休井美郷さんが宋美玄先生と女性の健康についてトーク! 産婦人科が身近になった体験を語る
自分の身体と心に意識を向けて、健やかに生きていきたい。でも、日々の生活の中で健康に向き合い、考える時間を持つことは難しいものーー。
2025年6月25日、女性の健康について「話す」「知る」ためのイベント「Mint+ Meeting presented by あすか製薬株式会社~ つながる声が、わたしを強くする~」が開催されました。イベントには産婦人科医の宋美玄(そんみひょん)先生(以下、宋先生)と、2023年に子宮頸がんの一歩手前の「高度異形成」であることを公表したタレントの休井美郷さん(以下、休井さん)がゲストに登壇。自分の身体に向き合うことの大切さや産婦人科の頼り方、定期健診の重要性などを語り合いました。
本記事では、そんなイベントの様子を紹介します。産婦人科に対してなんとなく抵抗感がある方、女性の健康に関するヒントを探している方は必見です!
宋美玄(そんみひょん)先生産婦人科医、丸の内の森レディースクリニック院長。産婦人科医として周産期医療や女性医療に携わる一方、TVやインターネット、雑誌などでさまざまなメディアを通じて、医療に関する情報を発信する。産婦人科医の視点から社会問題の解決やヘルスリテラシーの向上を目指して幅広く活動している。
休井美郷さんタレント・モデル。恋愛リアリティーショーに出演し、「あざとかわいい」キャラで大ブレイク。2023年に子宮頸がんの一歩手前の「高度異形成」(こうどいけいせい)と診断されたことを公表し、健診の重要性を広める活動も行う。
女性の健康について参加者みんなで考える
今回のイベントは、一人ひとりの女性が「自分らしく生きる」を叶えるために、参加者皆さんで女性の健康について考えることをコンセプトに開かれました。宋先生と休井さんによるトークセッションのほか、休井さんにリアルタイムで質問ができるQ&Aコーナーが設けられ、参加者全員が自分ゴトとして、身体と心に向き合える時間になりました。
イベント会場には短冊が用意され、イベント参加者が七夕飾りのように、健康に関する願いを書いて飾りました。
休井さんの願いは、『自分自身を大切に』。ご自身の体験からこの思いが強くなったそう。
イベントを主催した「あすか製薬」は、長年ホルモンの研究を通じて女性医療に向き合ってきた製薬会社です。創立100周年を迎えた2020年6月に「女性のための健康ラボMint+」を社会貢献のために立ち上げ、医師や専門家監修の下で女性特有の病気や悩みに関する情報を発信し、女性の健康をサポートしています。
イベントでは「Mint+」のコンセプトが紹介されました。
心理的なハードルが高い産婦人科、「一度受診したら印象が変わって通いやすくなった」
不正出血や口内炎など体調不良が続いて産婦人科を受診
トークセッションでは、まず休井さんが「高度異形成」と診断されたきっかけである産婦人科を受診した経緯を振り返りました。
「人間ドックのお仕事をいただいた時に、マンモグラフィー怖いなとか、診察台に乗るのが嫌だなと思って一度はお断りしました。でも、たまたまそのタイミングで不正出血があったり口内炎が増えたりと、体調不良が続いたことからやっぱり受けたくなって受診しました」(休井さん)
休井さんのように、産婦人科へ行くことに抵抗感を持つ女性は多いようです。でも、そのハードルを越えてほしいと宋先生は訴えます。
「産婦人科は症状がないと行きづらいし、まだ妊娠した人が行くところというイメージを持たれています。デリケートゾーンの内診とか、羞恥心や怖さもあって受診したくない気持ちもわかりますが、そこでしか得られない情報があります。最近は女性医師も増えています。実際に来ている人は“別に普通ですけど”って感じなので、一度行ってしまえば、心理的なハードルが無くなると思います」と宋先生。
実際に休井さんも、「一度受診したら印象が変わって通いやすくなった」と言います。
「マンモグラフィーも思ったほど痛くなかったんです。正しい知識を身につけることが大切だと思います。病気が見つかったときは検索魔になってしまって、気がつくと朝の4時とか5時とかまで調べていることもありました。何が正しくて正しくないのか、わからなくて……」と実体験をもとに語ってくれました。
定期健診は選択肢を知れる、未来への投資
現在は、3カ月に1回、産婦人科の健診に通う休井さん。宋先生によると、特に何もなければ1年に1回の定期健診がおすすめとのこと。
「私たちのやっていることって病気の治療もありますが、予防に関することも多いんです。今は本当にいろいろな選択肢があって、それを知って自分でアクションを起こすかどうか決める。現状のメリットも感じられるし、未来への投資としての面もあるので、ぜひ定期健診に来てほしいです」(宋先生)
休井さんの健康あざとテク、「腸活」「せいろ蒸し」に続く第1位は……?
続いて、実際に休井さんが取り組んでいる3つの「健康あざとテク」が紹介されました。3位の「腸活」、2位の「せいろ蒸し」に続いて、1位は「トレーニング」。なんと、週2回のパーソナルトレーニングを4年ほど前から続けているそう。
「今日も全身、筋肉痛! 夏なので肌見せできるように、背中をメインに鍛えています。デッドリフトという筋トレを頑張っていて、自分の体重と同じくらいの重りをがっつり上げています」と休井さん。
その話を受けて宋先生は、「もう完璧ですね。定期的なトレーニングは自律神経にもいいですし、腸を整えて、しっかり食べて、動いてって素晴らしい!」と感嘆しきりでした。
年齢とともに変化する自分とどう向き合う?
「年相応のキレイがある」「今のベストを作れていれば、それでいい」と思って生きる
参加者から事前に募集した質問に、休井さんが答えるQ&Aコーナーでは、体調不良と仕事の両立や彼とのマンネリ回避テクなど、さまざまな質問が寄せられました。その中から、2つご紹介します。
Q.健康を意識しながら、美しいプロポーションを維持する秘訣は何ですか?
休井さん:トレーニング! 未だに、トレーニングに行く1時間くらい前まではめっちゃイヤなんですけど(笑)。でも行ったら気分がすっきりして、悩みごともまあいいかと思えることもあって。心の健康にもつながっていると思います。モチベ―ションの上げ方は、「今日これをやらないと、明日の私がかわいくない」、「今日やらないと、明日ヤバイ」って思うことです。
宋先生:普段の生活から骨盤を立てて座るなど、姿勢を意識すること。肩と骨盤が最大限離れるように背骨を均等に伸ばすと、横隔膜が動きやすくなって自然と腹式呼吸ができるようになります。女性にとって大事な骨盤底筋も横隔膜と一緒に動くので、姿勢を正すことは健康にいいうえに、美しいプロポーションにもつながると思います。
Q.恋愛リアリティーショー出演のときから、かわいい休井さんの大ファンです! 年齢とともに白髪や体型の変化に落ち込む日々ですが、休井さんが日常で悩んだとき、どう気持ちを前向きにしていますか?
休井さん:年相応のキレイがあると思います。「昔の方が好きでした」みたいなDMが来たりするんですが、今は34歳。数年経ったら、そりゃこうなりますよって。確かに落ち込むこともあるけれど、あのころになかったものが今の私にはある。今のベストを作れていれば、それでいいと思って私は生きています。
宋先生:外側だけきれいにしていても、ダメなときが来るんですよ。インナービューティが大事。女性ホルモンって多すぎてもよくなくて、年相応のいいバランスというのがあります。そういった知識と整える方法を知っていると、前向きになれると思います。
PMSでも頑張らないといけないときの対処法をアドバイス
続いて、参加者からリアルタイムで受け付けた質問にも答えていただきました。その一部をご紹介します。
Q.最近、SNSの影響で若い女性の「痩せ」が問題視されていますが、おふたりはどのように考えてらっしゃいますか? SNSを見るとスタイルのよい女性が多く、「BMIや見た目を気にして痩せなきゃ!」と思ってしまいます。
休井さん:最近は、ガリガリに痩せていることを、みんな美しいと思わなくなってきているんじゃないかな。私も2年くらい前は“痩せなきゃ”と思いすぎていて、そのときって頬がこけて実年齢よりも老けちゃったり……。そんな無理に痩せなくていいと思います。多幸感あふれている女性の方が魅力的じゃないですか?
宋先生:ある程度の年齢になってくると、脂肪は財産に変わります。標準体重の人だと、4割くらい体脂肪から女性ホルモンが分泌されると言われています。痩せすぎは排卵が止まったり骨折したりするので、本当によくない。
Q.生理前に体調不良(PMS)がある。でも仕事を頑張らないといけないとき、何かおすすめの対策方法があれば教えてください。
宋先生:症状にもよりますが頭痛なら頭痛薬、便秘なら便秘薬といった対処療法や、自分の体質に合った漢方薬。あと、PMS(月経前症候群、Premenstrual Syndrome)が来るなってわかっているなら、その時期に大変な仕事を入れないようにするとか。
休井さん:私も以前、お薬を服用していた時期があって。その時はすごく助かりました。
Q.生理前後の不調、どこからが“病院に行くべきサイン”ですか?
宋先生:不調があれば、必ず受診してください。サインがあるとすれば、「大切な仕事やプライベートのイベントがある日に、生理前後の不調が重なったらイヤだな」と思ったそのタイミングです。
産婦人科は女性の健康と美のお手伝いができるところ
最後にイベントを振り返り、休井さんと宋先生から会場の参加者にメッセージが送られました。
休井さん:私は一歩踏み出す勇気の大切さを、身を持って感じています。病気が発覚したのも、ちょっと怖いけれども、産婦人科へ行ってみようという勇気があったから。だから、今の幸せな時間があると思っています。みなさんにも、「一歩踏み出す勇気」を心のどこかにとどめておいてほしいなと思います。
宋先生:産婦人科は、心も身体も健康に、内面から美しく輝けるようなお手伝いができるところかなと思います。受診してちょっとでもよかったと思ったら、周りにも伝えていただければ、ネガティブなイメージがなくなっていくのかなと。ぜひ、一歩を踏み出していただけたらと思います。
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今回のイベントを通じて、改めて、自分の心と身体に向き合うことの大切さを感じることができたのではないでしょうか?
自分を知ることは、自分を守ることにつながります。もっと産婦人科を身近な存在と捉え、辞書のように活用できる「Mint+」のWebサイトにも、この機会にぜひアクセスしてみてください。正しい知識を身につければ、自分らしく前向きに過ごしていけるはずです。