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お得なの!? 財形貯蓄をしている女性○% 「将来に不安を感じているため」ほか

ファナティック

年金受給年齢の引き上げに、度重なる増税と物価の上昇。いつ襲って来るかわからない病と年々伸びていく平均寿命。どんなに稼いでも将来の不安はゼロという人はなかなかいないのではないでしょうか。その不安を少しでも和らげようと貯蓄に走る人も多いのでは? 今回は、財形貯蓄について社会人の女性に聞いてみました。

財形貯蓄の経験ある女性13.7%

Q.財形貯蓄をした経験はありますか?

はい……13.7%

いいえ……86.3%

少数ではありますが、財形貯蓄の経験があるという女性もいるようです。それぞれの理由を見てみましょう。

「はい」と回答した女性の意見

●将来に備えて

・「結婚資金と生活の非常時に備えるため」(26歳/その他/事務系専門職)

・「将来に不安を感じているため」(31歳/小売店/販売職・サービス系)

たとえ具体的な目的がなくても、貯金は将来への安心感につながります。人生においてはいつ何が起きるかわからないのは事実で、そのときに頼りになるのはやはりお金です。

●会社の制度を利用して

・「会社の勧めがあったので内容を知ることができたのではじめてみた」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)

・「月々決まったお金が自動的に貯蓄できる」(34歳/その他/クリエイティブ職)

とはいえ、財形貯蓄はやり始めるきっかけがなければなかなかできないものです。会社が取引先の銀行と提携して制度を取り入れている場合は、入社と同時にはじめる人が多い様子。給料から天引きされるので強い意志がなくても貯蓄できるのがメリットですね。

「いいえ」と回答した女性の意見

●財形貯蓄に関する知識がない

・「財形貯蓄とは一体なんでしょうか。意味を理解しておりません」(30歳/小売店/販売職・サービス系)

・「財形の名前は知っていても仕組みがよくわからなかったから」(34歳/学校・教育関連/事務系専門職)

そもそも財形貯蓄の意味がわからないという人も。財形貯蓄とは会社員として働いている人が利用できる貯蓄制度で、マイホームの購入や老後の資金、教育費などのために給与から天引きする形で財産を形成していく制度ですが、制度を導入していない会社の場合は、利用することができないのが現状です。

●自分で貯金するから大丈夫

・「自分ですぐ確認できる形で貯金したいから」(29歳/医療・福祉/専門職)

・「会社に預貯金額がばれるのがいやなので。受取時に所得税がかかるので」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

財形貯蓄のメリットは「知らないうちにお金が貯まっている」ことではありますが、実際は自分の貯蓄額を常時把握できないというデメリットもあります。また、お金をおろせる時期も決まっているため、必要なときにすぐに使えるとは限りません。

●貯蓄するほど余裕がない

・「それほど、収入も無く、余裕もないから」(23歳/金融・証券/販売職・サービス系)

・「ローンが終わってから考える」(30歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

このご時世、すべての会社員が毎月数万円の貯蓄ができるほど給料をもらっていないことも事実です。貯蓄にお金を回したために支払いが滞るとなれば本末転倒。まずは払うものを払ってから貯蓄を検討したいですね。

まとめ

普通の貯金が自分の手元にあるお金を貯蓄に回すのに対して、財形貯蓄は初めからお金が手元には回ってきません。そのため確実に貯蓄していきたい人にとってはとても便利な制度と言えるでしょう。貯金がなかなかできなくて悩んでいる人は、一年間で100万も夢じゃない財形貯蓄を検討してみてはいかがでしょうか。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ(2016年1月にWebアンケート。有効回答数371件。22歳~34歳の社会人女性)

※この記事は2016年02月17日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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