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働かずに十分な収入があったら……それでも●%の男性が「仕事を続ける」と回答!

フォルサ

もしも、働かなくても食べていくのに不自由しないお金があったとしたら……? 今の仕事は続けますか? それとも辞めますか? どちらを選ぶか、男性に正直な気持ちを聞いてみました。

Q.あなたに働かなくても食べていけるだけの収入があったら、今の仕事は辞めますか? 自分の気持ちに近いほうをお選びください。

・辞める……45.4%
・続ける……54.6%

「続ける」の方がやや多い結果となりました。それでは、「辞める」「続ける」を選んだ理由やエピソードを、それぞれ聞いてみましょう。

「やめる」と回答した人の意見

●やりたいことをする

・「もっと社会の為になる仕事をしたいから、お金が有るなら辞める」(33歳/商社・卸/事務系専門職)

・「今の仕事はやりたいことではないから辞める」(26歳/情報・IT/技術職)

・「実家に帰り自分で事業を起こす」(39歳/情報・IT/営業職)

やりたいことがあるけれど、お金を稼がなくてはならないから、イヤイヤ仕事を続けているという人もいるはず。そのような人からは、お金の心配がなくなったから、好きなことをしたいという回答が寄せられました。自由になるお金があれば、それを元手に事業だって始められますよね。

●仕事がキライだから

・「働く理由はお金以外にありません。一日も早くやめたいです」(36歳/学校・教育/専門職)

・「仕事が嫌いでしょうがないので辞めたい」(31歳/金融・証券/販売職・サービス系)

そもそも仕事自体がキライだから、大金が手に入ったら辞める、という人もちらほら。働くことにやりがいなどは見いだせず、お金を得るためだけに続けているという人は、このように考える傾向が強いかもしれませんね。

●ラクしたい

・「今すぐにやめて、毎日毎日遊んで暮らす」(33歳/電機/技術職)

・「やめて仕事のストレスから解放されたい」(32歳/食品・飲料/技術職)

・「らくして生きていきたいと思います」(34歳/機械・精密機器/技術職)

お金の心配をしないで暮らせるというのは幸せなことですよね。働かなくても十分なお金が入るなら、毎日好きなことをして、好きなものを食べて、遊んで暮らすという人が多くいました。毎日、ストレスを抱えて仕事を続けている人にとっては、夢のような話ではないでしょうか。

「仕事を続ける」と回答した人の意見

●やることがなくなるから

・「やめたら、することがなくなるから」(31歳/自動車関連/その他)

・「誰の言葉かは忘れたが「仕事は最高の暇つぶし」という言葉が最高に贅沢に聞こえるから。今は仕事が生活の糧であるが、食べるのに困らなくなった時が暇つぶしと言えるときになるのかもしれない」(32歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

・「仕事をしないと脳みそが退化しそうだから」(29歳/医療・福祉/専門職)

多かった意見は「仕事をやめたらすることがなくなる」というもの。「ヒマで退屈すぎる毎日になる」「だらけてダメ人間になりそう」という意見もありました。「脳みそが退化する」というコメントもありますが、確かに仕事をしないと頭を使うことも少なくなりそうですね。

●仕事は生きがいだから

・「仕事が生きがいだからやめない」(32歳/警備・メンテナンス/営業職)

・「仕事は生活にハリを与えてくれる」(23歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「日々仕事があることが幸せな事だと思う」(38歳/金融・証券/営業職)

今、やっている仕事にやりがいを感じている人からは「辞めることは考えられない」という意見が寄せられました。たとえ、食べていかれるだけの収入があったとしても、やりがいを奪ってしまったら、その人の生きがいまでなくしてしまいそうです。

●社会とつながっていたい

・「社会とのつながりを保っていたいから」(32歳/運輸・倉庫/技術職)

・「世間体が気になる」(23歳/その他/その他)

・「働かないと、社会適応が困難になると思うから」(31歳/医療・福祉/専門職)

働くことで、「さまざまな人と出会った」「社会の仕組みを理解した」「社会とのつながりを意識した」という人も少なくないはず。社会に参加していない状態が長く続くと、社会から孤立してしまう可能性だって出てくるかもしれません。

まとめ

今回のアンケートでは、約10%の差をつけて、「仕事を続ける」が「仕事を辞める」を上回りました。たとえ生活が保証されていたとしても、仕事のやりがいや社会に参加している感覚がなくなるのには抵抗があるという人が多いようです。「一生遊んで暮らしたい」と回答した人の中には、本当にそのような立場になったとしたら、社会とのつながりを求めて働き始める人もいるかもしれませんね。

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年7月にWebアンケート。有効回答数108件(25歳~39歳の働く男性)

(フォルサ/松原圭子)

※この記事は2016年08月22日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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