紫外線が気になる季節に知っておきたい「ビタミンE」とは?専門家から学ぶ、アーモンドミルクの楽しみ方
紫外線対策と聞いて、まず思い浮かぶのは日焼け止めや日傘。ところが、健やかな毎日のためには、紫外線対策だけでなく、日々の食生活にも目を向けることが大切なのだそうです。
そこで今回は、その理由を知るべく、マイナビウーマンのレポーターが江崎グリコ主催の「紫外線対策×ビタミンE セミナー」に潜入! 日頃から日焼け止めや日傘は使っているものの、「食生活との関係」はあまり意識したことがないというレポーターが、専門家の話を聞いてきました。さらにセミナー後には、アーモンドミルクを使った料理5品も実食。「アーモンドミルクって料理にも合うの?」という素朴な疑問も、実際に食べて確かめます!

江崎グリコとアーモンドの出会いは1930年
最初に登壇したのは、江崎グリコ株式会社 健康イノベーション事業本部の江川直さんです。江崎グリコとアーモンドの出会いは1930年。創業者の江崎利一が渡米した際、現地でアーモンドの栄養やおいしさに触れたことがきっかけでした。

その後、アーモンドを使用した商品を次々と発売し、2013年にはアーモンドミルクの販売を開始しています。粒のアーモンドは硬くて食べにくいという高齢者の声もあり、栄養をより取り入れやすい飲料という形を採用したそうです。

製法にも特徴があります。一般的なアーモンドミルクには、アーモンドをつぶして搾った液を使うものがありますが、江崎グリコではアーモンドを細かくすりつぶしてペースト状にし、乳化させているのだとか。江川さんは、「飲むだけでなく料理にも使ってほしい」と話しました。
曇り空でも油断禁物! 美容だけでなく健康面でも重要な紫外線対策
続いて、気象予報士の井澤愛巴さんが「UVケアは『美意識』から『健康常識』へ」をテーマにセミナーを行いました。

気象庁は2026年、最高気温40℃以上の日を「酷暑日」と新たに定義しました。2025年夏の日本の平均気温も、統計開始以降で最も高かったといいます。
さらに注意したいのが紫外線です。つくばの定点観測では、地表に到達する紫外線量は1990年の観測開始以降、増加傾向にあります。
「紫外線による健康被害には、日焼けのような急性のものと、長期にわたって浴び続けることによる慢性のものがあります。紫外線を慢性的に浴びると、しみやしわのほか、皮膚がんなどの病気のリスクを高める恐れもあります」(井澤さん)

紫外線対策で注意したいのは、晴天時に降り注ぐ紫外線だけではありません。紫外線は薄い雲を透過するので曇り空の日でも油断は禁物です。また、地表面で反射する点にも注意が必要です。井澤さんによると、紫外線の人体への影響の強さを示す「UVインデックス」は気象庁の情報で確認できるとのこと。夏は1年の中でも特にUVインデックスが高くなるため、空模様を見るだけでなくしっかりと紫外線量を確認することがポイントです。
井澤さんは、紫外線対策を美容目的だけでなく、世代を問わず健康を守るための習慣として考えることが大切だと述べていました。
「肌の健康寿命(スキンロンジェビティ)」を考える
続いて登壇した皮膚科医の田尻友恵さんが紹介したのは、「肌の健康寿命(スキンロンジェビティ)」という考え方です。老化のサインが現れてから対処するのではなく、先回りして備えておくという発想です。

「人生100年時代、体の健康寿命を意識することは私たちの日常になりました。それならば、最外層の臓器であり、第一印象を決める肌の健康寿命も、同じように延ばしていくべきではないでしょうか」(田尻さん)
田尻さんによると、肌老化の原因は、紫外線などの外部要因が約8割、自然老化が約2割といわれているそうです。紫外線を浴びると活性酸素が発生し、酸化ストレスによって細胞やコラーゲン繊維などにダメージを与える可能性があるといいます。

「もちろん、紫外線対策の基本は、日焼け止めを塗る、衣類を着る、日傘を差すといった外側のケアです。これらは非常に重要です」(田尻さん)
そのうえで田尻さんは、日々の食生活にも目を向けることが大切だと説明し、栄養素の一つとして抗酸化作用を持つビタミンEを紹介しました。
毎日の食事にビタミンEを取り入れるには?
最後に、管理栄養士の吉野愛さんが「夏こそ意識したい、食事からのビタミンE」をテーマに、具体的なビタミンEの取り入れ方を紹介しました。

ビタミンEは、ナッツ類や植物油、魚介類などに含まれる脂溶性ビタミンです。吉野さんによると、アーモンドに含まれるビタミンE(α-トコフェロール)は、可食部100g当たり約30mgで、ゴマの約300倍にも上るといいます。一方で、体内に十分ためておくことが難しいため、日々の食事から意識して補うことが大切だと解説しました。
また吉野さんは、ビタミンEとビタミンCを組み合わせて摂ることも紹介しました。たとえば、アボカドにレモン果汁を加えるといった方法がおすすめだそうです。

アーモンドミルクは、そのまま飲むだけでなく料理にも使えます。吉野さんが自宅でよく作るのはたらこスパゲティ。牛乳や生クリーム、バターの代わりに、アーモンドミルクを使用するそうです。
「まずはドリンクから日常に取り入れてみてください。ラテやスムージーをアーモンドミルクで作るのもおすすめです。慣れてきたら、ぜひ料理にも使っていただきたいですね」(吉野さん)
アーモンドミルク料理をレポーターが試食! そのおいしさにびっくり!
セミナーでしっかり学んだあとは、いよいよ試食タイム!
この日用意されたのは、「彩り野菜と鶏そぼろのアーモンドミルク出汁和え麺(冷)」「トウモロコシとアーモンドミルクのカレー風味炊き込みご飯」「豚肉のアーモンドミルク煮」「アーモンドミルクでタルタルソース(鮭のフライ・温野菜)」「アーモンドミルクとアボカドバナナアイス」の5品です。

「アーモンドミルク=そのまま飲むもの」というイメージがあったレポーターにとって、めんつゆや豚肉、炊き込みご飯との組み合わせはどれも新鮮。さっそく、一品ずつ味わってみます!
まず手に取ったのは、彩り野菜と鶏そぼろのアーモンドミルク出汁和え麺。通常は水で割るめんつゆをアーモンドミルクで割った一品です。「めんつゆとアーモンドミルクって、本当に合うの……?」と半信半疑の様子でしたが、ひと口食べると――


続いては、吉野さんが講演で「個人的に一番のイチ押しメニュー」と紹介していた豚肉のアーモンドミルク煮。アーモンドミルクのコクを生かした一品とあって、レポーターの期待も高まります。

さらに、アーモンドミルクだけで炊き上げた炊き込みご飯や、アーモンドミルクを使ったタルタルソースも試食。飲み物だけではなく、ご飯やソースにまで使えることに、レポーターも驚いた様子です。

そして最後は、「アーモンドミルクとアボカドバナナアイス」。熟したアボカドとバナナ、アーモンドミルクなどを合わせて冷凍したデザートです。
5品を食べ終えたころには、「アーモンドミルクは飲むもの」という当初のイメージもすっかり変わった様子。5品の試食を通して、料理からデザートまで幅広く使えるアーモンドミルクの意外な一面を知ることができました。
毎日の食事に、アーモンドミルクという選択肢を
今回のセミナーで語られたのは、日焼け止めや日傘といった外側からの対策を基本としながら、毎日の食生活にも目を向けるという考え方。抗酸化作用を持つビタミンEの特徴や、毎日の食事への取り入れ方についても紹介されました。ビタミンEを含むアーモンドミルクは、飲み物としてはもちろん、料理にも幅広く活用できます。今回の試食を通して、日々の食事に取り入れる方法の幅広さも見えてきました。
「紫外線対策と食事って、どうつながるんだろう?」という疑問から始まった今回のセミナー体験。外側からの対策を基本としながら、毎日の食生活にも目を向けるという考え方を学び、アーモンドミルクが料理にも幅広く使えることを実際に味わうことができました。
江崎グリコでは、ビタミンEの特徴や抗酸化について紹介する特設ページ「実はすごいぞビタミンE」を公開しています。気になる方は、あわせてチェックしてみてください。
