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「むつごい」「えらい」通じなくてショックだった地元の方言

ファナティック

マジか上京して、生まれ育ったところで共通語だと思っていた言葉が通じなくて、ショックだった経験がある人も多いのではないでしょうか? 今回は、言葉が通じなくてショッキングだったエピソードを女性のみなさんに聞いてみました。

「えらい」は「偉い」じゃない?

・「疲れた、という意味で“えらい”と言ったのに、“偉い”の意味にとられ、仕事で失敗した」(27歳/小売店/クリエイティブ職)

・「えらいという言葉。地元ではつらい、しんどいという意味で使うことが多いが、東のほうではあまり通じない言葉だと知って驚いた」(24歳/食品・飲料/専門職)

・「えらい=つらい、が通じなかった時、驚いた」(26歳/自動車関連/事務系専門職)

「えらい」はつらいという意味で使う地域があるほか、共通語では「偉い」という意味一択ですし、関西ではすごく、などの意味のある言葉です。使い勝手がよい言葉ですが、意味が大きくちがってきます。地域によって「だるい」「しんどい」「えらい」など、言い方が異なることを知っておきましょう。

「ゴミを投げる」と言ったら、笑われた

・「ほかす。捨てるという意味だけど、通じなかった」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

・「『ごみを捨てる』ことを『ごみを投げる』と言ったら笑われた」(26歳/金融・証券/販売職・サービス系)

・「『ほっといて』は『捨てといて』だったが、放置された」(31歳/学校・教育関連/専門職)

何かものを捨てるという意味の言葉はいろいろあります。ただ、「投げる」といえば普通は放り投げるという意味の言葉です。また、関西の「ほかす」は、捨てるという意味しかない言葉ですが、関西に住んでいないと通じないでしょうね。

食べ物を食べた感想いろいろ

・「食感が固いことを、こわい、と言うこと」(31歳/医薬品・化粧品/営業職)

・「むつこいという言葉を知らなかった。四国の言葉でくどい」(33歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「むつごい(脂っこいものなどを食べて胃がもたれた時に使います)。ニュアンスで言っている意味はなんとなく分かるけど、そんな言葉聞いたことない。という風に不思議がられました」(29歳/生保・損保/販売職・サービス系)

食べ物の感想を聞かれて答えたら、キョトンとされてしまった、という方も。食べ物を食べたあとの印象を表す言葉には地方特有のものがあります。昔からある言葉がずっと残っているのかも知れませんね。

通じそうで通じない方言はけっこうありますよね。共通語を話す人からみると不思議かもしれませんが、言葉のルーツを探ると地域色が見えてきたりもします。ただ分からないで終わらせるのではなく、地域でのちがいやルーツなどを探ってみても面白そうですね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数235件(22~34歳の働く女性)

※この記事は2015年12月24日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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