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今からでも遅くなんかない! 自分らしく好きな仕事をみつけるヒントって?

みなさんは、時々、「私、このままでいいのかなあ」と思うことはありませんか? 今回は、金融会社営業職から保育士へと転身した、グローバルキッズ西巣鴨園園長の長田麻奈美さんにお話を伺います。仕事の内容がまるでちがう、異業種への転職って、不安はなかったの? 自分らしさを見つけるヒントを探ります!

自分らしさをみつけた! 3つの言葉

「子どもの頃のアルバムから、本当にやりたいことがあった!」
「30代半ばでの転職は、裏口から足を踏み入れた」
「いままでのキャリアは必ず生きる。無駄なことはない」

忘れていた”夢”を見つけた! きっかけは幼稚園の卒園アルバム

「短大卒業後、新卒で証券会社に入社しました。そこで営業職を約7年経験した頃に結婚。結婚を機に、その後の自分のことを考えるようになったんです。「私が本当にやりたいことは何だろう?」と考えるようになって……ふと、自分の子どもの頃のアルバムをめくってみたり(笑)。そしたら、幼稚園の卒園アルバムに『将来の夢は幼稚園の先生になること』と書いてあって。私の幼稚園時代の担任の先生は、年配のかたで、子どもにも保護者にも安心感を与えてくださる素晴らしい先生だったんです。その先生を見て、幼稚園の先生っていいなと思ったんですよね。アルバムをめくって自分の歴史をたどることで、自分が好きだったことや自分らしさが見えてきました。これが、保育士を目指すきっかけです」

30代半ばで保育士に。裏口入社を狙って就職セミナーでアルバイト!?

「保育士になるための勉強をはじめたのは34歳のとき。かなりの覚悟を持って足を踏み出しました。書店で教材を買ったり、通信講座を受けたり……人生のなかで一番勉強しましたね。そして半年後に保育士試験に合格!資格は取ったものの、経験がない状態での就職は不安でした。そこで働き方として、まずは派遣を選びました。数年間派遣社員として保育園に勤めたことで、保育士としての大変さも楽しさも経験できて、そこから保育士をやっていく自信も生まれたような気がします。そのタイミングで新たな場所で「今までの経験を試してみたい!保育士として業務の幅を広げたい!」と思い始め、正社員を目指すようになったんです。
就職活動は工夫しました。30代半ばでしたから、学生さんたちと同じようにスーツを着て就職セミナーに行くのは、ちょっと恥ずかしい。なので、裏口から入ろう! 思い立って(笑)、合同の保育士セミナーの単発のアルバイトに申し込みました。会場のセッティングや学生さんの誘導などのアルバイトをすれば、このセミナーに参加する企業の本当の姿がわかるはずだ! と、ひらめいたんです。

その会場が、今の職場であるグローバルキッズとの出会い。スタッフのみなさんがとても明るくて、楽しそうで、ブース自体が輝いていました。決定的だったのは、その会場に朝1番で入ってきた学生さんが、真っ先にグローバルキッズのブースの椅子に座ったんです。それらが印象的で、グローバルキッズのホームページを見たところ、とても自由な雰囲気で、新しいことに挑戦しようとしている姿勢が見えました。この様子に惹かれて、私もこの一員になりたい! と思い、グローバルキッズを受けることに。
ちなみに、就職セミナーの会場に最初に入ってきた学生さんは、私が入社した翌年の春に新卒で入ってきて、その後、ふたりでひとつのクラスの担任を2年間経験するなど、ずっと一緒に働いています。不思議な縁を感じます」

グローバルキッズとは>>

役に立てる瞬間は幸せ。働くお母さまを支えることができた

「保育士の仕事は、お子さんの大切な命をお預かりして、成長を見守りながら保育をするという、とても責任のある仕事。そして、日々の成長を通して子どもたちから多くのことを教えられる、大変幸せでやりがいのある仕事です。また、子どもだけでなく、保護者との関わりや交流も大きな役割なんです。

3年前、1歳児クラスの担任をしていたときに、ふたりめのお子さんを妊娠なさったお母さまがいらっしゃいました。そのお母さまが勤務なさっている企業では、当時、産休や育休を取りづらかったようで。『ふたりめが生まれるにあたって、仕事を続ける自信がなくなってきました』と、ぽつりとおっしゃったんです。その言葉を聞いて、私は、『会社の後輩の方々のためにも、ぜひ、率先して産休と育休を取ってください。そして、また仕事に励んでください。その間、私たちは精いっぱい、おひとりめのお子さんをお預かりしますから」と申し上げました。そうしたら、お母さまは『がんばってみます』とおっしゃって、退職をせず、今も生き生きとお仕事をなさっています。こうやって、微力ながらも、お母さまのお役に立てたかもしれないと思える瞬間は、とてもうれしいですね」

グローバルキッズ「7つの保育環境」>>

回り道じゃない! いままでの経験は必ず生きる

「企業で働いていると、一緒に働く同僚や先輩たちに保育園からよく電話がかかってきていました。『お子さんが熱を出しました。お迎えに来てください』と言われて、急に早退しなければいけないお母さんたちの姿を、私は現場で見てきたんです。だから、お母さんはどの時間帯が忙しいとか、そのあたりのことは想像できる。
その他にも、保育だけでなく、運営やマネジメントのことにも目が向くという点は、金融機関での経験が大きいと思います。入社して5年目の今年の4月から、私はグローバルキッズの西巣鴨園の園長に就任したのですが、これは、以前の職業の経験があったからこそだと思います。まったく畑違いの職業に転身しても、自分自身のキャリアは必ず生かされるのだと実感します。

まわりの上司や先輩、同僚からたくさんのことを教わってきたことで、今の自分があります。もともと、みんなで力を合わせて物事を形作っていくという、チーム制の仕事が好きなので、保育士の仕事は性に合っているのでしょうね。落ち込むことがあれば、悩みや迷いはすべて職員たちに話して、アドバイスをもらうようにしています。心から信頼できるメンバーと一緒に、大好きな子どもたちと保護者の方々と関われる今の仕事は、楽しくてたまらないです。一生、保育士の仕事を満喫したいです!」

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「豊かに生きる力を育てる」グローバルキッズ

保育施設や学童施設の運営を行う『グローバルキッズ』は、2006年に創業。東京や横浜などの都市部を中心に、現在、グループ全体で100の保育施設を運営しています。職員ひとりひとりが生き生きと働ける環境のなか、「豊かに生きる力を育てる」を保育理念に掲げて子どもの健やかな成長を見守り育んでいます。

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提供:グローバルキッズ

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