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ダイエットが続かない、リバウンドする原因は? 続ける習慣と方法

ダイエットをしようと思ったことは女性なら一度はあるのでは? ダイエットに成功した話は聞くけれど、続かず挫折してしまったなんて話もよく耳にします。そしてさらに最悪なことにリバウンドした、なんて話も。痩せるはずが太るなんて、本末転倒もいいとこ! どうして多くのダイエットは続かないのでしょうか。その原因と、ダイエットを続ける秘訣を探りました!

ダイエット経験者の約8割が続かない&リバウンド

どのぐらいの女性がダイエットに挫折しているのでしょう。アンケートで聞いてみました。

 

Q. 今まで一度でもダイエットをしたことはありますか?

はい 52.4%
いいえ 47.6%

やはり半数以上の方がダイエット経験者でした。しようかな、と考えたことがある人はもっと多いはず。では、経験者のうち、挫折してしまった人はどれくらいいるのでしょうか。

 

Q.続かなかったり、リバウンドした経験はありますか?

はい 76.0%
いいえ 24.0%

なんと8割近くの方が、続かなかった、リバウンドしたと答えています。彼女たちはどんなダイエットにトライしたのでしょうか。もっと詳しく見ていきましょう。

続かなかったダイエットとその理由

 ●「バナナダイエット」は選択肢が狭いのが原因?

・「朝バナナダイエット。」(27歳/建設・土木/事務系専門職)

・「バナナダイエット。バナナが好きでないことに気付いた」(33歳/その他/クリエイティブ職)

・「1つのものを食べ続けるタイプは買うのがめんどうになってきて結局途中で続かなくなる。」(32歳/建設・土木/事務系専門職)

多くの女性が挙げた「バナナダイエット」。ほかにも「りんごダイエット」など挙げる方もいました。何かひとつの食材を摂りつづけるダイエットは簡単にみえて、非常に難しいようです。やっぱり飽きてしまいますし、好きだったものでも嫌いになってしまいそうです。応用が利かないので、その食材を切らせてしまうと、中断せざるをえないところも挫折してしまうポイントかもしれません。

●「食事制限」はストレスでリバウンドする?

・「食事制限。お腹がへってどかぐいした」(33歳/医療・福祉/専門職)

・「食事を抜くこと。ふつうに食べるようになったら一気に戻った。」(26歳/情報・IT/専門職)

・「食べないダイエット。ストレスがたまってしまい、いっぱいたべてしまい逆に太った」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)

1日1000キロカロリー以下や、夜を抜いて1日2食にする、などといった食事制限によるダイエットも、続かず挫折した人が多い模様です。それどころか、やめた途端たくさん食べ過ぎてしまい、リバウンドしたと答えた人も多数いました。食事制限はかなりストレスがかかるようで、それが原因となって過食に走りやすいようですね。まさに痩せたかったのに太ってしまう最悪なケースです。

●「炭水化物抜きダイエット」は逆に食欲が出て挫折する?

・「炭水化物ダイエットをしたら、空腹にガマンができなくなって続かなかった。」(30歳/医療・福祉/専門職)

・「炭水化物を食べない。何日か食べなかったら、そのあと反動で無性に食べたくなってやけ食いしてしまった」(28歳/学校・教育関連/専門職)

「炭水化物抜きダイエット」「脱炭水化物ダイエット」を挙げる人が多くいました。流行ったダイエットでトライした人も多いのでしょう。しかし、逆に空腹が増してしまうという欠点があるようですね。気軽にはじめられそうな反面、食欲に勝つ、強い意志が必要なダイエットのようです。

多くの女性が挙げた3つのダイエットとその続かなかった原因を見ていきましたが、たしかに未来永劫続けるとなると無理の出そうなものばかりですね。ではどうしたらいいのでしょうか。ダイエットに詳しい方に聞いてみましょう。

失敗するダイエット、その原因とは

なんと経験したことのあるダイエットの数は30個以上! 流行のダイエットは何でも経験してみている、数々のダイエット経験を持つモデルの赤埴奈津子さんに、今までの経験を踏まえて、どういうダイエットは失敗するのか原因とともに伺いました。

お話を聞いたのは
赤埴奈津子さん。元美容部員で、ヘルシー&ビューティフードアドバイザーの資格を持つ、美容やダイエットに詳しいモデル。現在はグッドモーニングジャパンという美容にいい朝食料理教室も主宰しています。

●続けるのが難しかったダイエットとその原因

――今までやって、続けるのが難しかったダイエット、早々に挫折してしまったダイエットはどんなものがありますか?

赤埴さん「まずはジム通いとヨガ教室ですかね。行くまでが面倒になってしまったんです。出かけなくてもできるダイエットの方が継続できると思います

――ほかにはどうですか?

赤埴さん「豆乳ダイエットですね。飲みすぎて太ってしまいました。『○○ダイエット』とかでも、食べすぎたり飲みすぎると普通に太ります。ダイエットの落とし穴ですよね

なるほど、続けられる環境にあるかはじめる前に考えてみるのも大事ですね。それと上でも出てきましたが、ひとつの食材でする○○ダイエットはついつい食べすぎてもOKな気がしちゃいますが気をつける必要がありますね。

●過去には成功したがやめてしまったダイエットとその原因

――昔はうまくいっていたけど、今はやめた、というようなダイエット習慣はありますか?

赤埴さん「ひとつ目はサプリメントをたくさん飲むことです。たくさん飲むことで、それだけで体にいいことしたと満足してしまっていたんですね。サプリメントに頼ることもいい面はあるのですが、サプリメントで補っているからと食事を抜けばお腹は減るし、体重は減りましたが体力もぐんと減ってしまいました。それからきちんと食事で栄養を摂ろうと思い始めてやめました

――ほかにはどうですか?

赤埴さん「2つ目は『18時以降食べない』ダイエットです。体重は減りましたが、お腹が減りすぎて眠れなくなってしまったので、継続は難しくなりやめちゃいました

サプリメントで栄養を補うこともときとして必要ですが、頼りきりになるといろいろな弊害が現れますよね。やはりお金もかかってしまいますし、食事で摂れるならそちらの方が断然長く続けられるでしょう。また、○時以降食べないダイエットといった食事制限に近いダイエットも、自分の生活スタイルに合っていないと続けることは不可能です。ストレスでリバウンドする恐れもありますよね。

やはり、自分の生活スタイルを考えて、長く続けられそうかいったん考えることは重要なようです。このダイエットなら続く! という情報も、個人の生活環境に大きく左右されると考えたほうがいいですね。

ダイエットを継続する3つのコツ

 

では、ダイエットを継続するにはどういう思考法や習慣を持ったらいいでしょうか。引き続き赤埴さんに方法を聞いてみたいと思います。

――ダイエットを継続するコツって何かありますか?

赤埴さん「次の3つを意識してみてはいかがでしょうか?

●続けるコツ1 ストイックになりすぎない

ストイックになりすぎると、ちゃんと出来ない時にストレスを覚えてしまいます。私は、少しお菓子を食べただけで罪悪感、我慢もできない自分が嫌になり、逆に過食に走っていました。
あまりルールを決めすぎず、ストレスをためないで楽しくダイエットするのが長続きのポイントだと思います

●続けるコツ2 食べるときは食べて、きちんと調整する

友だちとの食事は楽しい時間。そんな時に『ダイエットしてるからサラダだけ』なんてしていたら、場がしらけてしまします。他人に不快感を与えるダイエットはNG。楽しく食べるときは食べる! そして後で食べ過ぎた分、歩いて帰ったり、翌日の食事を少な目にしたりと調整するメリハリが大事です

●続けるコツ3 常にダイエットを意識して食事を選ぶ

食事をする時は常に、どれが体にいいかな。で選んでいます。すると自然とヘルシーな選択に。ガッツリしたものも食べますが、本当に食べたいかな?と一度自問自答します。
それでも食べたかったら食べますが、『これはゼロカロリー!』と体に言い聞かせて食べるようにするのがオススメ。頭でコントロールするのが肝心です

――赤埴さん、ありがとうございました! 最後に今注目しているダイエットは何かありますか?

赤埴さん「グルテンフリーダイエット、菌活ダイエット、フィールサイクル、1975年ダイエットでしょうか

――いろいろありますね! また感想をお聞かせください!

まとめ

ダイエットが続かない要因は個人の生活環境に基づくものが数多く存在することがわかりました。誰かが成功しているからといって、自分も成功し継続させられるかはわからないようです。自分に合ったダイエットにめぐり会うのが成功への一番の近道かもしれないです。めぐり会った上で、赤埴さんが奨める3つのコツを意識すれば、長く続けられてリバウンドとは無縁の生活を送れるかもしれませんね。

(マイナビウーマン編集部)

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数193件(22歳~34歳の働く女性)

 

※この記事は2015年11月13日に公開されたものです

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