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これはナイわー! 「あまりにも子どもっぽい」とドン引きされる女性の話し方4選

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大人女子だって、やっぱり「かわいい」と言われたい! その気持ちは、きっとみんな同じでしょう。でも、「かわいい」と「子どもっぽい」は紙一重。ときどき、大人にはふさわしくない話し方をする女性がいますよね。今回はそんな「同性から見て、あまりに子どもっぽいと感じる話し方」について、働く女性たちに聞いてみました。

ちょっとしたことだけど……

・「一人称が『あたし』や『○○(下の名前)』」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「『~と言っていた』を『~とゆっていた』と言う人」(29歳/ソフトウェア/技術職)
・「語尾が伸びる」(28歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

大人になってからも、自分のことを下の名前で呼んでいる女性は結構多いですよね。それはそれで良いと思いますが、場所や相手によって、使い分ける配慮は必要でしょう。大人女子にふさわしい一人称は、やはり「わたし」ではないでしょうか。

それがかわいいと思っているの?

・「声がかわいいを意識している感じ」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「高すぎる声や、ところどころ『えーっとー』などが入る」(25歳/医療・福祉/販売職・サービス系)
・「遅刻しても謝らないことを、意を決して怒ったら、『だって起きられないんだもん』と逆切れされました」(31歳/その他)

いくつになっても「かわいらしい」女性には、たしかに憧れます。しかし、「もん」はさすがにないでしょう。小学生の女の子ならかわいいですが、大人女子に言われたら腹が立つだけ。しかも、遅刻をして怒られている最中に……。

もう大人なんだから!

・「『~して、~して』など、話をダラダラと続ける人」(26歳/団体・公益法人・官公庁/営業職)
・「ギャルっぽい話し方。語尾のアクセントがおかしい」(29歳/小売店/販売職・サービス系)
・「略語を使う」(32歳/その他)

友だちと雑談しているときと、たとえば職場の同僚や先輩と話しているときでは、関係性や場面が違います。そこは話し方にも少し気を配って、使いわけるのが大人というもの。いつも同じ話し方で、ギャルっぽかったり、略語を連発したりする女性は、「大人女子」とは呼べません。

話を聞かないオンナたち

・「全部話を自分のことにする人」(23歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「人の話をさえぎって、自分勝手に話す人」(30歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「自分中心に話す」(28歳/建設・土木/事務系専門職)

たとえ丁寧に、大人っぽい口調で話していても、人の話を聞かずに自分の話ばかりしていては……。子どもっぽいと思われても仕方ありませんね。これは女性だけでなく男性も同じかもしれませんが、本当の「大人」は聞き上手なものです。

いろいろな「子どもっぽい話し方」が登場しましたが、それでは「大人の女らしい話し方」をするためには、どんなことに注意すれば良いのでしょうか? 話し方講師・栗原君枝先生に聞いてみました。

先生からのアドバイス

「会話の中で『私』を連発すると、子どもっぽい印象になってしまいます。相手の話をしっかりと聞く姿勢が身についている人は、『私は……』『私が……』と連発することはありません。『私』よりも、『あなたは』『○○さんは』と相手のことを話題にするよう心がけると、聞き上手で、大人っぽい印象になりますね」(栗原先生)

また、正しい文章を心がけて話すこともポイントのようです。

「たとえば『休日は何をしているの?』と聞かれたときに、『買い物』と単語だけで答えても意味は通じるでしょう。しかし、素敵な大人の女を目指すなら、ここはきちんと文章で答えるように心がけて。『休日は、よく買い物に出かけます』と丁寧に答えるだけで、印象がグッと大人っぽくなります」(栗原先生)

さらに、会話のテンポにもポイントが。

「やはり、ゆったりと話す人は大人っぽく感じます。相手の言葉が途切れたら、一拍置いてから話しはじめると、大人っぽくて上品な印象になります」(栗原先生)

まとめ

もちろん女性ですから、人からかわいいと言われたらうれしいですが、ある程度の年齢になれば「大人の女」としての落ち着きも身につけておきたいところ。今回挙げた話し方に心当たりがあった人は、明日から気をつけてみては?

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数146件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年11月18日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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