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前田敦子、理想の恋愛は「切磋琢磨し合う関係」  “スヌーピー愛”を熱弁

女優の前田敦子さんがスペシャル・アンバサダーを務める劇場版3DCGアニメ『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(スティーブ・マーティノ監督)が4日、公開されました。もともとスヌーピーの大ファンで今回のスペシャル・アンバサダーにも「自ら志願した」という前田さんに作品の魅力について聞きました。

劇場版3DCGアニメ『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』でスペシャル・アンバサダーを務めた前田敦子さん

『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は、米マンガ家のチャールズ・M・シュルツさんの名作コミック「ピーナッツ」を初めて3DCG化。やることなすことうまくいかない不器用なチャーリー・ブラウンの恋と奮闘を描き、日本語吹き替え版でチャーリー・ブラウンの声を人気子役の鈴木福さん、チャーリー・ブラウンが恋に落ちる“赤毛の女の子”を芦田愛菜さんが担当しています。「スヌーピーのキャラは知っていてもお話を知らない子どもはたくさんいると思う。映画を見たら虜になるはず」と目をキラキラさせて“スヌーピー愛”を熱く語る前田さん。もともとスヌーピーは好きだったという前田さんが作品にハマッたのは2013年から14年にかけて六本木で開催されていた「スヌーピー展」と言います。

「シュルツさんが描いた4コマのマンガが展示されていたんですが、すべて深くて……友情もあれば恋に関する話もたくさんある。それであっという間に心を奪われました。ユーモアもあって、どうしてこんなにきれいに表現ができるんだろうって。谷川俊太郎さんの訳でさらに深みを増しているんでしょうね」とうっとり。

「ピーナッツ」には、スヌーピーやチャーリー・ブラウンのほかにも勝気なルーシーや「安心毛布」を片時も離さないライナスなど個性豊かな魅力的なキャラクターがたくさん登場しますが、中でも前田さんが一番好きなキャラクターはスヌーピーとウッドストックだそう。

劇場版3DCGアニメ『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』について語る前田敦子さん

「何を言っているのかわからないウッドストックの言葉を理解できるスヌーピーは、ウッドストックにとっていなくてはいけない存在だし、スヌーピーの背中を押すのはウッドストック。私には2人が同性の友だちというより異性の友だちに見えます。異性ならちがう目線で物事を強く言い合えたり、同性には言いづらいことも異性には直接言えたりするということがある。異性の言葉だったら、素直に受け入れられたり……というような2人にしかわからない友情がある気がします」と2人の関係に思いをはせました。

映画では壁に何度もぶつかるチャーリー・ブラウンの姿が描かれていますが、前田さんが壁にぶつかったときは「ひとりでは無理なタイプなので、悩みがあったら人に言いいます」とキッパリ。

「まわりの人に聞いてもらってスッキリするタイプです。ひとりで抱え込むより言ってスッキリしてがんばろうって。そのとき一緒にいる人で信頼できる人に話して、いい意味で甘えさせてもらいます」と笑顔を浮かべ「今、乗り越えようとしている“壁”は『大人になること』。ここから30歳に向けてどうステキな大人になれるか。まだ人に何かを教えられる立場ではないので、大人ではないですね。自分がどうすれば追いかけている先輩たちのようになれるのかというのは大きな課題ですね」と気を引き締めました。

“赤毛の女の子”という好きな女の子の登場をきっかけに今までのダメな自分を変えようと奮闘するチャーリー・ブラウン。恋愛について「なくてもいいや」と思うこともあるという前田さんだが、「恋人でも友だちでもお互いが切磋琢磨できる存在だったら最高。お互いがいい影響を与え合って。そうすれば仕事にもプラスになると思う」と明かしました。

『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.PEANUTS(C)Peanuts Worldwide LLC

映画では、チャーリー・ブラウンの恋や奮闘にハラハラドキドキし、スヌーピーの空の大冒険に興奮する一方で、キャラクターがつぶやく何気ないひと言にハッとなることも。前田さんは「小さい子だけではなくて、私の世代やもっと上の世代にも向けられた作品。ぜひ見てほしいですね」とアピールしました。映画は公開中です。 

 (堀池沙知子/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2015年12月05日に公開されたものです

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