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実はそんなに難しくない!? 1年間で100万円貯めるコツ

フォルサ

「今どれくらい貯金はありますか?」と言われても、社会人経験の年数などで、金額に差があるのはどうしても仕方のないこと。そこで今回は、1年間で100万円以上貯金できているか否か、20代~30代の社会人男性に聞いてみました。

Q:1年間で100万円以上貯金していますか?

・Yes……44%
・No……56%

Yesの人にはその貯め方のコツを、Noの人には貯められない理由について、それぞれ教えてもらいました。

Yesの方

●強制的に貯める

・「毎月、給料から5万円ずつ、年2回のボーナスから20万円を貯金している」(33歳/商社・卸/事務系専門職)

・「ついつい使ってしまうため、強制的に給与天引きしている」(31歳/自動車関連/技術職)

・「ボーナスは、なかったものにしてそのまま全額貯金する。そうするとボーナスだからという贅沢をしなくなるから」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

・「毎月、天引きの定期預金や投資をすること」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

Yesの回答の中で圧倒的に多かったのが、給与天引きなどによる強制貯蓄。やはり手に持ってしまうと使ってしまうので、それならば初めからなかったことにして、使えるお金をセーブするのがお金を貯める一番の近道なようです。

●ムダ使いカットする

・「無駄遣いしなければすぐたまる。タバコも吸わない、酒も飲まない、インドア趣味」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「我慢。一食二食食わない覚悟がいる」(33歳/商社・卸/営業職)

・「無駄な支出を減らす。ほしいものがあっても本当に必要か考える」(26歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

やりくりしてお金を貯めようとすると、やはり多少のガマンは必要なようです。ムダ使いや衝動買いはNG! 本当に必要なものなのかなど考えて、思いとどまるのも貯金への第一歩です。

●自然と貯まっている……

・「普通にそのくらい貯まるのでは?」(34歳/情報・IT/専門職)

・「無駄な出費は押さえていれば自然に貯まりました」(24歳/建設・土木/技術職)

・「何もしていないけど、それくらいは勝手に溜まる」(23歳/ホテル・旅行・アミューズメン/営業職)

コメントできないぐらい、うらやましい回答です。あえていうならば、それだけ高収入でもあるのでしょうか。勝手に貯まる秘訣を教えてほしかったですね。

Noの方

●収入が少ないので貯金までは無理

・「そんなに収入はありません。自動車ローン、生命保険を差し引くと手元にはほとんど残りません」(38歳/学校・教育関連/専門職)

・「家賃や光熱費の支払いで、残ったお金を全部貯金しても100万もたまらない」(37歳/機械・精密/営業職)

・「日々の生活費に使ってしまう、足りないくらい」(38歳/警備・メンテナンス/その他)

「No」という回答のなかで圧倒的に多かった意見。収入自体が少ないので、生活費やローンで出ていくばかりで、貯蓄に回す余裕はないとのこと。決してムダ使いをしているわけではなく、「貯めたい」「貯めなくてはいけない」と思ってはいても、現実はなかなか厳しいようです。

●…使ってしまうから、貯まりません

・「生活費に消えてしまうし、息抜きに自由に使うお金もあると、そんなにたまらないから」(27歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)

・「趣味にほとんどお金を使ってしまうのでなかなか貯まらない」(33歳/運輸・倉庫/その他)

・「自己投資に金がかかる。将来への貯金だと思っている」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

ぶちゃけ貯まらない訳は、趣味や買い物に使ってしまうから。当たり前といえば、当たり前の結果ですが、ただ、仕事に集中するには息抜きも必要です。自分で分かっていればOKなのでは? なかには、自分の将来への投資として、経験や勉強などに使っているケースもありました。

まとめ

正直なところ、年間100万円以上貯蓄できている人がこんなにもいたのは、ちょっと予想外でした。けれど、その理由やコツを聞いてみると、それぞれ涙ぐましい努力のたまものでした。貯蓄できていない人の多くが、収入の少なさを理由に挙げていますが、果たしてあなたは、どちら派でしょう? 一気に100万円の貯金は無理でも、少しずつコツコツと、チリも積もってヤマとできる方法もありますよ。

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年8月にWebアンケート。有効回答数100件(22歳~40歳の働く男性)

(フォルサ/はらだやすこ)

※この記事は2016年09月21日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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