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“おつぼね”が理由で!? 女子が退職を決意した瞬間5選

フォルサ

退職を決意した瞬間

好きで選んだ仕事にしても、事情があって仕方なく働いているとしても、これ以上ここで仕事していられないと、退職を決断する瞬間があります。どんな時、どんな環境だったのでしょう? 働くアラサー女性に聞いてみました。

過酷な労働時間・残業・職場環境

・「残業が多すぎたが会社の体制上改善の見込みがなかったので」(33歳/自動車関連/事務系専門職)

・「理不尽なことで責められることが多く、残業もおおく手当もつかなかった」(28歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)

・「休みが半年以上取れなくて、休日出勤は当たり前、1日16時間労働、通勤往復3時間、残業代はつかないという過酷な労働に体が悲鳴を上げたから」(28歳/人材派遣・人材紹介 事務系専門職)

・「8-24時で毎日働かされて、死にそうだった。いつも自殺することを考えていたから」(34歳/団体・公益法人・官公庁/ 事務系専門職)

ブラック企業が社会問題になっていますが、そこまでいかなくてもグレーゾーンな会社もあるようです。残業代が付くのならまだしも、付かないという声もききます。精神的にも身体的にも追い詰められてしまった時のようです。

労働待遇・非正規雇用

・「契約社員だったので、正社員になりたくて。年齢的にラストチャンスだと思ったので」(33歳/人材派遣・人材紹介 /販売職・サービス系)

・「パートになるか退職かの選択で、これ以上いてもよくはならないと思った 」(32歳/ 商社・卸/その他)

・「女性差別。仕事のわりに薄給、出世もなく、生活に不安を感じた」(24歳/金融・証券/営業職)

・「もともと採用された時の業務とは別の業務にあてられてしまい、1年半たっても元の職種に戻れる見込みがなかった」(30歳/情報・IT/クリエイティブ職)

女性の場合、男性に比べて非正規雇用が多いという残念な現実があります。正社員と労働内容はほぼ一緒なのに、給料の差が多いというのも現実です。また、入社時に希望していた職種とちがうところで働かされているに耐えられないという声もありました。

人間関係のこじれ

・「おつぼねや後輩の、仕事での尻拭い的な立場になりそうで嫌だったので、辞めた」(33歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「新入りに仕事を押し付けて上の人間は遊んでる環境で、ストレスが積もりに積もった。学ぶことが何一つなく、むしろマイナスになると思ったから」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「トラブルがあったときに上司が守ってくれなかった。すべて自分のせいにされて社内から追い込まれる羽目に。トラブルは解決できましたが、時すでに遅しでトラブル解決ともに退職届を出しました」(31歳/情報・IT/営業職)

・「仕事をしない先輩のことを上司に相談したがまともに対応してくれなかったとき」(30歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

どこの会社にも人間関係のゴタゴタはあるものと、理解してはいても、理不尽な扱いをされていては我慢も限界にきてしまいます。同僚や後輩との関係よりも、上司との関係がうまくいかない声が多く聞かれました。上司を見れば、将来の自分も予想できて、より失望するのかもしれません。

やりがいがない

・「将来的にも自分のスキルアップは見込めそうにないと思ったので」(31歳/金融・証券/事務系専門職)

・「自分がいくら努力しても、まわりの行為でそれが無に帰すことがあった瞬間」 (27歳/情報・IT/事務系専門職)

・「退屈で、仕事の楽しさを見いだせなかった」(29歳/医療・福祉/専門職)

・「ここにいても学ぶことがないと思った瞬間」(31歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

希望に溢れて入社してきたのに、何年かたつうちに「こんなはずじゃなかったのに」と思うことは誰にもあることです。もっと自分自身を成長させたいと考える女性は、ここで見切りをつけるようですね。

精神的・体力の限界

・「心も体も限界を感じたとき」(34歳/医療・福祉/専門職)

・「特に決まった瞬間はない、積もり積もってそういう決断にいたったということしか言えない」(34歳/小売店 販売職・サービス系)

・「体力的に長くは働けないと思ったから」(35歳/その他 /営業職)

・「疲れ果てて倒れてしまったとき」(27歳/医療・福祉/専門職)

理由はさまざまですが、最終的に気力・体力の限界を感じたときが、退職を決意した瞬間のようです。実際に身体を壊してしまったという声も聞かれます。

まとめ

やはり過酷な労働環境や、ストレスのたまる人間関係が理由で退職を決意した人が多いようです。その他にも業務面では、やりたかった仕事がいつまでもできないといった環境に限界を感じたときのようです。自分ではどうしようもないといういらだちを感じる声もありました。転職先ではみなさんが楽しく仕事できるといいですね。

マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年5月25日~5月30日
調査人数:113人(22歳~34歳の女性)
※画像はイメージです

(フォルサ/岩崎弘美)

※この記事は2016年06月17日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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