肩身が狭い? 喫煙者が非喫煙者の前で気をつけているコト3選
現在、駅や公園など、公共のスペースで喫煙できる場所はどんどん減っていますね。自分が吸わないのに、タバコのにおいがぷ~んと漂ってくるのはイヤなもの。しかし、喫煙者たちも、マナーを気にしている人は多いようです。というわけで、まずは男性の喫煙者の状況から聞いてみました。
Q.タバコを吸いますか? または、吸っていたことがありますか?
はい……15.5%
いいえ……84.5%
タバコを吸う、または吸ったことがあると答えた男性は約2割程度という結果になりました。禁煙ムードが広まり喫煙者が減っているのでしょうか。心なしか少ない気もします。今回は、喫煙者のみなさんが非喫煙者に対して、じつは気をつかっていることをまとめてみました。
煙の方向には注意する
・「副流煙。煙の行方を気にしている」(37歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「タバコの煙がそっちに行かないように気を付ける」(31歳/運輸・倉庫/技術職)
・「煙が行く方向は気をつかうようにはしている」(37歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)
喫煙者が非喫煙者に対して一番気をつかうのは、やはり煙の行方。相手の顔にかかったり、服についただけでタバコのにおいは強く残ってしまうもの。実際、副流煙が問題でトラブルになることもあり、喫煙者の中でもとくに気をつかうポイントのようです。
吸わない人がいるときは吸わない
・「吸わない人がいるときは、なるべく吸わないようにしている」(28歳/情報・IT/技術職)
・「やはり人前で吸うべきではない」(28歳/情報・IT/技術職)
・「タバコを吸わない人の前では、なるべくタバコを吸わない」(33歳/学校・教育関連/専門職)
同じようにタバコを吸う人がいるのならともかく、吸わない人からすればタバコのにおいや煙はただ迷惑なだけ。それがわかっている喫煙者からすれば、吸わない人がいるときは自分も吸うのを我慢したり、外で一服したりするなど、遠慮することが多いみたいですね。
吸うときは、まわりの許可を得る
・「食後の一服。すぐに吸いたいが許可を得ないといけない気がする」(37歳/情報・IT/クリエイティブ職)
たとえそこが喫煙可のスペースだったとしても、飲食店での喫煙は気を遣うもの。自分の食事が済んだとしても、まだ食事をしている人がいる状況では、うかつにタバコをぷかりとはいかないのかも。まわりに断ってから火をつけるというのは、もはやマナーになっているのだとか。
いかがでしたか? 確かに、吸わない人にとってタバコは害でしかないと感じてしまいます。しかし、タバコを吸うからといって、誰もが歩きタバコやポイ捨ての常習犯というわけではなく、非喫煙者への気つかいを忘れているわけではないようです。お互いがにらみあうのではなく、ある程度は許せる気持ちを持つことが大切なのかもしれませんね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※マイナビウーマン調べ(2015年11月にWebアンケート。有効回答数103件。22歳~39歳の社会人男性)
※この記事は2015年12月09日に公開されたものです