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【お得な自治体さがし1】 新宿区は独身で民間物件でも月に1万円の家賃補助が出る!!

フォルサ

知っていますか? 自治体によって助成金や補助金といった手当ての中身や額、またサービスは大きくちがいます。引っ越しを考えるときに、将来結婚、妊娠、子育てなどが控えた女性にとっては抑えておきたいポイントですよね。東京とその近郊地域の自治体のサービスで、アラサー女性が気になる部分のみをピックアップしてご紹介。

今回から始まりました連載『【お得な自治体さがし】 東京+αの地域別 もらえるお金とサービス』。記念すべき第1回目はシングル向け賃貸物件で人気1位エリアの新宿区です。
※HOME’S調べ

新宿区基本情報

●主要駅

新宿、高田馬場、四ツ谷、神楽坂など

●家賃相場

ワンルーム:8.8万円(23区で7位)
2LDK:22.25万円(23区で6位)

●物価(メインスーパーの商品価格)

新宿区内に多いスーパーは「まいばすけっと」のような規模の小さい店舗が多いようです。物価は地域差が大きい様子で、安い地域は安く済みそうです。

商品の参考価格:牛乳(1L):149円/食パン(6枚切り):159円/たまご(10個):199円/トイレットペーパー(12ロール):299円
※まいばすけっと大久保店(2016年2月2日現在)

新宿区で受けられる助成やサービス

●住まい

・民間賃貸住宅家賃助成

学生及び勤労単身者向け:月額1万円(最長3年間)
子育てファミリー世帯向け:月額3万円(最長5年間)

・子育てファミリー世帯居住支援(転入転居助成)

区外から区内へ引っ越すときに、契約時の礼金、仲介手数料の合計で、最大36万円。引っ越し代の実費で、最大20万円(引っ越し荷物の搬送代で、引っ越し業者に依頼した場合に限る)の助成金が受けられる。
また、新宿区内の転居については、転居前後の家賃差額(月額最高2万5000円。家賃差額が2万5000円未満の場合は当該差額を助成)。引っ越し代の実費で、最大20万円(同様に引っ越し業者に依頼した場合)が受けられる。

●女性の健康

・子宮がん検診…自己負担額900円(20歳以上の偶数年齢のみ)で受けられる

●結婚

特になし

●不妊治療

東京都特定不妊治療費助成のみ

●妊娠

・妊婦健康診査票14回分と妊婦超音波検査受診票3回分(助成合計上限 94,300円)

・妊娠・出産・子育てを応援する品(ゆりかご応援ギフト1万円相当)がもらえる
※平成27年10月スタートの「出産・子育て応援事業(ゆりかご・しんじゅく)」で看護職と面談された妊婦の方のみ

●出産

・誕生祝い品がもらえる。友好提携都市・長野県伊那市で作られた木のおもちゃなど木工製品(8種類から1つを選択)と絵本のガイドブック。

●子どもの医療

・子どもの医療費が中学校3年生まで無料 (入院費、入院時の食事代も助成)※所得制限なし

●幼稚園

・私立幼稚園入園補助金:上限8万円

●保育園

・認証保育料助成金:月額上限3万円(0歳児、所得制限あり)
・第3子以降保育料(認証保育園含む)が無料(保育施設や幼稚園などに通う子どもが同時に3人以上いる場合)
※認可保育園保育料(0~2歳児・第1子・中間階層世帯)2万9200円/月

新宿区の助成、サービスの特色

●民間賃貸住宅家賃助成がある!!

自治体の助成やサービスといえば、主に子どものいる世帯や高齢者世帯へ向けてのものが多いもの。そんな中、新宿区では独身の人へ向けてのものがあるんです。それが「民間賃貸住宅家賃助成」。新宿区への定住の促進を目的とした家賃を助成する制度です。

家賃の助成といえば、都営や区営など公営の住宅が対象であることが一般的ですが、新宿区では民間の賃貸住宅が対象とされているのがうれしいですね。学生及び勤労単身者には月額1万円で、最長3年間も補助が出ます。

募集は年に1回、約2週間の期間を定めて行われています。平成27年度は10月1日から10月15日までの期間行われました。応募者数が多数の場合は抽選で、27年度の倍率は、学生及び勤労単身者向けが4.37倍(26年度は8.93倍)でした。

申し込み資格は、新宿区に住民登録をして、10月1日の前日までに区内の家賃9万円以下の民間賃貸住宅(公営住宅、社宅は不可)に居住していること。所得の上限制限はありませんが、18歳~28歳という年齢制限があります。

対象となる方はぜひ申請してみましょう。

新宿区に住むのにオススメな人

●28歳以下の独身者と近い将来妊娠して子どもを持ちたい方!

民間賃貸住宅家賃助成の対象となっている人は、ぜひこの制度を利用したいところ。また現在子どもがいる方も、家賃ばかりでなく引っ越し代まで出るというサービスはとても魅力的なのではないでしょうか。

いずれ子どもが欲しい方も、妊娠すれば、ゆりかご応援ギフト1万円相当が、出産すれば誕生祝い品がもらえるので、引っ越し先の候補にぜひ入れてみてはいかがでしょう。

※助成やサービスに関する情報は、2016年2月5日時点のものです。

新宿区ホームページ
http://www.city.shinjuku.lg.jp/

(岩崎弘美/フォルサ)

※この記事は2016年02月05日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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