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常識、それとも非常識!? 結婚式のご祝儀に2万円を包む人に対して思うこと6つ!

ファナティック

一般的に、結婚式のご祝儀は「3万円」が相場だと言われています。「2人が将来別れることを予感させるような、割り切れる数字は縁起が悪い」と嫌われているから、という理由の他に、1万円はお料理代、もう1万円は引き出物代、さらに1万円はお祝い金、という意味合いがあるそうです。しかし、近年では不景気のあおりを受け、「2万円でもOK」という風潮も。では、実際に2万円をご祝儀にもらった場合、新郎新婦はどう感じるのでしょうか? 既婚の男女に、正直な気持ちを教えてもらいました。

<女性の場合>

■2万円でも十分!

・「私は構わないと思います。こんな世の中ですし、お金のない人もいるのですし」(31歳女性/その他/クリエイティブ職)
・「今のご時世、2万でもかなりうれしい」(24歳女性/食品・飲料/その他)

地方によっては、1万円かそれ以下、会費制が当たり前、という場合もありますから、2万円でも十分な額だと考える人もいるでしょう。また、時世のことをよく理解していれば、2万円でも捻出するのが難しい人がいることもわかるはず。

■常識がない

・「一般常識のない人だと思ってしまう」(35歳女性/その他/その他)
・「私の友人は5人中4人が2万円でした。正直、常識がないと思いましたし、申し訳ないですが、結婚式後その人たちの見方が変わりました。全く疎遠ではないですが、連絡を取る頻度は減りました」(29歳女性/医療・福祉/専門職)

世の中の風潮は「2万円もアリ」とはいえ、常識的に考えれば、相場は3万円。お祝い金がもらえず、プラスマイナスゼロでは、いくら親しい友人からのご祝儀でも、「え……」と引いてしまうかも。

■付き合いがそんなにないのなら……

・「明らかに人数合わせで呼ばれたのであれば、3万包む義理はない」(32歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)

新郎と新婦の間で、お互いが呼んでいるゲストの数が合わず、仕方なく「数合わせ」で呼ぶ人も中にはいます。そういう人からもらった額が2万円でも、文句は言えませんね。

<男性の場合>

■別になんとも……

・「偶数は縁起が悪いと聞いているが、事情がある友人もいるので何も思わない」(28歳男性/アパレル・繊維/経営・コンサルタント系)
・「特になんとも思わない。1万円よりは2万円の方が良い」(35歳男性/医療・福祉/専門職)

ご祝儀の額にはいろいろないわれがありますが、いちいち細かいことを気にしない、「もらえただけでもいい」と考えられる人も。2人の門出にはとにかくお金が必要ですから、少なかろうが何だろうが、ご祝儀をもらえただけでラッキーかもしれません。

■こういうことしちゃう人なんだ……

・「割れない数字が社会常識。常識知らず」(33歳男性/学校・教育関連/その他)
・「普通は3万円なのにこの人はこういう人なんだと思ってしまう」(35歳男性/自動車関連/技術職)

やっぱり、男性も同じく、「常識がないな」と感じる人がいるようです。3万円という数字は、社会人になれば多くの人が知るものでしょうからね。わかっていて2万円なのか、本当に知らなくて2万円なのか……どちらにせよ、常識を疑いたくなる気持ちもわかります。

■俺って大切な友だちじゃないのかも……

・「友人の中ではあまり大事な部類に入らないのかも」(35歳男性/その他/その他)
・「普通3万は包むのによっぽど参加したくなかったのに嫌々だったのか、よほどお金に困っているかのどちらかだろうと思う」(33歳男性/情報・IT/技術職)

親しい友だちだと思っていた人物から、相場以下の金額をもらったら、常識以前に、その人が自分のことをあまり好意的に思っていないんじゃないか、と疑いたくもなってしまうようです。こういうときは、金額に気持ちが出ますからね。

まとめ

一般的になりつつある、とは言え「ご祝儀2万円」はまだまだ新郎新婦にとって、うれしいものか、そうでないものか、危ういラインです。家計が苦しくてどうしようもない場合を除いて、本当にお祝いしたい、と思う人の結婚式に参列するときは、前もってご祝儀貯金を計画的にしていきたいですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年9月にWebアンケート。有効回答数女性199件、男性177件(22歳~38歳の働く男女)

※この記事は2016年10月05日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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