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夫婦の気になるマネー事情、「互いのお給料、いくらか知っている?」

仲良しな友人との間でも、「給料どれくらい?」といったリアルなお金事情は話さないのが日本人。でも、さすがに夫婦間だと給料の話はせざるを得ないはず。そこでマイナビウエディング編集部では、「夫婦で互いの給料、知ってる?」について既婚男女276名にアンケートを行いました。

6割超が給料を正確に申告していた

Q.自分の給料を相手に申告していますか?
正確な金額を申告している(57.3%)
だいたいの金額を申告している(25.6%)
申告していない(13.1%)
低めの金額を申告している(3.0%)

6割近くが相手に「正確な金額を申告している」と回答しています。「だいたいの金額を申告している」と併せると、8割以上が相手に対し、金額を正直に伝えているようです。それぞれの理由について詳しく聞いてみました。

「家族の将来が関わる大事なことだから」正確に申告

1位の「正確な金額を申告している」の理由のうち、最も多かったのは「お互いに知るべきだと思うので」(女性/26歳/食品・飲料)をはじめとして「正確に知ってもらいたいから」(男性/33歳/機械・精密機器)、「将来の子育て資金に必要で大切なことだから」(男性/26歳/農林・水産)、「オープンにした方が家族のつながりが強まると思うから」(男性/45歳/金属・鉄鋼・化学)など、家族というひとつの共同体だからこそ、情報を共有し合うことの重要性を感じるという意見でした。

他には「ごまかしてもすぐにばれるから」(男性/32歳/商社・卸)、「妻が怖いから」(男性/40歳/金属・鉄鋼・化学)、「銀行の通帳の管理は妻と妻の母に任せているので、隠したところですぐにわかる」(男性/32歳/通信)など、ウソを吐くとよい結果にならないと考える人がチラホラ。賢明な選択かもしれません。

「小遣い制で、お金の管理は相手がやっているので必然的に知られてしまう」(男性/30歳/学校・教育関連)、「給与明細も渡し、管理してもらっている」(男性/29歳/食品・飲料)など確実にバレる状況だからと話す人もいました。

「細かい数字は面倒だから」だいたいの金額を申告

続いて「だいたいの金額を申告している」と回答した人は、「端数までは面倒」(女性/32歳/マスコミ・広告)、「毎回金額が違って、毎回報告するのが面倒くさいので」(女性/28歳/学校・教育関連)など、細かく申告するのは億劫だとする声があがりました。

「相手が興味を持っていないから」申告していない

3位の「申告していない」は、「あてにされたくないから」(女性/27歳/小売店)、「搾取されるのが嫌だから」(男性/28歳/学校・教育関連)、「相手の金遣いが荒いから」(女性/35歳/食品・飲料)など、ネガティブな意見が多め。「稼いでいる」とわかるとよい結果をもたらさないパターンもあるようですね。

この他には「興味がなさそうなので」(女性/32歳/自動車関連)、「聞かれないので」(女性/33歳/不動産)など、相手がそもそも自分の給料に関心がない、といった声も。こちらは問題なさそうです。

「共働きで一定額を拠出する方法にしているので」(男性/29歳/学校・教育関連)のように、知らなくても困らない事例もありました。

「へそくりしたいから」低めの金額を申告

4位の「低めの金額を申告している」は、「家賃を多く出してもらうため」(女性/30歳/商社・卸)、「へそくりを貯めたいから」(女性/28歳/金融・証券)など、ちょっとズルい(?)意見が見られました。

なかには例外もありますが、大半の人は給料の額を正直に伝えていることがわかる結果となりました。一緒にお金を増やしていきたいなら、ウソを吐かないほうがベターかもしれませんね。

※アンケート対象
調査時期:2015年8月6日~2015年9月10日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の既婚男女276名
調査方法:インターネットアンケート

(文/池田園子)

※この記事は2015年11月18日に公開されたものです

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