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アラサー女子に質問! 籍を入れない「事実婚」でもOK?

ファナティック

結婚現代社会では「結婚」にも色々なスタイルがあります。週末婚、別居婚をしている夫婦も少なくないかも知れません。ライフスタイルが多様化しているのだから、結婚にだって色々な形があってもいいですよね。そこで今回は女性たちに、変わった結婚について、こんなことを聞いてみました。

Q.ご自身の結婚生活のスタイルについて「事実婚」もいいな。と思いますか?

「思う」……15.2%
「思わない」……84.8%

籍は入れないけれど、一緒に生活し、「事実上結婚している状態」である「事実婚」。女性たちはどうとらえているか調べてみましたが、このような結果が出ました。結婚のスタイルも多様化しているとはいえ、事実婚はまだまだ受け入れられていないということなのでしょうか。では、それぞれの回答を選んだ理由を見てみましょう。

<「事実婚もいいと思う」派の意見>

結婚して「いいコト」があるの?

・「籍を入れることのメリットが、イマイチ分からない」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

・「女性自身にも経済力がある今、結婚は相手にも同等以上の経済力があって頼れる場合でないとメリットがなさそう。結婚することで、逆に夫を経済的にも生活的にも支援する必要が出てきて、女性にとってはしんどいだけかもしれないから」(30歳/通信/事務系専門職)

・「結婚に魅力を感じないから」(27歳/医療・福祉/専門職)

自分の収入だけで十分、将来も安泰、という人にとって、結婚はあまり魅力的なものではないのかもしれません。お金さえあれば、将来的に一人になっても問題はありませんしね。

制約がイヤ

・「縛られたくないので」(30歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「自分は名字を変えたくないから」(32歳/学校・教育関連/技術職)

・「事実婚をしている女友だちの話を聞いていると、籍にこだわらなくてもいいと思ってきた」(31歳/医療・福祉/専門職)

夫婦別姓問題も今年は話題になっていましたね。結婚すると、女性のほうが何かと負担が大きい、煩わしいことが多いのも事実。これでは平等とは言えません。

では次に、多くの人が答えた「事実婚をしたいとは思わない」派の意見を見てみましょう。

<「事実婚をしたいとは思わない」派の意見>

子どもが生まれたときに……

・「事実婚じゃやっぱり不安。子どもをつくるにも不安があるし、何かあった時にどこまで介入していいか分からない」(31歳/建設・土木/事務系専門職)

・「後々トラブルになったときに困るから、絶対に入籍したい」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「一緒にいるのに籍を入れないのは、子どもが生まれたときに色々な障害が出てくると思うから」(29歳/医療・福祉/専門職)

事実婚で心配なこととして、多くの女性のみなさんが挙げたのが、「子どもが生まれたときの不安」。彼が認知をしてくれたとしても、戸籍上の問題も気になるところ。子どもに負い目を持たせる可能性があるのならば、しっかりと籍だけでも入れるべきかも……。

関係性が弱い

・「だったら浮気も不倫じゃないし、私が自由にやってしまいそうだから」(29歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

・「事実婚だと簡単に別れてしまいそうだから」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「自分だったら長続きしなさそう」(30歳/人材派遣・人材紹介/秘書・アシスタント職)

「事実婚」とは言いますが、要は「同棲」。ただ付き合っている二人が一緒に住んでいるだけ、という風に言われてしまえば確かにそうです。これでは法的な拘束力が弱いため、浮気などの不貞行為を働かれて別れても、文句の言いようがありません。

事実婚も新しい結婚のスタイルの一つではありますが、メリットもあれば、デメリットもあります。従来の様式に囚われない結婚もいいですが、自分と彼の初来のためになるものなのか、よーく吟味したいところですね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数244件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年12月20日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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