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『薬屋のひとりごと』シリーズの著者が贈る、古都が舞台の、あやかし謎解き糸紡ぎ噺

大人気作のライトノベル『薬屋のひとりごと』(主婦の友社)著者の新作で、和風テイストの謎解きミステリーが11月20日、マイナビ出版ファン文庫より発売される。
この小説は、日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」でも話題になっていたもので、ファン文庫では初のホラー風味の作品となっている。カバーイラストは『黒手毬珈琲館に灯はともる』や『幽落町おばけ駄菓子屋』シリーズなどの人気作の装画を手掛ける六七質氏。

とんとんからん、とんからん。
舞台は古都・玉繭神社にある機織り小屋。
そこで今日も巫女の絹子は布を織っている。田舎の辺鄙な村から出てきた彼女は、社務所に住みながら日本文化や機織りを大学で教えている非常勤講師なのだ。絹子の住処は大家が管理し、シロとクロという若者がいつも美味しい料理を作ってくれて快適だが、その寮の住人の数も、そこにどんなモノが住まうのかも、絹子は知らない――。あるとき、彼女は生徒から「神隠しに遭ったかも」と相談を受けるが……。

日常を過ごす中で、ふと違和感を覚えるときはありませんか?
それは人のせい? それとも見えないナニカのせい?
絹子の手元から紡がれる美しい糸が護(まも)るもの。この世で本当に怖いのは、あやかしか、それとも――。

独特の世界観に引き込まれること間違いなしの、まるで映像を見ているかのような気持ちになれるこの作品を秋の夜長にぜひ読んでみて。

●『繰(く)り巫女(ひめ)あやかし夜噺~お憑かれさんです、ごくろうさま~』(日向夏:著、六七質:イラスト)
全国書店、Amazon、マイナビBOOKS、楽天ブックスなどにて11月20日発売!
発行:マイナビ出版
定価:¥647+税
ファン文庫公式サイト https://book.mynavi.jp/fanbunko/

※この記事は2016年11月18日に公開されたものです

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