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恥ずかしいーーー!人前でオナラをしてしまったときの上手な対処法

森川ほしの/OFFICE-SANGA

女子たるもの、人前でオナラなんて……と言いたいところですが。こればかりは、生理現象ですから仕方がありません。隣に誰かがいるのに、うっかり出てしまうことだってありますよね。こんなとき。世の女性たちは、どのように対処しているのでしょうか? 女友だち同士でもなかなか話せない、本当のところを聞かせてもらいました。

別の音で相殺!

・「くしゃみでごまかす」(32歳/ソフトウェア/営業職)
・「靴を鳴らしたりして、音をごまかす」(27歳/建設・土木/事務系専門職)
・「椅子を動かしたり、音をほかのものでたてる」(22歳/金融・証券/事務系専門職)
・「咳払いなどでごまかす」(26歳/団体・公益法人・官公庁/営業職)

出てしまったものは、しょうがない! でも、恥ずかしい! ということで、瞬時にほかの音を鳴らして、ごまかすという作戦ですね。これは、試みたことがある人も多いのでは? うまくいけば事なきを得られそうですが、失敗するとよけい気まずい空気になるかも……。

演技派女優たち

・「知らんぷりを決め込む」(26歳/情報・IT/事務系専門職)
・「自分ではないふりをする」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「その場から逃げる」(27歳/その他)
・「何ごともなかったようにふるまう」(29歳/小売店/販売職・サービス系)

女はみな女優。このくらいの演技ができなくては、女としてこの世を渡っていくことはできません。とはいえ、隣の人が「確実にコイツだな」と気づいていた場合、「知らんぷりしている!」と悪印象を持たれてしまう可能性もありそう。

素直に謝っちゃった方が楽かも?

・「素直に謝る」(27歳/情報・IT/事務系専門職)
・「どうせごまかせないので、謝る」(23歳/小売店/事務系専門職)
・「謝るのが一番」(25歳/食品・飲料/技術職)
・「もししてしまったら、周囲にいるのが知人の場合は、潔く謝る」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

意外と、素直に認めて、謝ってしまうのが一番恥ずかしくないのかも? 「人前でオナラが出ちゃって、恥ずかしい!」という経験は、きっと誰もが一度くらいは経験していますからね。「わかる、わかるよ~」と、あたたかく対応してもらえるはず。

女は愛嬌!

・「笑って許してもらう」(33歳/建設・土木/技術職)
・「てへぺろ」(32歳/その他)
・「笑ってごまかす」(32歳/不動産/専門職)

笑顔は、ときとして最強の武器になります。窮地に陥ったときこそ、スマイルで乗り切る。そんな対処法を実践している女性もいるようです。仲の良い人たちと一緒にいるような場面では、気まずいムードを避けられて良いかもしれませんね。

ついオナラが出ちゃったとき、みなさんあの手この手で乗り切っているようですが、「マナー」としてはどう対処するのが一番良いのでしょうか? マナー講師の平松幹夫先生に話を聞いてみました。

「ある調査によると、オナラをしてしまったときにとる行動でもっとも多いのは『何ごともなかったように振る舞う』だそうです。素直に認めて『オナラが出てしまいました。ごめんなさい』とあやまる人は、3分の1程度なのだとか。誰にも気づかれていなければ黙り込んでしまえば良いですが、問題は周囲の人にバレてしまったときでしょう」(平松先生)

あきらかにバレているという場合の対処法は?

「一番のオススメは、『少し恥ずかしがりながら、正直に告白する』です。オナラは周囲の人に不快感を与えることになりますので、謝ることはとても大切。しかし、すごく真面目な態度であやまってしまうと、周囲の人もどのように対応したら良いか、困ってしまうでしょう。少し羞恥心を込めてあやまれば、周囲の人も笑い話で済ませることができます」(平松先生)

これは、「オナラだけではなくゲップのときも同じです」と平松先生。オナラもゲップも、人前では恥ずかしい生理現象です。我慢できればそれが一番ですが、出てしまったら仕方ありません。そんなときは、ちょっと恥じらいながら「ごめんなさい」。どうやらこれが、一番良い対処法のよう。

まとめ

そして反対に、誰かがオナラやゲップをして素直に謝ったときは、嫌な顔をせず、あたたかく受け止める寛容さも忘れないようにしたいですね。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数146件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年11月24日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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