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働く女性が多いから? 「生涯未婚率の増加」をアラサーが分析!

ファナティック

生涯未婚率の増加が問題になっています。若いのに結婚しない人や、適齢期を過ぎても独身の人が増えているようです。いったいなぜこんなことになってしまうのでしょうか。女性のみなさんに、原因と思うことを聞きました。

結婚のメリットが不明確になった

・「結婚することのメリットがわからない」(29歳/自動車関連/事務系専門職)
・「結婚のメリットがなくなっていること」(23歳/小売店/事務系専門職)
・「結婚や子育てをするメリットのなさ」(31歳/その他/クリエイティブ職)

昔は専業主婦がたくさんいて、「お嫁さん」は職業として成り立っていたような向きがありました。ところが今は共働きが基本とされ、女性にのみ家事の負担が増えるだけ……なんてケースも。これではメリットが感じられないかも。

女性の社会進出が進んだ

・「女性の社会進出……と言えばカッコイイけど私みたいな気の強い女が増えたせいだと思う。くだらない男の扶養家族になんて死んでもなりたくありません」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
・「女性の社会進出。大学卒業の率が昔に比べ格段に上がっているため、就職してキャリアを何年か積もうとすると、どうしても、気付いた頃にはアラサーになっている。それなのに、結婚感は昔から変わらず24歳前後が適齢期みたいな考え方が残ってしまっているので、未婚アラサー女性は売れ残りという悪い印象で捉えられがちなところがよくないと思う」(30歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「女性の社会進出が進み、結婚しなくても生活して行けるようになると男性が必要ないというか、邪魔、お荷物でしかない、家庭での仕事を増やすことしかないと感じてしまう」(31歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)

女性が正規雇用されるようになり、一人で生きていくだけの収入が得られるようになってきました。けれどもいまだに管理職には男性が多く、現状維持を続けるしかない女性もいるでしょう。一人で生きていくぶんにはいいかもしれませんが……。

濃いコミュニケーションが減った

・「交流が少ない」(23歳/金融・証券/事務系専門職)
・「SNSの普及」(23歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「LINEやSNS等の薄っぺらいコミュニケーションが流行していること。こういうコミュニケーションによってお互いを尊重できるカップルが減っている気がする」(28歳/自動車関連/営業職)

SNSの普及により、一度つながった誰かとはなかなか別れられない状態になりました。久しぶりに連絡が取れた異性がいても、対面せずにメッセージのやりとりで済ますこともあるでしょう。そうすると出会いは期待できませんね。

経済的な余裕がない

・「経済的不安」(31歳/情報・IT/技術職)
・「経済が豊かになればもしかしたら結婚も増えるのかなと思う」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「経済的な余裕がないこと。人間関係全般を円滑にするためにはお金が必要ですが、そのお金と余暇を楽しむ時間をとれないくらいに仕事をしなければならない景気の悪さではないでしょうか」(29歳/生保・損保/専門職)

結婚しようと思えば、女性も結婚資金を用意しなくてはなりません。ところが女性の稼げる額が少ないと妨げになりますし、男性のお給料も多いとは言えない感じですよね。ぶっちゃけ困ってます。

まとめ

少し考えてもらっただけでも、「生涯未婚率の増加」の実態が浮かび上がってきたのではないでしょうか。ひとごとではない問題が潜んでいるようですので、これからも関心は持っていきたいですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ(2016年1月にWebアンケート。有効回答数133件。22歳~34歳の社会人女性)

※この記事は2016年03月15日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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