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大麦が体にいい理由って? 大麦を使った「above GRILL & BAR」コラボメニュー試食会に潜入!

第二の脳と呼ばれ、体のコンディションに大きな影響を与えると言われている「腸内環境」。最近では、健康志向の女性たちのあいだで、そんな腸の働きを整える食生活にも注目が集まっていますよね。そんな中、腸内環境を整え、コレステロール値を低下させる成分「大麦β-グルカン」を含む、大塚製薬の機能性表示食品「大麦生活 大麦ごはん」を活用したコラボレーションメニューが、虎の門ヒルズ内「above GRILL & BAR(アバヴ・グリル・アンド・バー)」で提供されるとの情報をキャッチ。今回は、編集部がコラボレーションメニューの試食会に潜入してきました。

大麦が注目されるのはなぜ? 専門家が教える「大麦が体にいい理由」

コラボレーションメニューを試食する前に、まずは「大麦が体にいい理由」について、東京慈恵医科大学附属病院で栄養部課長を務める濱裕宣先生に、以下の2つのポイントを教えてもらいました。

(1) ダイエットに効果的!

「大麦に含まれる大麦β-グルカンには、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。このβ-グルカンは、食べ物と混ざり合うことで強い粘性をもち、ゆっくりと小腸へ流れていきます。そのため、これらは一気に吸収されることがないので、体の血糖値を上がりにくくします。血糖値が急激に上がると、体内でインスリンがたくさん分泌され、糖質をエネルギー源として肝臓に運びますが、余った糖質は体脂肪として蓄積されていってしまう。逆を言えば、ゆっくり血糖値が上がることで、体に余計な脂肪がつかなくなるのです。したがって、大麦には“肥満になりにくくする効果”があると言えるでしょう。朝食として大麦を摂取すれば、「セカンドミール効果」として、昼食や夕食時まで血糖値抑制効果の持続も期待できますよ。また、大麦は腹持ちがいいので食欲を抑制する働きもあります」

(2) 便秘に効く!

「人間の体は、小腸で栄養素が吸収される仕組みになっていますが、大麦β-グルカンの場合は大腸まで届きます。そこで、大腸にある善玉菌のエサとなる役割をするため、善玉菌の増量や活性化に効果をもたらします。したがって、大麦は腸内環境をとてもよく整えてくれるのです。これにより、腸の蠕動(ぜんどう)運動がさかんになるので、便の量が増え、お通じがよくなります。さらに、これらの働きによって腸内環境が整うと、美肌効果があるなどの女性にうれしいポイントもあります」

◆濱裕宣先生プロフィール

東京慈恵医科大学附属病院栄養部課長。レシピ本「慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ」(東京慈恵会医科大学附属病院栄養部)を発刊するなど、給食栄養管理と臨床栄養管理をバランスよく機能させ、患者の治療に寄与する取り組みを広く行っている。

(マイナビウーマン編集部)

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