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【男女のちがい】「専業主婦になりたい」という女性についての印象

ファナティック

かつては結婚したら女性は仕事をやめて家庭に入るのが普通でした。その後女性の社会進出が進み、結婚してからも共働きのままの夫婦も増えてきています。男性が育休をとったり女性も出産や子育てが落ち着けばすぐに職場復帰したりと、夫婦のあり方も働き方も多種多様になってきました。そんななか、かつて普通だったように「結婚後は専業主婦になりたい」と考える女性について、どう思うか働く男女それぞれに聞いてみました。

〈男性の意見〉

■結婚後はしっかり子育てに専念するべし

・「専業主婦というか子育てに専念するなら大歓迎。ただ専業主婦というのであれば反対」(34歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)

・「結婚後はどちらかは仕事はやめるべき。子育てもろくに出来ずに問題児を作っている友人が多数いるから」(29歳男性/不動産/営業職)

子育てのためなら大歓迎、という意見が目立ちました。女性・男性を問わず、どちらかひとりの親は子育てのため家庭に専念するべきという声も。

■経済的に問題がなければオーケー

・「金銭的に問題ないのであればむしろそっちの方がありがたい」(32歳男性/その他/事務系専門職)

・「その方が家庭を守って貰えて嬉しい」(34歳男性/その他/販売職・サービス系)

あまり家事が得意ではなかったり仕事が忙しかったりする男性にとっては、外で働いてもらうよりも家のことをきちんとやっておいてくれるほうがうれしいようです。家に帰ったとき、誰かが出迎えてくれるとしあわせを感じますよね。

■完全に養うことには抵抗がある

・「働きたくないという気持ちはわからなくはないが、このご時世でそれはよっぽど高給取りの旦那じゃないと何かあったときに怖いし、出産育児でもないのに働かないのは、ただ養って欲しいと言っているのと同義なので、正直勘弁して欲しい」(33歳男性/情報・IT/技術職)

・「専業主婦として家庭を守ってほしい気持ちもあるが、結婚相手に養ってもらって当たり前という気持ちの表れであるので、仕事は続けてもらいたい」(27歳男性/電機/技術職)

一方で、完全に自分が養うことになるのはいやだという意見も見られました。フルタイムは無理でも、パートやアルバイトを続けてほしいという声も。

〈女性の意見〉

■それもひとつの選択肢

・「旦那様の稼ぎが良ければ、一つの手段としていいと思う」(35歳女性/その他/その他)

・「お金に余裕があれば、とてもいいと思う」(25歳女性/建設・土木/事務系専門職)

家のことと外の仕事をふたりで役割分担するのはやはり効率的な選択肢ですよね。お金に余裕があれば、という条件はつきますが、肯定的に受け入れる女性も多いようです。

■専業主婦も大変な仕事

・「いいと思う。専業主婦だって大変な仕事だから」(32歳女性/その他/クリエイティブ職)

・「良いと思う。専業主婦も立派な仕事だし、その中で自分のやりがいを追求すれば良い」(34歳女性/その他/営業職)

お金をもらえるわけではないので忘れがちですが、専業主婦として家族の家事を一手に引き受けるのはかなりの重労働。しっかり家事をこなすことの大変さを思えば、ただ怠けたいだけなんて言えませんよね。

■社会に触れることは大事

・「旦那の稼ぎがいいならいいが、社会から取り残されて考え方が自分本位になるなら働いて社会に触れていたほうがいい」(31歳女性/その他/その他)

・「旦那さんの給料がいくら良くても、パートでもいいから少しでも外に出たほうがいいと思う。働いてないと周りの社会からも離れがちになるし、世間の動きを感じることができないから。遊びに行ったり習い事とはまた違う刺激に触れたほうがいい」(26歳女性/金融・証券/専門職)

専業主婦として、社会から完全に隔絶されてしまうのは少しリスクが高そうですね。収入が目的ではなくても、多少は働きに出て世間の動きを感じられるようにしたほうがいいかもしれません。

まとめ

収入的に厳しいという意見は多いものの、男性女性ともに専業主婦に好意的な声が目立ちました。男性・女性ともに家事と仕事の両立はむずかしいですよね。それぞれの夫婦が自分たちに合ったかたちのライフスタイルで過ごせるよう、どんな働き方も普通に受け入れられる社会になってほしいものです。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年8月にWebアンケート。有効回答数209件(25歳~35歳の働く女性)、200件(25~35歳の働く男性)

※この記事は2016年09月26日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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