バレてますから! 実はお世辞だと気づいている、職場の後輩からのほめ言葉4つ!
多くの時間を過ごす職場での人間関係は重要ですよね。色んなメリットを考え、ついつい先輩をヨイショしたくなってしまいますが、もしかしたらそれ……気づかれてるかも! 言葉だけじゃなく、仕草や言い方などで気持ちがないのがバレることも。働く女子たちが、本当はお世辞・気を使って言っていると気づいている、職場の後輩からのほめ言葉を聞いてみました。
別に年齢なんて気にしてませんけど?
・「3つくらいちがうのに『私たちのときは、これが流行ってましたよね!』と年相応には見えないですよ、という前提で接するよう無言の圧力を掛けてるのかなと思う」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「『若い』『30代に見えない』私が美容に気を使っているのをみんな知っているので、時々みんなヨイショしてくれます」(34歳/医療・福祉/専門職)
・「『まだ大丈夫ですよ!』年齢に気を使っているのがわかるから」(26歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「『若いですよ!』自分のほうが若いから言える言葉なので」(25歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
「大学出たての女に、若いなんて言われると完全にバカにされてる気分」「20代と30代はあきらかにちがうのに、同等扱いしてくる20代」「若く見えますよ。もう若くはないってこと」と外見や年齢はやっぱりデリケートな会話のよう。いっそ褒めることをやめて、別なポイントを探すほうがいいのかも。
それ、褒めてるようにみせかけて、けなしてるんですが
・「すぐ結婚できそうじゃないですか」(31歳/その他/クリエイティブ職)
・「『大丈夫ですよ、かわいいです、モテますよね。』誰にでも良く言う言葉だと思う」(24歳/医療・福祉/専門職)
・「『良く食べるのに細いですよね~~~。』後輩のほうが細いし、『良く食べるのに』という言葉が余計だから」(27歳/建設・土木/事務系専門職)
・「『まじめ。』考えが堅くて、融通がきかない。ということでも言われるから」(28歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
受け取り手がネガティブなだけ? 「そうじゃないから独身なんだよ」と心の声が聞こえてきそう……! 本人が気にしてそうなポイントはあえて褒めずに、肯定だけするのもコミュニケーションスキルかも。
上辺だけの慕われてる感
・「『〇〇さんが一番相談しやすいです。』ほかの先輩も同じことを言われていたから」(27歳/その他/専門職)
・「『〇〇さんとかかわれてうれしいです。』とても壁を感じたから気を使わなくていいよと思ってしまった。」(28歳/情報・IT/技術職)
・「『いつも頼りになります。』手助けしたことなんてないから」(29歳/その他/販売職・サービス系)
・「『先輩のようになりたい。』要領が悪いので、自分のようにはなりたくないと思います」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)
「先輩についていきます。うそっぽい」「先輩はなんでもできるんでいいですね。自分とこっそり比べているのが見え見えだから」と先輩の本音がポロリ。20代のコメントが多いので、やはり入社したての新入社員は、先輩に好かれようと必死なのかもしれませんね。
もはやただの潤滑油
・「『さすが、先輩。』とりあえず、手放しで褒めておけばいいという気持ちが伝わる」(25歳/医療・福祉/専門職)
・「『さすが〇〇大卒はちがいますね!』と言われるとき。学歴を生かせていない職場なので、いやみにすら感じる」(29歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「『仕事ができる。』典型的な社交辞令」(28歳/生保・損保/営業職)
・「『すごい!』とか『さすが!』とかの言葉。頻発すると嘘臭いし、合いの手っぽい感じがするから」(32歳/不動産/専門職)
言葉としては「すごい」「さすが」はNGワードかと思うくらい多かったです。使用しないほうが賢明かも! 使い回しが効く、ほかの表現を探しておけば問題なし。
まとめ
最初は誰もが新入社員でしたよね。実際、私たちが先輩に言っていた言葉を、今は言われてるのではないでしょうか。だからこそ、余計にお世辞やヨイショに敏感に気づいてしまうのかも。自分も通った道だと、寛容な態度で受け流して!
(大場 杏)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年2月にWebアンケート。有効回答数151件(22歳~35歳の社会人女性)
※この記事は2016年03月14日に公開されたものです