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トイレから半日出られない!? あわや大惨事、海外旅行での大失敗エピソード

森川ほしの/OFFICE-SANGA

今度の年末年始も、たくさんの日本人が海外旅行へでかけるようです。異国の文化に触れ、国内ではできない体験をする。とても貴重な経験ができるので、その思い出は人生の財産になるでしょう。しかし、勝手がわからない異国の地では、何かとトラブルも起こりがち。働く女性たちに海外でやっちゃった大失敗を聞かせてもらったところ、衝撃エピソードが飛び出しました!

移動中の大失敗!

・「道に迷って大変でした。しかも言葉がわからないから聞けなかった」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「香港に行ったときにコンビニを探していたら、いつの間にか危険なエリアに入りこんでいたことがあって、一つ間違えたら事件に巻き込まれたかもしれない」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「空港を間違えて、チケット買いなおしになった」(28歳/電機/営業職)

移動に関しては、かなりキッチリ下調べをしておかないと、トラブルを招く可能性大! 筆者も何度か海外で迷子寸前になりましたが……。本当にあれは心細いです。特に、英語が通じない国へ行くときは要注意です。

紛失・忘れものトラブル

・「カメラを紛失」(30歳/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)
・「カードを日本に忘れてきてしまい、買いものができなかった」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「ホテルに地図や店の情報が書いてある紙を全部忘れてしまったとき。つたない英語と記憶力でなんとかしましたが、あのときはもう帰れないと思った」(27歳/情報・IT/事務系専門職)

旅行自体に大きな影響が出ることはないですが、カメラの紛失は痛い! 旅行終盤ならなおさら、思い出の詰まったカメラをなくすなんて悲劇です。大切なものは、絶対に肌身離さず持っておくこと。海外旅行の鉄則ですね。

調査不足でした……

・「ワインを空港で買ったら、飛行機の乗り継ぎのときに持ち込めず、奪われた」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「フランスで事前にストライキ情報を調べていなかったから、行けなかった観光地が多かった」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「アメリカでバスの乗り方がわからず、運転手にキレられた」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)

飛行機内に持ち込めないものは何か? 移動手段の利用方法は? 国内旅行では、こんなことは考えもしませんから、うっかり下調べを忘れてしまいがちですよね。海外旅行の際は、とりあえず一冊くらいはガイドブックを熟読しておいた方が良いかも。

異国での食事には要注意

・「食べものに当たってしまい、トイレから半日出られなくなった」(27歳/建設・土木/事務系専門職)
・「スペシャル料理の値段を聞かなかったら、会計時とても高かった」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

海外旅行では、食べものにも注意が必要。現地の人は平気でも、日本人だとあたってしまう……なんてケースもありますから。口に入れるものは、きちんと自分で見極められるようにしておきましょう。

海外旅行では、国内では考えられないようなトラブルが起こることも。ほかにも、いろいろと注意すべき点があるようです。マナー講師の平松先生にお話を聞きました。

マナー講師からのアドバイス

「海外旅行へ出かけるときは、事前にその国について学んでおくことが重要。日本人にとっては単なる観光地でも、現地の人たちにとっては非常に神聖な場所というケースもありますので、特に現地の宗教については学んでおいた方が良いでしょう」(平松先生)

暑い国なら露出度の高い服装で観光したくなりますが、場所をわきまえずにそんな格好で歩いていると、トラブルを招いてしまう可能性もあるとのこと。荷物を準備する段階で、現地のマナーや宗教について、少し勉強しておくと良いかもしれませんね。

「また、海外には『チップ』の習慣があります。日本にも『心付け』の習慣がありますが、渡し方に違いがあるため注意してください。日本の『心付け』は、基本的にお金を裸では渡しません。ポチ袋などに入れて渡すのがマナーです。しかし、チップは裸で渡すのが基本。ホテルで枕元に置く『ピローチップ』などは特に、丁寧に紙で包んでしまうと、ゴミと勘違いされてしまう可能性もあります」(平松先生)

せっかく準備をして、休みを確保して、お金をかけて出かける海外旅行。「あ~、楽しかった!」と言いながら帰国できる旅にしたいですよね。今回紹介したような「大失敗」をしないように、海外旅行を計画している人は、しっかりと事前準備をしてからおでかけください。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数131件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年12月20日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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