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「君の名は。」は●位! 二十歳が「一番読んだ小説」ランキング

「honto (ホント)」を運営する大日本印刷 (DNP)とDNPグループの書店およびトゥ・ディファクトは共同で、 hontoサービス実施店の丸善、 ジュンク堂書店、 文教堂とhonto.jpサイトで購入された書籍や電子書籍の販売データをもとに集計した「2016年 二十歳(はたち)が一番読んだ小説ランキングを発表しました。結果は以下のとおり。

1位『君の名は。』(新海誠)

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同作は、出会うはずのないふたりの男女が入れ替わり地球を救うSFファンタジー。いわずと知れた2016年の大ヒットアニメ映画の原作が堂々の1位に輝きました。

2位『君の膵臓をたべたい 』(住野よる)

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2016年本屋大賞第2位を獲得した『君の膵臓をたべたい』が2位にランクイン。映画実写化も決まっている同作は、ヒロインを新人女優・浜辺美波と北川景子、主人公をアイドルグループ・DISH//の北村匠海と小栗旬の、それぞれW主演となっています。

3位『何者』(朝井リョウ)

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大学生のリアルすぎる就活シーンを切り取った『何者』は見事3位にランクイン。まるで自分のことかと思うくらい身にせまる描写は、多くの20歳の心に響いた結果となったようです。

4位以降

●4位『また、 同じ夢を見ていた』(住野よる)

●5位『植物図鑑』 (有川浩)

●6位『コンビニ人間』(村田沙耶香)

●7位『羊と鋼の森』(宮下奈都)

●8位『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦)

●9位『言の葉の庭』(新海誠)

●10位『秒速5センチメートル』(新海誠)

4位以降の作品には『君の名は。』の作者である深海誠の2作品ほか、同ランキング2位の『君の膵臓をたべたい 』の作者、住野よるの作品がランクインする結果となりました。また芥川賞受賞作である『コンビニ人間』も6位にランクイン。

この結果を受け、honto広報担当土佐勝彦は、「2016年は『君の名は。』の大ヒットに見るように、直木賞や芥川賞、 本屋大賞などの受賞作品をベースに映像化した作品が本の世界に留まらず人気化するという昨今の流れに乗ったランキングとなりました。」と話し、「若者の読書離れと言われる中、 本から発信され、 映像化され、 再び本に回帰してくるというサイクルができ、 若者の心に本が響いているという証ではないでしょうか?」と結んでいます。

まとめ

いかがでしたか? 映画化でもおなじみの人気作品が見事上位に入るランキング結果に、みなさんも納得したのではないでしょうか? 昔理解できなかった本も、年をとると理解できることもあるもの。20歳のころに読んでいた本をもう一度読み直してみるのもいいかもしれませんね。

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2017年01月09日に公開されたものです

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