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トイレが近い、残尿感がある……。膀胱炎がひどくなる前に行いたい早めの対処

提供:小林製薬

トイレが近い、残尿感がある……。膀胱炎がひどくなる前に行いたい早めの対処

「さっき行ったばかりなのにトイレが近い」
「おしっこをしたときに残尿感がある」
「おしっこをするときに下腹部が痛い」

こういった症状に悩まされたことはありませんか?

おしっこのときツーンと痛い 残った感じでムズムズする…

それは膀胱炎」の症状かもしれません
膀胱炎は、男性よりも女性のほうが発症しやすく、繰り返しやすいともいわれている病気。放っておく重症化してしまう恐れもあるため、早めのケアが肝心です。

そこで今回は、膀胱炎の原因や症状を悪化させないための対処法などについて医師の桑島先生に伺いました。

桑島靖子医師

膀胱炎に悩んでいる女性は多い?桑島先生に聞く、膀胱炎の原因と諸症状

――本日はよろしくお願いします! そもそも、膀胱炎とはどういった病気なのでしょうか?

桑島先生

膀胱は、内面が伸縮性のやわらかい粘膜でできた袋で、この粘膜が伸び縮みすることで尿を溜められる仕組みになっています。その膀胱が炎症を起こすのが、膀胱炎です。

桑島靖子医師

――膀胱炎になると、どのような症状が出るのでしょうか?

桑島先生

主な症状は、頻尿や残尿感、排尿時の痛み、尿が濁るなどです。悪化すると、血尿が出ることも。また、膀胱内の菌が腎臓に流れて腎盂腎炎を誘発する恐れもあります

膀胱の炎症には5段階

膀胱のさらに奥の腎盂にまで細菌が感染し、腎臓にまで炎症が及ぶ病気。発熱、腎臓周囲の痛み、腰痛、全身の倦怠感などの症状を伴います。

――放っておくとどんどん重症化するんですね……。症状の特徴を具体的に教えていただけますか?

桑島先生

トイレに行く回数は3時間に1回程度が普通なので、1時間に1〜2回も行くというのであれば頻尿と考えていいでしょう。

また、トイレに行ってもちょっとしか出ずに残尿感が残ったり、排尿の終わりに下腹部に痛みを感じたりするのも、膀胱炎の特徴的な症状です。ちなみに膀胱炎の痛みというのは、排尿時以外にはほとんど感じません。

桑島靖子医師

――誰でも発症する可能性があるものなのでしょうか?

桑島先生

そうですね、特に女性は誰でも発症する可能性があるといえるでしょう。男性に比べて膀胱炎になる確率が高く、5人に1人の割合でかかるともいわれています。

――そんなに身近な病気なんですね! 膀胱炎はどういったことが原因で発症してしまうのでしょうか?

桑島先生

主な原因は、膀胱に菌が入ること。菌が尿道をさかのぼって膀胱に入り、膀胱内で増殖してしまうのです。女性の場合は、肛門からの大腸菌が原因である場合が多いといわれています。女性は尿道が短いため、菌が侵入しやすいのです。

膀胱←細菌

桑島先生

とはいえ、菌が尿道から膀胱へ入ったとしても、即座に膀胱炎になるわけでありません。身体が健康な状態であれば防御機能が働き、菌と戦って増殖を抑えることができます。

――では、どんなときに膀胱炎にかかりやすくなるのですか?

桑島先生

睡眠不足のときや、ストレス・疲労が溜まっているとき、月経時などは、身体の免疫力が落ちて防御機能が低下し、症状が起こりやすくなるでしょう。また、月経前後や性行為後など、陰部に菌が繁殖しやすい状態にあるときも発症リスクが上がります。

身体の免疫力が落ちているときは要注意

桑島先生

さらに、慢性的に栄養不足の方や冷え性の方も要注意ですね。こういった方は免疫細胞が十分に働かなくなり、菌に対する抵抗力が衰えやすいのです。

この他にも、日常生活の中でのちょっとした行動や習慣が、膀胱炎にかかりやすくしていることがあります。

桑島靖子医師

――そうなんですか! どういった行動や習慣が良くないのでしょうか?

桑島先生

以下のような項目が挙げられますね。当てはまる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

CHECK POINT

膀胱炎は繰り返しやすい?見直したい生活習慣と予防法

――膀胱炎は繰り返しやすいと聞きますが、なぜなのでしょうか?

桑島先生

若い人の場合、抗生剤を飲んで菌を除去してしまえば治ることがほとんどですが、中には1年に2〜3回繰り返す方もいます。再発する理由としては、やはり先ほど挙げたような発症しやすい生活習慣が関係していると思われます。

桑島靖子医師

――再発しないようにするためには、普段からどのようなことに気をつけるべきでしょうか?

桑島先生

一言でいうと、「健康的な身体作りをする」に尽きますね。「栄養不足にならないように食事をしっかり摂る」「睡眠を十分に取る」「ストレスを溜めない」といったことに気をつけていれば、身体の免疫力・抵抗力が向上し、膀胱炎を防ぐことにつながります。

合わせて、先ほどの5つのポイントにも注意してみてくださいね。

膀胱炎になったらどうすればいい?ひどくなる前に早めの対処が肝心!

――「膀胱炎かもしれない」と思ったら、どう対処すれば良いのでしょうか?

桑島先生

医療機関を受診するのが確実ですが、仕事が忙しかったり、長期の連休時は病院が休みで受診できなかったりするケースもあるかと思います。

膀胱炎は早めの対処が大事なので、そういった際は市販薬を利用するのも良いでしょう。早めにお薬を飲むことで、症状が和らぎ、だいぶ楽になるはずです。

桑島靖子医師

——とても勉強になりました! 桑島先生ありがとうございました!

桑島靖子医師

膀胱炎は女性に起こりやすい病気で、実に5人に1人がかかるといわれているほど。決して他人事とはいえません。

桑島先生いわく、膀胱炎になった際は早めの対処が大切とのこと。病院を受診するのはもちろん、市販薬で対処するのも方法のひとつです。市販薬は、ネットショップやお近くのドラッグストアで購入してみください。とにかく我慢は禁物です!

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