年完売が早いことで知られる黒川鞄工房の社長へのインタビューによると、2023年春入学向けのランドセルは「年中の9月からカタログ請求が始まって、3月末時点で、カタログ請求はすでに終了」したとのこと。つまり、年長になってからでは、カタログすら手に入らない状態だったということです。その後、黒川鞄工房の2023年入学向けのランドセルは、2022年6月には全ラインナップの注文受付が終了してしまっています[*2]。

もちろん、年長の春以降も買えるランドセルはたくさんありますが、こうしたラン活事情があることを知っておくだけでも選択肢が広がります。

一部ランドセルの高級化、価格帯の二極化

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一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会による「ランドセル購入に関する調査 2022年」より

ランドセル工業会による「ランドセル購入に関する調査 2022年」[*1]で直近3年のランドセル購入平均価格の推移を見ると、

 2020年 53,600円
 2021年 55,339円
 2022年 56,425円

と、毎年1,000円単位で上昇しています。

特に65,000円以上のランドセルを購入したという回答が増えていて、2020年は22.3%だったのに対して2022年には30%を超えるまでに上昇。65,000円以上のランドセルといえば天然皮革製か、人工皮革製だとしてもプレミアモデルがメイン。この層が全体の平均を押し上げているともいえます。

いっぽう、2020年以降、4万円未満のランドセルを買う層は19%前後でほとんど変わらず安定しています。ニトリやイオンは、機能や生地にこだわった独自のランドセルを、2万円台、3万円台でも販売しています。

このことから、一部ランドセルの高級化と、ランドセルの価格の二極化が進んでいるということがわかります。

小学生の教材が増加し、ランドセルサイズは拡大の傾向

小学生の教材サイズが昔の基準より大きいこと(B5→A4)、2020年の「GIGAスクール構想」により小学校の全児童にパソコン・タブレット端末が行き渡るようにしていること、新型コロナウィルスの影響で毎日水筒の持参が推奨されていることなどにより荷物が増え、ランドセルサイズは、大型化の傾向にあります。

いまの主流は「A4フラットファイル対応」サイズ(内寸:横幅23cm×縦31cm以上)になっていることを知っておきましょう。

参考記事>大型化が進むランドセル! サイズ選びはどこに注意すればいい?

デザインのトレンドは多様化の反面、オーソドックスな方向への回帰も…

ランドセルのデザインやカラーについては各社毎年新作が登場し、多様化が進んでいるので選択肢は増えるばかり。また、ランドセル専門メーカーや鞄工房だけでなく、アパレルブランドや家具メーカー、文具メーカーなどもランドセル市場に参戦し、それぞれデザインや機能、価格で差をつけています。そんななか、ジェンダーレスの流れはランドセル業界にも及び、男の子用、女の子用と分けないデザインも登場しています。

いっぽうで、コードバンなどの高級モデルのカラーやデザインはいたってオーソドックス。ランドセル選びには「人とかぶりたくない」心理も働きますが、素材の高級感で差をつけるか、デザインやカラーで個性を出すか、というのも、ランドセル選びの分かれ道になります。

参考記事>ランドセルの人気色とトレンドは? 選び方のポイントも

ラン活、いつから始める? 代表的な3つのラン活スケジュール

ラン活をいつから始めれば良いのかは、欲しいランドセルの傾向によります。ここでは、代表的な3つのラン活スケジュールを紹介し、どんな方におすすめなのか、そのメリットとデメリットをご紹介します。

【4歳・5歳】年中さんの夏~冬スタート→最速で1月~2月に購入

ラン活から購入がもっとも早いラン活モデル。対象となるのは、コードバン製の希少なランドセルや、工房系の完全受注生産の手づくりランドセルが欲しい方です。

【スケジュール】
2022年8〜10月 カタログ請求
2022年12月~2023年2月 カタログ発送開始。
2023年1~2月 2024年度のラインナップや新作発表と同時に購入

【メリット】
・人気工房のカタログを確実に入手できる
・ラインナップ発表後、即売するような人気商品を購入できる
・早めに購入して安心できる
・早期割引(5~15%オフ)を利用できる

【デメリット】
・ランドセルを選んだり試着してから入学まで1年以上あるので、好みが変わる場合もある。

【4歳・5歳・6歳】年中さんの冬〜年長さんになる春スタート→ゴールデンウィークまでに購入

もっともスタンダードなラン活モデル。対象となるのは大手メーカーのランドセルや、工房系でも比較的在庫が安定している商品を購入したい方です。

【スケジュール】
2023年10月〜3月 カタログ請求
2023年2月 カタログ発送開始。2024年のラインナップや新作発表会を開催
2023年3~4月 展示会や店舗で試着して購入

【メリット】
・年長になる春休みを利用できる
・展示会が増える時期なので、いくつかのメーカーやブランドを比較できる
・比較的カラー展開がそろった状態で選ぶことができる
・早期割引(5~15%オフ)が利用できる

【デメリット】
・工房系のコードバンなど希少なランドセルは販売が終わっていることがある

【5歳・6歳】年長さんの初夏以降のスタート→夏休み中から入学までに購入

短期決戦、遅めのラン活スタート。対象は、特にこだわりのない方、面倒な情報収集を避けたい方、小学校受験の結果待ちの方です。

【スケジュール】
2023年6~7月 カタログ請求、もしくはホームページで情報比較
2023年8月〜12月 展示会や店舗で試着して購入

【メリット】
・焦らずのんびりとラン活できる
・ラン活の期間が短く、短期決戦で決めることができる
・アウトレットや型落ち品などセール価格(20~80%オフ)で購入できる可能性がある

【デメリット】
・ランドセルの到着が入学前ギリギリになる
・セール品はサイズや保証、機能などの念入りなチェックが必要

ラン活の第一歩! カタログを請求してみよう 請求先リスト32

ラン活のスタートは、まずはカタログ請求から。カタログは無料で請求できるところがほとんどなので、気になる工房やメーカーから取り寄せることから始めてみてはいかがでしょうか。ホームページでも情報は得られますが、紙のカタログであれば家族みんなで見やすいですし、しっかり比較しやすいのもメリットです。

ただし、イオンや三越伊勢丹のように、紙のカタログを配布せず、デジタルカタログのみというところも。ランドセルを扱うファッションブランドなどでは、カタログは存在せず、公式HPで商品を見るという形のところもあります。

ここでは、
・早めの請求がおすすめの特に人気の高いブランド
・代表的な工房系ブランド
・代表的な大手ブランド
・家具メーカー、文具メーカーのブランド
・個性派ブランド
この5つにカテゴリー分けして、計32ブランドのランドセルの特徴と、カタログ請求先リンク(カタログがない場合は商品情報のわかるリンク)を貼って紹介します!

※情報はすべて記事公開時点のものです。

早めの請求がおすすめ! とくに人気の高いブランド

■黒川鞄工房
創業125年富山発の老舗鞄ブランド。ランドセルのブランド名は「はばたくランドセル」。コードバンで7種、牛革で6種を展開するなど高級皮革ランドセルの希望者に人気。シンプルなつくりながら、工房系ランドセルの最大容量を実現するなどサイズ感にもこだわり。2024年入学者用のカタログ請求を受付中。2023年1月から順次発送予定。
https://www.kurokawa-kaban.com/randoseru/catalog

■土屋鞄製作所
1965年東京の下町創業の、ランドセルや皮革製品を扱う工房。150を数えるパーツと300を超える手仕事にこだわり、本革製品を中心に、洗練されたシンプルなランドセルづくりを続ける。2022年はかぶせ裏のデザインがおしゃれな「アトリエ」シリーズも人気だった。2024年入学用カタログは10月4日(火)から受付開始。
https://tsuchiya-randoseru.jp/pages/pre_catalog

■鞄工房山本
1949年の創業以来、奈良県の工房でランドセルを手づくりし続けている。コードバン、牛革、人工皮革で21種展開。ニスを塗り重ねる「コバ塗り」で生地には独特の艶がある。女の子向けは花やリボンのモチーフが入ったものが人気。2024年入学者向けのカタログ請求を受付中。申し込み順に、2023年2月以降発送予定。
https://www.kabankobo.com/request/

■萬勇鞄
洗練された品のあるランドセルを手縫い。すべてのランドセルにネーム刻印プレートがつく。刺繍、内布、ワンポイントなどでさりげなく個性を出している。生地は艶がなく、表面に見える立体的なシワ模様「シボ加工」が施されていて、傷に強いのが特長。2024年度入学用のカタログ請求を受付中。数量限定で革サンプルと一緒に届く。2022年12月中旬からの発送を予定。
https://www.manyu-randoselu.jp/c/catalog#latest

代表的な工房系ブランド

■池田屋鞄 
1950年創業のランドセル専門店。「ぴかちゃんらんどせる」が代名詞で、刺繍を入れないシンプルなつくりにこだわっている。扱う素材は牛革、クラリーノ、ベルバイオ、コードバン。現在は2023年度入学用カタログが請求できる。https://www.pikachan.com/catalog/2023/

■羽倉
特許取得の「鋲なしフラップ」が特徴で、美しさ、丈夫さに定評あり。デザイナーがこだわり抜いた色を皮革メーカーに発注し、特別に色付けされた独自の「羽倉色」を採用。2色のカラーが選べるオーダーランドセルも人気。2024年度入学用のカタログ請求を受付中。2022年12月下旬ころから順次発送予定。
https://form.hakura-randsel.jp/form/new

■村瀬鞄行
名古屋発、創業65年のランドセル・鞄工房。一から日本で手づくりし、手縫いにこだわった丈夫なランドセルを販売。耐久性を重視した「学習院型」モデルの、コードバン、牛革のランドセルが中心。現在は2024年度入学用のカタログ請求が可能。
https://secure.murasekabanko.co.jp/contact

■中村鞄
1960年創業。東京・下町発の手づくりランドセル専門工房。馬革コードバン・牛革ボルサ・人工皮革ベルエースの3種類の厳選した素材を使用し、全てのモデルが同じデザインなので統一感あり。やや小ぶりでシンプルなつくり。NASAがスペースシャトルの座席にも使用するシャトルクッションを背あてと肩ベルトに使用し、背負い心地を追求している。2024年度版カタログと革見本の請求を受付中で、2023年1月から順次発送。
https://www.nakamura-kaban.net/shop/contact/catalog.php

■MOGI(モギカバン)
創業93年のカバン店。コードバン、牛革、人工皮革、合わせて全184種類のオリジナルランドセルを展開。ランドセルの内側にもこだわり、「アメ豚一枚通し総内張り」をして教材の出し入れをスムーズに。業界初のキューブ型ランドセルを販売したことでも知られている。現在は、2023年度用カタログが無料請求できる。https://catalog.mogi.me/c-item-detail?ic=catalog

■ランドセル工房生田
1950年創業の、大阪発のランドセル工房。革の選定から裁断、糊付け、ミシン掛けと300 工程全てを一貫して自社で生産している。オリジナルランドセルの他、革・内装・ステッチなど細かい部分までオーダーメイドできるランドセルも人気。現在は2023年分のカタログ(革見本付き)を無料請求できる。https://www.randsel.jp/catalogue/

■盛田のランドセル 
シンプルなつくりで、工房の手づくりの良さと大手メーカー並みの機能性を兼ね備えたランドセルが魅力。アスリート向けメーカーのファイテイン社とコラボした「ファイテンリラックス」シリーズは、グッドデザイン賞2021を受賞。広がる小マチやサイドポケットなど収納力アップにも注視している。現在は2023年度入学用のカタログ(革見本は3枚まで)が無料請求できる。
https://www.morita-co.jp/c/randoseruetc/rando-catalog-2022

■大林鞄製作所 
創業50年以上になる愛知県のランドセル専門工房。工場直営で価格を抑えた手づくりのランドセルを販売。スタンダードランドセルと生地の素材から選べるオーダーランドセルがあり。現在は2023年入学向けの無料生地サンプルなどを配布中。
https://osk-progress.co.jp/contact/

■カザマランドセル
1950年創業の鞄工房ながら、人工皮革(クラリーノ)製に特化。特許取得の背カンは背中へのフィット感が高く、軽くて丈夫で使いやすいのが特長。横型や半かぶせのデザインも展開。現在は2023年度版のカタログが無料請求できる。WEBからそのまま見られるカタログもあり。
https://www.kazamarandoseru.com/catalog.html

■カバンのフジタ
創業65年、山形発のカバン工房。業界初の、光る牛革製ランドセル「ゆめピカ」機能を搭載。背あてには「ふっくら天然牛革」を使用し、背あてのカラー展開も豊富。装飾を抑えたキューブ型で軽い背負い心地と大容量を実現するなど、機能性をとことん重視している。2024年度のカタログが無料請求できる。数量限定で、2023年2月より発送を予定。
https://www.fujita-randoselu.jp/catalog-2024/

代表的な大手ブランド

■セイバン
ブランド名の「天使のはね」は、密着度を高め重心を上げる肩ベルトの構造から。色やデザインが豊富で、その種類は100種以上! セイバンが独自に設けている厳しい品質基準と強度試験をクリアした6年間の使用に耐えられる素材のみを使用。ぴたっと安定・ぴたっと密着して背負いやすい「Wぴたっと設計」が特徴。現在は、2023年度入学用のカタログが無料請求可能。
https://www.seiban.co.jp/catalog_request/

■フィットちゃん(ハシモト
特許取得の「フィットちゃん背カン」で、子どもの肩への圧力を軽減し、ランドセルが軽く感じられる設計になっている。車のライトで光る「安ピカッ」、背中のクッション素材が厚い「楽ッション」など独自の機能も充実。2024年度入学向けの無料カタログ請求がスタートしている。
https://www.fit-chan.com/catalog/

■ふわりぃ(協和)
1967年に業界初のクラリーノランドセルを発売した老舗メーカー。軽くて耐久性があり、比較的手頃な価格で購入できるのが最大の魅力。オーダーメイドランドセルや、障がい児用モデルにも注力。男女ともに人気なのは、軽くてカラバリ豊富で、暗い中で光る〝スーパーフラッシュ”。現在は2023年入学用のカタログ(公式ショップで使えるクーポン付き)が無料請求できる。
https://fuwarii.com/contact/n_randsel

■キッズアミ(ナース鞄工)
創業70年の鞄メーカー、ナース鞄工が自社工場の国内生産で手がけるランドセル。素材はすべてクラリーノを使用。タブレット収納ポケットや大容量のペリカンポケットなどたっぷり収納できるデザインが特長。オリジナル背あて「ウィンディソフト」やウィング背カンで、体へのフィット感と軽さも追求するなどポイントごとにこだわりあり。現在は2023年度入学用のカタログが無料請求できる。https://www.naas.co.jp/request

■ララちゃん(羅羅屋)
たっぷり・すっきり収納できる収納力が魅力。全シリーズに「マジかるチェンジ背カン」を搭載し、独自の背負い心地を追求。170億通り以上の組合せが可能なオーダーメイドも人気です。羅羅屋が素材メーカーのFILWELと開発した人工皮革「ベルビオ5」を全商品に使用。日本初の抗ウィルス・抗菌ランドセルとして注目度アップ。現在は2023年入学用のカタログが無料請求できる。
https://raraya.co.jp/catalog

■イオン
6年間かるがる背負える「かるすぽ」ブランドを展開。選べるカラーが多く、最大約230種類のラインナップを誇ります。収納力を重視した「みらいポケット」「ミラクルin」、軽さにこだわった「はなまるランドセル」、組み合わせは最大269万通りの「カスタマイズランドセル」をラインナップ。カタログは公式サイトからオンラインで見ることができる(現在は2023度モデル)。
https://www.aeonretail.jp/kidsschool/

■三越伊勢丹 
オリジナルランドセル「ロイスター」や大手ランドセルブランドの商品を取り扱うほか、PORTERやANNA SUIなど他業種とのコラボランドセルも多数展開しています。2023年度分カタログ請求はホームページからLINEの友だち登録後に可能。WEB上でデジタルカタログを見ることもできる。
https://www.mistore.jp/shopping/feature/baby_kids_f3/randoseru_bk#anc19

家具メーカー、文具メーカーのブランド

■コクヨ
文具メーカーのコクヨがママ達の声を反映してつくったランドセル。大マチ幅(ランドセル本t内の内寸)が工房系、メーカー系では最大13.5cmのところ、コクヨは14.5cmと大容量サイズ。たっぷり荷物が入り、両手を空けることができます。フィットちゃん背カン機能を搭載。現在は2023年度入学用のカタログを無料請求できる。
https://reg18.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mckh-lftenb-d9fa02f639c5fb78c2db1aee3c09dd69

■アタラ(atara)
日本の木を大切にする家具メーカー「キシル」がプロデュースするランドセル。「このは」「きのみ」といった自然をモチーフにした全9色を展開。形はコロンとしてかわいらしく、ニュアンスカラーがメインになっている。イタリア製レザーを使用し、すべて前かぶせのスタイル。現在は2023年入学分のカタログが無料請求できる。
https://www.atara-xyl.jp/f/catalog

■ニトリ
2万円台〜5万円台という手頃な価格でランドセル「わんぱく組」をラインナップ。上智大学や帝人と開発した新素材「エアリーグリップ」を採用するなど、軽くて丈夫で快適な日本製生地にこだわり。「メチャ!ピカ」「cubee」シリーズがグッドデザイン賞を受賞している。現在は、2023年度入学向けのカタログを無料請求できる。
https://reg31.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=maq-larfoh-86895ab4afbd681b2b09884fbbf5f727

アパレルや既存ブランドのスピンアウトなど個性派ブランド

■ミキハウス
子ども服アパレルブランド「ミキハウス」のランドセルは、人工皮革(クラリーノ)、牛革、コードバンの3種類。価格は110,000円〜330,000円とお高め。赤と黒を中心としたシンプルなランドセルのみ販売している。カタログはないので、公式サイトで商品をチェック。
https://www.mikihouse.co.jp/pages/randoseru-index

■ナルミヤ(メゾピアノ、アナスイ、クレードスコープ)
子ども服メーカー、ナルミヤ・インターナショナルが販売するのは、人気アパレルブランドのランドセル。各ブランドデザイナーが描く個性的なデザインを、ランドセル制作のパイオニア「加藤忠」が形にした。花やリボン、ハートのモチーフが愛らしいメゾピアノ、星や花、蝶のモチーフが効いたアナスイ、シンプルながらかぶせや内部のデザインが個性的なクレードスコープと3つのブランドから展開。ランドセルのみ集めたカタログはないので、公式サイトで商品をチェック。
https://www.narumiya-online.jp/shop/pages/2023randsel.aspx?from=fixbanner

■ファミリア
老舗子ども服アパレルブランド「ファミリア」のランドセルは、牛革、クラリーノに加えて2022年9月から「air ran.」が登場したことでも話題。本体はナイロン、背あてはポリエステル、かぶせに人工皮革を使って国内最軽量・約890gのランドセルを実現した。
現在、2023年度入学向けのカタログを無料請求できる(数量限定でなくなり次第終了)。「air ran.」は申し込みフォームが違うので、公式サイトで確認を。今までのモデル、新モデルともにオンラインカタログも見られる。
<通常モデル>https://www.familiar.co.jp/news/randoseru.html 
<新モデル>https://www.familiar.co.jp/news/air_ran.html

■アーティファクト 
フィットちゃんの姉妹ブランド。「造形美」にこだわり、後ろ姿の美しさを追求したデザインが特長。2024年度入学向けモデルの無料カタログ請求を受付中。
https://artifact-af.jp/f/catalogue

■池田地球
創業100周年の老舗ながら、NASAやムーミンなどとのコラボモデルに力を入れる。リサイクル素材を取り入れるなどSDGsへの取り組みも先進的。2023年度入学用のカタログ配布は終了。2024年度分は11月ごろから受付開始。
https://chikyubag.com/catalog/

■ずっと
人気インスタグラマーの「きなこさん」と「こどもと暮らし」が一緒につくったナチュラル系のランドセル。全モデルのうち半数は半かぶせ仕様になっている。2023年度入学向けの紙のカタログは330円で、生地見本は150円で販売中。
https://kodomotokurashi.com/ka-84154

■LIRICO(リリコ)
フリルなどロマンチックなデザインや、アンティークなデザインなどつくり込まれた世界観が特徴。半かぶせのランドセルも多い。現在は、2023年度入学用のカタログが無料で請求可能(※なくなり次第終了)。洋書のようなおしゃれなカタログが人気。
https://www.lirico.co.jp/request

■香久山ランドセル 
鞄工房山本の別ブランド。性別の枠にとらわれないランドセル選びをモットーに「香久山モデル」と呼ばれる、コンパクトなキューブ型の牛革ランドセルをつくっています。片手で簡単に開閉できる独自のかぶせシステムを採用。2023年度入学向けとしては、流行を取り入れたニュアンスカラーの5色を販売。カタログは公式サイトからPDFで見ることができる。
https://www.kaguyamakaban.com/f/randsel

ランドセルを実際に見てみたい! どこに行けばいい?

カタログを取り寄せて比較したら、実際のランドセルの質感や重さ、サイズ感や背負い心地、色などをチェックしたいですよね。ここでは、いつでも見に行ける常設の展示場所と、決められた期間や日時に見に行く場所、2つに分けてご紹介します。

いつでも見に行ける場所

各ブランドの直営店や常設店、また百貨店やスーパーなどは1年中ランドセルを見に行くことができます。
ただし、直営店の場合は予約が必要なことが多いので、事前に確認しましょう。

各ブランドの常設店舗

セイバン直営店、フィットちゃんショールームといった大手メーカーの常設店は全国主要都市に店舗があり、いつでもランドセルを見に行くことができます。また、各工房も、店舗数はそこまで多くありませんがの直営店舗やショールームを持っているところが多いです。

ただ、コロナ以降予約が必要な店舗が増えましたので、いきなり訪れるのではなく必ず店舗情報をチェックしてから行きましょう。直営店はランドセルに詳しい専任スタッフがいるので、相談しながらランドセル選びを進めることができます。

イオンなど量販店、百貨店、家具店、ホームセンターなど

下記に挙げるような量販店や百貨店、家具店、ホームセンターでも基本的には一年中ランドセルを置いています。こちらは予約は不要なので、気が向いたときに見に行くことができ、量販店や百貨店ではいくつかのブランドを1か所で比較することもできます。ただし、品揃えは量販店などで購入する人が多い時期がピーク。年中の2月くらいから年長の8月くらいがラインナップが豊富で売り場面積も広いでしょう。

・量販店
イオン、ヨーカドー、西友、アピタ・ピアゴなど
量販店は比較的手頃な価格の人工皮革製ランドセルが中心の品ぞろえです。中でもイオンはオリジナルランドセル「かるすぽ」ブランドに力を入れています。

・百貨店
三越伊勢丹、高島屋、大丸、松坂屋、阪急百貨店、阪神百貨店、そごう、西武百貨店など
百貨店は比較的高級モデルのランドセルや、アパレルブランドのランドセルも置いています。三越伊勢丹はオリジナルランドセル「ロイスター」を展開。

・家具店、ホームセンター

ニトリ、イト-キ、アクタス、キシルなど
ニトリは2万円台〜オリジナルランドセルを展開。

決まった日時に見に行く場所

店舗が少ない、または直営店を持たないブランドであれば、単独の展示会や合同展示会を開催しています。専門店が少ないエリアでも、全国各地を展示会で回るブランドもありますので、スケジュールをチェックしましょう。

各ブランドの展示会・イベント

展示会は、各社のラインナップがそろう年中の2月下旬頃から8月まで、主に土日や祝日に開催されます。

例えば協和のふわりぃの場合、2022年は3月から7月まで、全国各地の公共施設や貸会議室などで展示会を開催しました。協和本社のショールームでも1年中の展示はしておらず、3月19日〜7月10日の土日のみ開催、といったスタイルでした。都道府県別にいつ、どこで開催されるか公式サイトに明示されるので、2023年2月以降、お近くで実施される日程を確認しましょう。

また、直営店があるフィットちゃん(ハシモト)や工房系でも出張展示会を実施しているところがあります。

合同展示会

合同展示会は、いくつかのブランドのランドセルを比較しながら実物をチェックできる機会。いくつもの店舗を回る必要がないので、多数のランドセルを一度に見て選びたい方、迷っているのでとりあえず色々見たい方におすすめです。

例えば、2023年度入学者向けのYMG主催の合同展示会には、キッズアミやララちゃん、樋口鞄工房など22社が出展。出店企業数は会場によりますが、1会場平均720種類のランドセルが集まる大規模な展示会を実施しています。時期的には4月〜6月に集中しているので、2023年(2024年入学者向け)の情報を待ちましょう。

また、2022年の実例では2月下旬から鞄工房山本・セイバンのランドセル合同展示会が行われており、こういった人気ブランド独自の合同展示会もあります。

常設店でも期間限定のランドセルイベントがあることも……

常設店でもただ展示をしているだけではなく、期間限定のイベントを開催していることがあります。そこでは、ラン活やランドセルについて詳しい説明が聞けたり、新作をいち早くチェックすることができます。また工房系ではワークショップなど実施していて、キーホルダーやバッグなどの革製品をつくりながら、ランドセル選びが楽しめるところもあります。

例えばセイバンの場合ですと2022年は1月〜「セイバンのラン活教室」、2月に「新作ご案内会」といったイベントを直営店で開催。いずれも応募が必要でしたので、こちらも興味があれば事前に公式サイトを確認してみましょう。

工房系では、土屋鞄製作所の子ども向けワークショップが人気。例年2月に開催されることが多いのですが、2022年は直営店9店舗で、2月7日(月)〜20日(日)の期間、「ふしぎないきものバッグをつくろう」が実施されました。ランドセルの余り布とファッションブランド「ミナ ペルホネン」のはぎれ布を使ったオリジナルのサコッシュバッグをつくるワークショップ。参加費500円とリーズナブルなこともあって大人気だったので、2023年のイベントが実施される場合は早めの予約が必須ですね。

ラン活ではここに注目! 後悔しないランドセル選びのポイント6つ

ランドセル選びのポイントとなるのは、素材と価格帯、サイズと収納力、重さと背負いやすさ、デザインとカラー、安全性(光る機能など)、保証内容と条件の6つ。各項目についてご説明します。

ランドセルの素材と価格帯

ランドセルの価格は素材によるものが大きいです。代表的な3つの素材と価格帯を紹介します。

■コードバン(馬のおしりの希少な革)のランドセル
【平均価格帯】8万円台〜20万円台
【特徴】牛革より高級感があり、耐久性が高い。希少な部位の革を使うため、生産数が少なく即日完売することも。工房系で取り扱うほか、大手メーカーでも一部取り扱っている。

■牛革のランドセル
【平均価格帯】7万円台〜10万円台
【特徴】高級感があり、耐久性が高い。工房の職人による手作業でつくられるため、数量は限られる。工房系で取り扱うほか、大手メーカーでも一部取り扱っている。光沢のあるなめらかなスムース牛革や、表面に細かいシワ加工が施されたシボ牛革など牛革にも種類がある。

■人工皮革(クラリーノ、アンジュエール、コードレなど)のランドセル
【平均価格帯】3万円台〜7万円台
【特徴】軽くて丈夫で耐水性があり、傷がつきにくく型崩れしにくい。カラー展開が豊富で刺繍などの加工もしやすい。人工皮革の中でも特に水に強い素材、特に頑丈な素材、光沢がある素材など種類があり、素材メーカーと研究を重ね、独自の人工皮革を生み出すブランドもある。

参考記事>クラリーノのランドセルを徹底解説! 特徴とデメリット・おすすめランドセルも

ランドセルのサイズと収納力

これからランドセルを買うなら、サイズについては次の2点をチェックするといいでしょう。

・A4フラットファイル対応(内寸:横幅23cm×縦31cm以上)
・奥行を示すマチ(大マチ)は12~12.5cmが主流(11cmでも工夫があればOK)


A4フラットファイルは、クリアファイルではなくA4用紙に2つ穴を空けてとじることができるファイル。このA4フラットファイルが入るサイズであれば、教材もタブレットも収納できるので、「A4フラットファイル対応」であるかは必ず見てもらいたいポイントです。

また、単純に内寸サイズだけではなく、小マチや前ポケットといって外側にも収納できるスペースも含めてサイズや出し入れのしやすさをチェックするのがおすすめです。

参考記事>大型化が進むランドセル! サイズ選びはどこに注意すればいい?

ランドセルの重さと背負いやすさ

ランドセルの重さについては、素材やかぶせのふたの形状によるところが大きいです。
3つの代表的な素材別に平均的な重さを比較すると、下記のようになります。

・人工皮革のランドセル…平均重量は1,000g前後
・牛革のランドセル……平均重量は1,300g前後
・コードバン(馬のおしりの希少な革)のランドセル……平均重量は1,500g前後

このほかにナイロン素材のリュックのようなランドセルもあり、そちらは900gを下回る超軽量ランドセルになります。
また、かぶせの部分が短い「半かぶせ」の形状ですと、生地が少ない分重量は軽くなります。

背負いやすさについては、年中・年長の段階で試着して背負ってみたとしても6年間使ううちに子どもはかなり成長します。試着した感覚というよりは、下記の機能に注目してみましょう。

・背カン…背カンとは、肩ベルトと本体をつなぐパーツのこと。この背カンが「可動型」で、左右のベルトが子どもの成長や荷物の量に合わせて動くことがポイント。セイバンの「天使のはね」は、肩ベルトを根本から立ち上げることで背中への密着度が高まり、背負いやすくなったオリジナルの機能です。

・肩ベルト肩ベルトにクッション性があった方が、肩への負担が軽減されます。フィットちゃんの「楽ッション」は肩ベルトのクッション材を従来品より厚くし、肩への圧力を30%減らすことを実現しました。

・背あて…ランドセルを背負った際に背中にあたる部分。通気性が良い素材が使われているか、部位によって厚みを変えた立体構造で背中へのフィット感をアップさせているかに注目しましょう。

ランドセルのデザインとカラー

ランドセルのデザインとカラーについては、子どもがランドセル選びの基準とする大事な部分。同時に、選択肢が多過ぎていちばん悩む部分でもあります。

参考までに、2022年度の人気カラーランキングはこちら。[*1]

【女の子】
1位 紫/うす紫
2位 ピンク、ローズ
3位 赤
4位 水色
5位 うす茶色

【男の子】
1位 黒
2位 紺
3位 青
4位 緑
5位 こげ茶

デザインはシンプルなものから、刺繍や鋲、かぶせ裏のデザインが凝ったもの、2色の生地を使ったバイカラーやステッチの色で変化を出したものまで様々。

色は何色系がいいか、デザインはシンプルがいいか多少派手でも個性的がいいか、またはオーダーメイドで自分だけのランドセルを注文するのか……そこから決めるとだんだん選択肢が狭まってきます。

参考記事>ランドセルの人気色とトレンドは? 選び方のポイントも

ランドセルの安全性

ランドセルに「光る機能」がついていると薄暗い道でも車のライトなどに反射して目立つので、安全性が高まります。

フィットちゃんの「安ピカッ」、セイバンの「スゴ光」、ふわりぃの「スーパーフラッシュ」、フジタの「ゆめピカ」などが代表的です。

また、ランドセル自体に光る機能がついていない場合、光る機能付きのランドセルカバーをつけるというのも選択肢の一つです。

ランドセルの保証内容と条件

大手メーカーや有名工房であれば問題ありませんが、「6年間保証」がついているかは確認しましょう。

保証内容はブランドによって違います。基本的には「自然に使って壊れたものであれば無料で修理」というところが多かったのですが、条件問わず壊れたら直してくれる「完全無料保証」のブランドも徐々に増えてきています。

また、送料をどちらが負担するのか、どのパーツでも修理や交換できるのかなど、細かい部分もできる限りチェックしたいところです。

まとめ

ラン活が早まっていること、ラン活スケジュールは欲しいランドセルによることなど、ご説明してきました。イメージをつかんでいただけましたでしょうか? カタログ請求リストは各社特長もまとめて32社掲載しましたので、ぜひ比較の参考にしていただけるとうれしいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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