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社会人になる前から知っておきたかった・新社会人に教えてあげたい、税金にまつわること4つ!

学校では習うこともなく、社会に出るまであまりなじみのない“税金のこと”。税金について、ちゃんと理解できている人もなかなかいないのが現実です。そんな税金にまつわる、社会人になる前から知っておきたかった・新社会人に教えてあげたいことを働く女性に聞いてみました。

手取りの額

・「けっこういろいろ給料から引かれる。思った以上に手取りが少なかった」(26歳/その他/事務系専門職)
・「手取りが実際どれくらいかってことを知りたかったです。税金の高さにビックリしました。はじめての給料で手取り額にビックリ! こんなにも税金で引かれるのかとショックでした」(29歳/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)
・「税金引かれすぎ。こんなに給料から引かれるとは知らなかった」(30歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)

「社会人になってはじめての給料が思ったよりも少ないことに驚いた……」というコメントがたくさんありました。給料がいくらと表記されていても、そこからもろもろの税金が引かれ、「いざもらえる額はこれだけ……!?」と、はじめてのお給料では誰もが思うことなのかもしれませんね。

2年目からさらに税金がかかる

・「2年目は1年目の分まで税金を取られるから、無駄遣いをしないでちゃんと貯金しておいたほうがいい。2年目にたくさん税金を取られて自分がビックリしたから」(29歳/ソフトウェア/技術職)
・「2年目のほうが税金が引かれて給料が低い。低いことを知っておいたほうがショックが数ないから」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)
・「社会人2年目から住民税が取られる。税金は社会保険だけではないから」(24歳/建設・土木/技術職)

額面の給与と手取りがちがうだけでなく、社会人2年目から増える税金に驚かされたという人もたくさんいました。前年の給与から算出される住民税は、かなりの痛手。1年目のときよりも給料が低くなってしまった……なんて人もいるようです。

年末調整・確定申告

・「保険に入っていると確定申告のときに税金が免除される。知らなくて、確定申告をしていなかった時期があるから」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「年末調整の仕組み。よくわからず保険会社にすすめられるまま、年末調整でもトクだからと保険や個人年金や加入させられそうになった」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「生命保険料控除などの仕組み。知らないで申請せずにいたら、もったいないと思うから」(30歳/小売店/販売職・サービス系)

年末調整や確定申告について、社会人になる前に知っておけば良かった……と思っている方も。働きだしてから急に出てくる、年末調整。きちんと知っていれば控除申請をして節税対策ができたりといいこともありますが、ややこしすぎてよくわからないというコメントも見られました。

節税

・「ふるさと納税など、気軽にできる節税対策がたくさんあること。テレビなどで見て、その利点をはじめて知ったから」(27歳/情報・IT/事務系専門職)
・「扶養に入っていると住民税・所得税などが控除されて安くなること。無理して一人暮らししてもいいことないってことだから」(34歳/小売店/販売職・サービス系)
・「ふるさと納税。まわりの節税対策を聞くと金持ちは、金持ちになる理由がわかる」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

ふるさと納税や扶養控除など、節税対策についても知っておけば良かったとの回答も複数見られました。実際、社会人になったからといって誰でもわかることではないため、自分で調べたり詳しい人に聞いたりするのがいいかもしれません。

まとめ

所得税、住民税などの税金まわりから、社会保険、雇用保険といった保険のことなど、社会人になるとなじみのないことが増えてきます。大人になってもわからないと困ってしまう前に、先輩に聞いたりセミナーに参加するなど勉強しておくのもおすすめですよ。

(エンドウリョウコ)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2015年3月にWebアンケート。有効回答数157件(22歳~34歳の働く女性)。

※この記事は2016年04月20日に公開されたものです

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