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恐怖の「食べ合わせ」による、肥満スパイラル! その組み合わせ、ホントに大丈夫?

漬け物文化にめぐまれたわが国では、どの季節でも、濃い味の食べ物があります。そして濃い味の食品って、組み合わせ次第で、ついついいくらでも口にしちゃいますよね。たとえばいまの季節だと、キュウリの辛子漬けとビールとか。

ですが一説によれば、濃い味のもの同士での食べ合わせで、太ってしまうとも言われています。その説が本当なのかどうか、東京イセアクリニック・ダイエット外来の管理栄養士・西谷洋子(にしたに・ひろこ)さんに訊いてみました。

西谷さんによると、味の濃い食品自体に高カロリーなものが多いというわけではないそうです。味の濃いものを食べると、ついつい一緒に他のものの食がすすむので、そう思われているのではないかと。ご飯がすすむおかずや、ビールがどんどん飲めてしまうおつまみ。人それぞれで好きな組み合わせは様々ですが、問題は以下の点。

濃い味のものを食べると、ご飯やアルコールを知らず知らずのうちに多めに摂ってしまいます。すると、エネルギーや塩分の過剰摂取になります。そしてそれは結果的に、体重増加にも影響してしまう、というわけです。

では、「どういう組み合わせの食品が肥満に良くないか」というのは、組み合わせの問題ではなく、飲食をする量や頻度によるので、一概には言えないとのこと。それでは、どうすれば、濃い味のものを食べ過ぎないですむでしょうか。

味の濃い料理を薄味にする工夫は、いくつかあるそうです。料理に酸味や香りをプラスする。だしをきかせたり、焼き目を加えて香ばしさをプラスするなどします。それならば薄味でも、美味しくいただけるとのこと。他にも季節の旬のものは、素材そのものの味を楽しむことができるので、自然と薄味にできるそうです。

箸が進むのは、健康な証拠。だけど「腹八分目に医者いらず」ともいいます。美しいプロポーションを維持するためには、美味しいものを食べているときも、食べすぎないよう自制心をもちたいですね。

(ロックスター水江)

東京イセアクリニック
http://www.tokyoisea.com/

※この記事は2013年07月26日に公開されたものです

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