転職先でアップするなら「給料」「スキル」どっちがいい?
ブラック企業からホワイト企業へ、育休・産休がない会社から福利厚生がしっかりしている大手企業へ……など、転職理由は人それぞれですが、もし次にあなたが転職をするのなら、給料アップとスキルアップ、どちらを望みますか?
Q. 転職先にアップするなら次んどっとがいいですか?
・年収アップ:78.45%
・スキルアップ :21.5%
圧倒的大差で「年収アップ」を選ぶ人がおおい結果となりました。ではそれぞれ理由を見ていきましょう。
年収アップ
・「年収はあげたい。スキルは自分であげられるから」(29歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「単純に、生活に直結してくることだから」(37歳/医療・福祉/専門職)
・「やはりある程度の年齢になると、年収も大事だから」(35歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
全体の約8割がスキルより給料アップを望む、という結果に。特に家族がいるとその分お金もかかりますし、技術が上がったところで給料に反映されないと厳しいのが本音ですよね。
スキルアップ
・「自分のスキルがアップするなら、特に年収とかこだわらない。」(39歳/小売店/販売職・サービス系)
・「毎日やりがいを感じることができそうなので。」(30歳/その他/その他)
・「スキルは裏切らない。やりがいの方が大事。」(35歳/その他/クリエイティブ職)
約2割のスキルアップを望む人は、収入より仕事の「やりがい」を求めているという人が多い印象でした。またスキルは裏切らないといった名言(?)も飛び出しました。たしかにスキルがあれば、急に会社をクビになっても、またすぐ仕事を見つけられそうですよね。
また、「スキルが上がれば年収もアップするはず」といった意見もあがりました。
・「スキルが上がれば、その先の年収アップの転職にもつながるから」(37歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「一生ものになるから。スキルアップすれば、年収もあがると思うから。」(34歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「スキルがあれば、転職に有利だと思います。」(36歳/商社・卸/事務系専門職)
すぐに年収アップにならなくても、「スキル」があれば将来的に給与の上昇は見込めるといった考えのようです。たしかにスキルを武器に給与交渉なども有利に運べそうですよね。
まとめ
「給料アップがいい」という人が圧倒的多数という結果でした。不況と言われて久しく、なかなか思うように昇給も見込めないという現実をみたら、納得の結果かもしれません。もちろん、一番いいのはスキルも給料もあがること。自分の努力が双方にバランスよく反映されると、きっと生き生きと働けますよね。
マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年6月22日~6月24日
調査人数:172人(22歳~39歳の男女)
※画像はイメージです
(フォルサ/錦織寿恵)
※この記事は2016年07月14日に公開されたものです