働く女子が白状! 電話で声のトーンが上がるのは、ナゼ?
電話に出た途端、普段とはまったくちがう高い声で話す女性がいます。近年は発信元の相手の名前が簡単にわかるため、相手によって声色を変えていると周囲に気づかれることもあるでしょう。電話に出るとなると声を変えてしまう理由を、社会人女性のみなさんに聞いてみました。
高い声のほうが印象がいいと思って……
・「もともと声が低いので、印象が悪くならないように少し上げる」(34歳/その他/その他)
・「仕事中、外線を受けるときは1オクターブ高めるが、社員と話すときは低めの地声に戻す」(34歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
仕事を覚えたての頃、電話応対はワントーン高い声で、と教えられた人もいるのではないでしょうか。実はこれはかわいい女性を好む日本人男性が作り出した教えだとも言われています。近年はビジネスにおいては女性も低い声の方が落ち着いた印象で高い信頼度を得られるという理由から、高い声を抑える動きも出てきています。
高い声は聞き取りやすい!?
・「普段の地声が低めなので、電話では聞きとりやすいように少し高めに喋っていると思う」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「仕事で電話対応するときに声が低すぎて聞こえないと言われるので、かなり声のトーンを上げて話しています」(26歳/情報・IT/営業職)
相手に聞き取りやすいように高い声で話すという人もいます。ですが実はこれも、声の高さに問題があるのではなく、話し方に問題があるのです。低音の響かせ方がうまい人は、低くても聞き取りやすく話すことができます。
優しい話し方になる
・「仕事で電話に出るときは、割と優しい声に聞こえるようにしている」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「変わる。少し声が高くなり、言葉遣いも丁寧になる。電話は声だけで印象が決まるので、声色や言葉づかいを丁寧にしたいから」(24歳/不動産/営業職)
顔が見えない電話だからこそ、話し方に気を付けている人も。言葉はちょっとした心がけで優しさを表現できるものです。丁寧にゆっくりと話すことで、相手に聞こえやすく伝わりやすい話し方ができるでしょう。
声が変わる様子は不快
・「変わりません。変わる子を見て不快だったので自分はならないように気を付けています」(33歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)
・「変わらないようにしている」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)
電話応対で声が変わることを、あまりよく思っていない人もいます。猫かぶりとも捉えられることがあるので、極端に声が変わるのは考え物です。声や話し方を変えなくても相手に不快感を与えないよう、普段から気を付けて生活することが大切です。
電話応対ではどうしても顔が見えない相手によく思われたいという気持ちから、声を変える人が多くいますが、その状態を維持するのは楽なことではありません。無理のない範囲で不自然にならないよう、丁寧な電話応対を心掛けたいものですね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年10月~11月にWebアンケート。有効回答数226件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2015年11月24日に公開されたものです