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容姿でいじめられた記憶が消えない。乗り越えて前に進んでいきたいのに……

何気なく生活している中でも悩みは尽きないもの。知人・友人だからこそ相談できる悩みもあれば、相談しづらい悩みもありますよね。そんな時に。今回は「LINEトークCARE」で人気・信頼の高い心理学やカウンセリングのプロにアドバイスをもらいました。お話を伺ったのは心理カウンセラーの、ガリさんです。

今回のお悩み相談

いじめられた過去の経験がフラッシュバック。身動きがとれなくなってしまいます。

学生時代、いじめられました。ふとした瞬間、脳裏によぎります。
特に外見について誹謗中傷を受けたことが深く心に残っています。面と向かって顔を否定されるってつらいことなのだと知りました。乗り越えて(この感情を)手放せるようになりたいと思う反面、いまふり返っても、あれは理不尽なことだったという思いが募り、身動きがとれなくなってしまいます。(27歳)

心理カウンセラー ガリさんの見解は?

つらい記憶は忘れにくいもの。思い出してしまったときは、自分に労りの言葉を。

「この感情を手放したい、手放そう、手放さねば、なぜ手放せないんだろう」と意識するほど、“この感情”は脳裏に焼きつき、思い出しやすいようになっています。
そこでやってみてほしいことは、今の自分の状態を「そうなんだ」と客観的に見てみることです。

いじめられたシーンや相手を思い出したときには「あぁ、わたしまた思い出しているな」、手放せなくて身動きがとれないと思ったときには「あぁ、手放せないな、動けないな」とつぶやいてみてください。
そんな自分に良い・悪いはないのです。

ただその状態の自分を見ながら、「思い出してもいいよ、手放せなくてもいいよ」「今のわたしのままでいいんだよ」と、つぶやいてみてください。だって、それだけつらい出来事だったんです。
「忘れなさい、いつまでそこに立ち止まっているつもりなの?」なんて言ったら、傷ついている自分にムチ打っているようなものです。

あなたの大切な人から、「何年も前の悲しい出来事を忘れられない」「どうにも動けなくてどうしていいのかわからない」と打ち明けられたら、なんと伝えてあげたいですか?
「そうか、それほど悲しかったんだね、つらいね、なんとかしようとしなくていいよ」「そのうち絶対に大丈夫になるよ」と伝えたいですよね。そんなふうに、自分にも労りの言葉をかけてあげてください。

そして、こう言ってみてください。「これからも、わたしは何度か思い出すだろう。すぐに水に流せるほど、わたしにとってどうでもいいことじゃなかったのだから……」
そう。もし思い出したとしても、それは想定内です。そんなときこそ、それほど傷ついている自分に、とびきりやさしくしてあげてください。そして、未来の中で、そのイヤな感情を手放した自分を設定してみてください。

手放してラクになって、笑顔で幸せに満ち溢れているあなたがそこにいるはずです。そんな自分を信じて「未来の自分」に聞いてみてください。
「ねえ、わたしはどうやってそうなれたの?」そこから、あなたが今本当にしたいことが見えてきます。

おそらくこれから、自分にやさしくしたり、相手を許したり、やりたかったことを思いきってやってみたりすることで、あなたは「昔そんなことがあったな」と思えるようになります。

何度も何度でも、そうなっている未来の自分をイメージしてください。その自分を何度も脳裏に登場させることで、人は自然とその姿になるようになっています。

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今回教えてくれたのは……
心理カウンセラー ガリさん

2度の婚約破棄を経て出会った「心屋流メソッド」により、幸せな結婚を掴んだ男性カウンセラー。巷にあふれる恋愛テクニックや小手先のモテテクとは異なる“ありのままで愛される方法”が、恋愛に悩む女性たちから高い支持を得ている。

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https://talk-care.line.me/nayami/

提供:LINE

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