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【遠距離恋愛成功のコツ03】遠距離カップルが会うときに気をつけるポイント

ゆうきゆう

遠距離恋愛カップルにありがちな悩みやトラブルを、精神科医のゆうきゆう先生が「男女の心理の違い」から解決してくれる本連載。「こんなときどうすればいい?」という女性の疑問に、遠距離恋愛スタートから結婚というゴールに向けて、ゆうきゆう先生が恋愛のステージに合ったアドバイスをしてくれます!

遠距離恋愛の一番の楽しみは、やっぱりお互いが会って一緒に過ごすことですよね。月に1度は会えるカップルや、半年に数回しか会えないカップルなど、どれくらいの頻度で会えるかは距離や状況によってさまざま。2人が交互に行き来できればベストですが、仕事の忙しさによっては、なかなか都合が合わないこともありますよね。そんなとき、無理して自分から会いに行ったり、彼に連続して会いに来てもらったりしていませんか? 遠距離カップルが会うときに気をつけるべきポイントについて、ゆうきゆう先生に聞いてみました!

遠距離恋愛では2人の公平性を保つことが大切!

可能であれば月に1度くらいは会いたいところですが、遠方だと費用もかかりますし、会う以外にも移動の時間がかかります。また、お互いに仕事をしている状態では、金銭的な負担以上にまとまった時間を割くことが難しく、数カ月に1度のペースで会うといったカップルも珍しくはありません。

基本的に距離の遠さと会いに行くときにかかる負担は、ほぼイコールです。場所によっては交通の利便性がいいところもありますが、多くの場合は遠ければ遠いほど肉体的にも時間的にも、そして金銭的にも負担が増えます。そのため、「どちらか一方だけが相手に会いにいく」というのは非常にバランスの悪い付き合い方だと言えるでしょう。それぞれの事情があるとは思いますが、なるべく「お互いが交代で会いに行く」ようにしておくと公平性が保たれます。

遠距離恋愛中、「公平性を保つ」ことは、お付き合いを長続きさせるうえで重要なことのひとつです。というのも「自分だけが相手に尽くしている」「自分だけが頑張っている「という気持ちになると、女性は「自分の方が相手を好きだから我慢しよう」と思いやすいのですが、男性は「こんなに報われない付き合いを続ける意味があるのだろうか?」と思いはじめてしまうからです。尽くした分、相手に価値を感じるという心理パターンは確かにありますが、見返りが少なすぎると、男性にとっては今後も頑張る意味を見いだせなくなってしまうのです。そのため、「お互いが一緒に頑張っている」というスタンスが感じられるよう、適度にバランスをとることが大切なんですよ。

金銭面ではお互いの収入に見合ったバランスを意識

会いに行くときは、「時間的」「肉体的」「金銭的」な負担が発生します。もし「会うための負担」が「会えるよろこび」を上回ってしまうと、途端にお付き合いが楽しくなくなってしまいますし、遠距離恋愛のネガティブな面を強く感じやすくなります。会えない間のやりとりもそうですが、会うことに際してもどちらかの負担が大きくなりすぎていないか、注意が必要です。

そのため、「金銭的な面では問題ないけど、会いに行ける時間がない」という場合は、自分が交通費を負担して彼に会いに来てもらってもいいでしょう。もし金銭的なやり取りに抵抗があるなら、前もってチケットを郵送したり、2人で交通費を積み立てるための口座を用意しておくのがおすすめです。宿泊費などが必要な場合も、共同の口座から出費することで不満が出にくくなります。

遠距離はどうしても金銭的な負担が大きくなりますから、通常は折半するように話し合っておくのがベストです。「イベントのときだけは片方が負担する」「相手が来てくれたときは自分が食事やホテル代を負担する」など、バランスよく費用負担を分散していきましょう。ただし、あまり細かく計算しすぎないことと、お互いの収入に見合うように調整していくことが大切です。

会えないときはビデオチャットがおすすめ!

彼となかなか会えないときは、メールや電話だけでなく、ビデオチャットを活用するのがおすすめです。文字や声だけではあなたの存在を遠くに感じやすいですが、映像でいろいろな表情が見えると、身近に感じやすくなるからです。連載第1回で「遠距離では受ける刺激が少ない」と言いましたが、顔を見ながら話ができると視覚からの情報が加わり、心理的な距離が縮まりやすくなるのです。写り方や服装などに気を使う必要はありますが、かわいい部屋着やきれいに見える角度を研究しつつ、彼に「早く会いたい!」と思ってもらえるように、気持ちを盛り上げるツールとしても活用していきましょう。ちなみに、視覚情報は男性のテンションを上げやすいので、メールで新しく買った服の画像や、試着した画像を送るのもいいですね

なお、会えないときは切ないものですが、相手を責めたり愚痴っぽくなる表現は控えましょう男性はちょっとした女性の不満や愚痴で、自分がとても責められているように感じることが多いのです。また、寂しいからといって一日に何度も電話をしたり、メールの返信を急かすなど、相手の時間を必要以上に消費させる行為もNGです。あまり相手の生活ペースを崩すと、「俺はそもそも遠距離に向いてない」と思いはじめる可能性があります。特にLINEやメールは残りやすいものなので、内容には注意が必要です。連絡はなるべく明るい話題で、2人の未来の予定を計画したり、彼が2人の関係をポジティブに考えられるような話題を選びましょう。

<今回のまとめ>

・最低でも毎月1回のペースで会えるとベスト
・お互いが交代で会いに行く
・金銭面はお互いの収入のバランスで調節し、負担が同じくらいになるように
・会えないときはビデオチャットで男性の視覚を刺激
・会えないからといって彼を責めたり、愚痴を言うのはNG

(文/ゆうきゆう イラスト/寺崎愛)

※次回は11月10日(木)17時更新です!

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※この記事は2016年11月03日に公開されたものです

ゆうきゆう

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