働く男子たちの本音! ついていけない上司のやり方「手柄をもっていく」「朝令暮改」
世の中にはいろいろな人がいるけれど、上司のタイプもまさに十人十色。尊敬できる人ならいいけど、現実はそう甘くない。無茶ぶりをしてきたり、理不尽に怒ってきたり……。そこで今回は、ついていけない上司のやり方について、働く男性のみなさんに聞いてみました。
さっきと言っていることがちがう!
・「朝令暮改が激しい。10分前にいった指示を忘れて、おまえ誰の許可得てそんなことしている!! と怒鳴り散らす」(36歳/機械・精密機器/営業職)
・「上司の言う通りにしたのに『俺はそんなこと言っていない』と言われて、ついていけないと思った」(28歳/情報・IT/技術職)
・「指示内容が不明瞭。何をしてほしい、しなければならないかが、まったくわからない」(38歳/電機/技術職)
今回のアンケートでは「言っていることがコロコロ変わる」という意見が目立ちました。ちゃんと指示を守っているのに、それを忘れられると困りますよね。指示だしの記録係がいたら助かりそうですが、それすら無視されたりして……。
それってズルくない!?
・「自分だけで処理する。自分のミスは他人のせい、手柄は自分だけのものにする」(33歳/機械・精密機器/技術職)
・「やたらと人のせいにする」(35歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「なんでも部下のせいにするところ」(33歳/小売店/事務系専門職)
人のせいにする人はいますが、それが上司だったらガッカリ。仮に部下が悪かったとしても、育てられなかった「上司のせい」でもあるんですけどね。それをわかってほしい!
先が見えない……
・「どんな細かいことでも100点満点を目指してくること。いろんな考え方があるから、上司の考えに合わせないと100点が取れず、答えもヒントもくれないから途方に暮れる」(37歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「仕事の段取りをまったく組まない所。おかげで先の見通しがまったく立たない」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「考えがまとまらない。話し合いがつかずに終わる」(29歳/医療・福祉)
先の見通しがつかない仕事って、精神的にもまいりますよね。業務はまじめに取り組むので、ちゃんと段取りだけはしてもらいたいかも……。そう言って、上司にツッコめる人が部署内に1人でもいてほしいです。
ちょっと無理かな……
・「深夜に飲み会に来いと言われ無理だというと、キレる。バカなんだなと思う」(30歳/情報・IT/技術職)
・「部長のいうことに全部こたえようとする課長」(35歳/通信/事務系専門職)
・「プライベートでも付き合いを求めてくるところ」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
ただでさえ仕事とプライベートを分けたいのに、深夜の飲み会は無理ですよね。むしろ、深夜に呼び出そうとすることがありえない! お誘いはありがたいので、せめて常識的な時間にお声掛けをくださいね。
時代がちがうとは言いたくないけれど
・「昭和時代の伝統をいまだに引きずっているんです」(30歳/運輸・倉庫/技術職)
・「根性論、精神論」(30歳/機械・精密機器/技術職)
・「サービス残業を強制してくるのはついていけない」(33歳/機械・精密機器/技術職)
根性論や精神論だけで仕事ができたら苦労しません。残業の強制だけでもいただけないのに、ましてやサービス残業だなんて尚更ダメ。いつか、上司たちの意識改革が起きたらいいですね。
理不尽に感じてしまうエピソードもありましたが、みなさん、よく耐えています。その頑張りが報われる日がきっと来ますから、今の上司ともうしばらくだけ、どうかお付き合いください。
(藤平真由美/OFFICE-SANGA)
※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数106件(22~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません
※この記事は2016年03月11日に公開されたものです