「結婚したいね」のそのあとで……結婚の挨拶で彼の両親に聞かれたこと6つ
「結婚したい!」という気持ちだけではできないのが結婚です。プロポーズされて、安心したのもつかの間。今度は「彼の両親への挨拶」というイベントが控えています。失礼がないようにと、緊張してしまうイベントですが、その席では彼の両親からどんなことを聞かれるのでしょうか? いくつかの実体験をご紹介したいと思います。
食べ物の好み
「彼のご両親の家に着いて、簡単な挨拶が終わると、『どんな食べ物が好き?』『お酒は飲める? ワインは好き?』と、食べ物の好みを聞かれた。素直に答えたら、『よし、じゃあ行こう』と言って、近所のイタリアンレストランに連れて行ってもらった」(33歳/専業主婦)
堅苦しくなりがちな席を、和やかなおもてなしにしようとする彼のご両親の気使いが伝わってきますね。
父の職業について
「彼のお父さんから『お父さんは何をされている方なんですか?』と、父の職業を聞かれた」(32歳/アパレル)
結婚は当人たちだけの問題ではなく、家同士がするものでもあります。相手の家のことを少しでも知っておきたいと思うのは、親として当然かもしれません。
「タバコは吸いますか?」
「彼のお母さんに『タバコは吸いますか?』と聞かれ、吸わないのでそう答えると、『○○(彼の名前)はタバコ吸うので、嫌でしょう?』と、彼をなじる感じで冗談っぽく言ってくれた。おかげで少し場が和みました」(29歳/教育関連)
質問でコミュニケーションを取りつつ、その場を和ませようとしてくれたのですね。
趣味に関する質問
「彼から彼の両親に私のことをそれとなく伝えてあったようで、彼のお父さんが『○○さん(私)はジャズが好きだと聞きましたけど、どの辺のジャズが好きなんですか?』と趣味について聞いてくれた。それから彼のお父さんとジャズ話で盛り上がった」(31歳/広告)
彼の両親と共通の趣味があると心強いですね。壁を感じているのは最初だけで、趣味の話で盛り上がれれば一気に打ち解けられます。
新婚旅行はどこに?
「彼のお母さんに『新婚旅行はどこに行くかもう話し合ってるの?』と質問された。私が候補地をいくつか挙げて、それらの場所について世間話。『インドは下痢をするからやめれば?』と言われた。そのあと、彼の両親が新婚旅行で行ったイタリアの思い出話をうかがい、心が温かくなってきた感じがして、なんだかよくわからないうちに涙ぐんでしまった」(33歳/ソフトウェア)
彼のご家族が温かく迎え入れてくれた上に、ご両親の仲むつまじい新婚旅行の話を聞くうちに、自分が手にした幸せを実感したのでしょうね。
結婚後の仕事は?
「彼のお母さんから『結婚後、お仕事はどうされるの?』と聞かれ、『共働きを続けるつもりです』と答えた。お母さんは『今はそういう時代なのねえ』と嘆息。それから育児休暇を何カ月間取れるかや、待機児童について世間話をして、『困ったことがあったら遠慮なくいつでも言ってね』と言ってくれた」(26歳/医療)
お母さんの世代では、女性は寿退社が一般的だったのでしょう。「困ったらいつでも頼って」と言ってくれて、彼女も彼のご両親の存在を頼もしく感じたはずです。
総じて見てみると、彼の両親のうちお母さんが多弁なことのほうが多いようです。お父さんには「若い娘さんを前に何を話していいかわからない」といった当惑があるのかもしれませんね。
※画像は本文と関係ありません
(藤井弘美+プレスラボ)
※この記事は2015年11月29日に公開されたものです