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兼業主婦VS専業主婦お得なのは⇒●●主婦! メリット比較

ファナティック

結婚にあたって、女性は結婚後も仕事を続けるか否かの選択に迫られます。専業主婦を望む人、社会で働きたいと望む人、言い分はさまざまですが、社会人の女性たちはどちらの生き方がお得だと考えているのでしょうか。アンケートの結果はこのようになりました。

Q.専業主婦と兼業主婦、どちらがお得だと思いますか? 自分の気持ちに近いほうをお選びください。

専業主婦 30.0%

兼業主婦 70.0%

7割の女性が、兼業主婦のほうがお得だと考えているようです。くわしい理由を聞いてみました。

【「専業主婦」と回答した女性の意見】

■恵まれた環境で家事育児ができる

・「仕事との両立の事で悩んだりせず、家事の事一本で集中できるし、自由な時間もあるから」(25歳/建設・土木/事務系専門職)

・「税法上、配偶者控除があるから」(36歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

仕事と家事・育児を両立させるにはさまざまな壁があることも事実です。税法的なメリットも受けながら、家事や育児に専念できれば、何事も中途半端になる事態は免れるでしょう。

■社会でのストレスから解放される

・「働きに出るとストレスも増え、それを解消するための支出も増える。そうなると何のために働いているのか分からなくなるから」(31歳/その他/その他)

・「家のことだけきっちりすれば、時間も自由に使えるし、会社にいるより有意義に過ごせそうだから」(31歳/情報・IT/その他)

社会で働く以上、ついてまわるのが精神的なストレスです。ゆったりと季節の移ろいを感じながら生活できるのは、専業主婦のメリットと言えるでしょう。

【「兼業主婦」と回答した女性の意見】

■金銭的な余裕が持てる

・「金銭面で余裕ができて、好きな買い物がしやすくなる」(27歳/金融・証券/営業職)

・「稼げるときに稼ぎたい。老後や今の生活を豊かにできる」(27歳/電力・ガス・石油/営業職)

無駄遣いをしない限り、夫婦2馬力のほうが家計は楽になります。金銭的な余裕があれば、資産運用や学資保険など、子どものためにお金を残すこともできるでしょう。

■社会的なつながりを維持できる

・「社会を見ることができる。主婦の意見と社会人の意見を聞くことができる。世間が広がる」(31歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)

・「家庭のよさも味わえて社会にも携われて両方得られるから」(26歳/医療・福祉/専門職)

家と地域の中だけで過ごすことに抵抗がある人もいるようです。より豊かに社会生活を送っていくためには、ビジネスを通して得られる知識や経験も必要かもしれませんね。

■いざというときの切り札になる

・「仕事をしていると、仕事を理由に役回りから外れることができる」(35歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

・「父と不仲な母が、専業主婦で生活力がないため、離婚できずに苦しんでいるのを見てきたから。自分で稼いだお金をきちんと持っておきたい」(26歳/情報・IT/事務系専門職)

「仕事があるから」は兼業主婦が持っている最強の切り札です。学校や地域の役回りは仕事があれば物理的に無理と判断され、万が一の離婚の際も自分の強みになるでしょう。

まとめ

一言に「夫婦共働きで豊かな家庭を目指す」と言っても、実際には103万円・130万円の壁などもあり、それを突破しようと思えば結果的に独身時代と大して変わらない税金を納めることになるなど、社会的なメリットは五分五分といったところでしょう。問題は結婚生活の中で自分が何を一番に優先したいと考えるか。損得勘定にとらわれず、思い描く家庭像に近づける方法を選択したいものですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年9月にWebアンケート。有効回答数150件(22歳~36歳の働く女性)

※この記事は2016年10月01日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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