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【良縁遠ざけ女子】OKな「元彼への連絡」とNGな「元彼への連絡」のちがいとは

にらさわあきこ(文筆家、美容研究家)

「幸せな結婚につながるような恋愛がしたい!」と思っていても、なかなか「いい出会いがない」と嘆いている女性は少なくないはず。もしかしたら、自分では気がつかないうちに、出会いのキッカケを逃してしまっているのかも……。そこで、恋愛・婚活研究所主宰のにらさわあきこさんが、「良縁を遠ざけてしまうNG行動」を毎回ご紹介。解決のヒントをチェックして、素敵な異性を引き寄せる女性へと近づいて♪

●今回の良縁“遠ざけ行動”は?

「寂しいと元彼に連絡してしまいがち」

元彼に連絡をしてもいいことはないとわかっていても、寂しいとつい連絡をしてしまう女子のみなさま、こんにちは、「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。「いらないものを捨てなければほしいものは手に入らない」などと言いますが、元彼についてはどうなのでしょうか? 今回は、「寂しいと元彼に連絡してしまいがち」な行動を取り上げてみましょう。

●目的がある場合は問題なし

たとえば失恋直後などに、彼のことが忘れられなくて、つい連絡をしてしまう……というのはよくある話ですよね。傷が癒えるまでは未練から、つい連絡を取ってしまうものですが、こういう場合はいいと思うのです。誰だって、失恋直後は、そもそも新しい出会いに挑戦する気になれないし、なんらかの「癒し行為」は必要だろうと思うから。

そうでなくても元彼とやり直したいとか、友だちになりたいなどの「目的」があっての連絡ならば、いいのです。それらの行動は、今後なんらかの関係を彼と築きたいという「建設的なもの」だから。

でも、彼と「どうなりたいわけじゃないけど、つい連絡をしてしまう」というのならば、注意が必要です。なぜかというと、そうやってあなたが元彼に連絡をしている間にも「現実界」では確実に時が流れているからです。

●現実逃避は何も生み出さない

そう。元彼に連絡をしてしまうという行動は、実は「現実逃避」。その自覚があるのなら、問題はないのですが、無意識に行っているのなら問題視するべきでしょう。なぜかというと、女性にとって元彼は紛れもなく「異性」。だから元彼に連絡するだけでも、なんとなくロマンチックな行動(つまり恋愛活動)をしている気分になってしまう。すると、あなたが本来行うべき「新しい恋を求めてゆくための行動」がおろそかになってゆくのですね。
元彼に連路を取ること自体は、アイドルにファンレターを書いたり、宝塚にときめいたりするのと同じで、禁止すべきものでもないのですが、アイドルにときめくのとちがって、元彼は現実的に接点のある相手。なので、「妄想」であると気づきづらいのが、大きな問題なのですね。

●元彼への連絡は「癒し」に過ぎないと自覚しよう

もちろん、その行動が結果的に復縁に結びつき、元彼とあなたは今後また付き合うことになるかもしれません。または、その行動があなたを落ち着かせて、日々を安定した気持ちで過ごさせてくれるのかもしれません。けれど、あなたが「新しい恋をしたい」と本音の部分で思っているのなら、元彼に連絡をするのは、やはり効率が悪いです。だって、実際のところ、その行動は「恋愛活動」ではないのだから。
ということで、元彼に連絡をするのは精神的な癒しにしか過ぎないとしっかり自覚して、恋を求める活動を現実でもちゃんとはじめていきましょうよ。

●まとめ:「寂しいと元彼に連絡してしまいがち」なあなたへのアドバイス

「元彼との恋」を武器にしよう!
とはいえ、これまでの経験を反省する必要はありません。だって、あなたは過去にしっかりと恋愛をしたからこそ、「元彼」という存在を手にすることができたのです。つまり、元彼は、「目的」にはなりえないけれど、あなたにとっては強い「武器」。何かあったときに、癒しやアドバイスを求めることのできる貴重な存在なのですね。だから、元彼という武器を使って、次の新しい恋はしっかり勝ちにいこうじゃないですか。

(文:にらさわあきこ イラスト:カツヤマケイコ)

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※この記事は2016年10月19日に公開されたものです

にらさわあきこ(文筆家、美容研究家) (文筆家・恋愛婚活研究所主宰・美容研究家)

文筆家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容などの分野で取材・執筆活動を行う。未婚男女の実情に迫った『未婚当然時代』(ポプラ新書)や婚活する女性たちを描いた『婚活難民』(光文社)、『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など著書多数。2019年からは美容活動「美活」を積極的に行い、簡単&ラクに綺麗になるための情報を発信中。
インスタ:akiko_nirasawa_beauty
ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!』

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