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彼にボーナスの額を聞いてもOK? それともNG?「聞かれたら、僕たちはこう思う」証言集

Spinof Design(スピノフ デザイン)

そろそろボーナスが気になる時期。私はボーナスと無縁の職場続きだったので、そもそも支給日がいつごろなのかさえも知らず……。ということで調べてみました。冬のボーナスは12月頭から12月末の間にもらうことが多いようです。いいなあ……。

不躾な疑問かもしれませんが、彼氏のボーナスの額って気になりますよね? 「いえ、お金目当てでなく、彼の勤務先の業績や、業種の景気動向を知りたいという知的好奇心という意味で……。」「やっぱり私より多くもらってるのかな~」など、少なからず興味はあると思います。さて、いざ聞いてみようと思った場合、彼はどう思うのでしょうか。

Q.彼女に「ボーナスの金額」を聞かれたら、どう思いますか?

「何も思わない」……39.0%
「正直、言いたくない」……61.0%

気にしないのが4割、嫌だと思うのが6割という結果になりました。その心の機微に触れてみます。

<何も思わない派>

積極的にオープンにする派

・「隠す必要がないと思う。むしろお金の価値観はしっかり話したほうがいい。」(33歳/情報・IT/事務系専門職)
・「一緒に生活しているので。」(29歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「正直に言ったほうが、印象がいいから。」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「聞かれたら、教えるつもりでいるから。」(32歳/小売店/事務系専門職)
・「そもそもボーナスの考えられない職業形態。聞かれることも想定しないし、聞かれてもそう答えるしかないため。」(35歳/金属・鉄鋼・化学/個人事業主)

「お金のことはあまりオープンにしたくないかな」と予想していたのですが、意外と彼女に教えてもいいという声もそこそこありました。すでに彼女と一緒に住んでいたり、結婚を視野に入れている場合はOKのようです。ほかには、下手にごまかすよりはストレートに言っちゃったほうがいいとか、ボーナスがないので後で期待されるよりは先に言っておくなどの理由が挙げられました。

事情があったり、気にしていない

・「ある程度もらえているから、なんとも思わない。」(31歳/運輸・倉庫/技術職)
・「ボーナスがずっと出ていないので、隠しようもないから。」(36歳/機械・精密機器/営業職)
・「職業柄、大体の金額は知っていると思うので、いまさら気にしない。」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「何も思わない。何も買ってあげないけど。」(31歳/電機/技術職)
・「資産運用で儲けているので、ボーナスよりも自分の資産残高を聞かれるほうが嫌。」(33歳/機械・精密機器/営業職)

彼の性格にもよるところが多いみたいですね。「満足の金額だから聞かれても気にしない」という人も。たくさんもらってる人は、むしろ言いたいのかもしれません。ボーナスは一概に業績と社内の評価だけで決まるわけではないのですが、「俺、こんなに仕事がんばってるんだ」「これだけ会社に貢献できてるんだ」とポジティブな印象を受けます。

<正直、言いたくない派>

トラブルや面倒は避けたい

・「彼女にそこまで言う気がないし、聞くような女とは別れると思う。」(32歳/食品・飲料/技術職)
・「プレゼントの金額を上げなければいけなくなるので、絶対に言わない。」(29歳/医療・福祉/専門職)
・「結婚した後ならともかく、結婚前はほっといてほしい。」(38歳/電機/技術職)
・「ボーナスは、自分の使いたいことに使うから。」(28歳/情報・IT/技術職)
・「いろいろ探られてる気がして嫌だ。」(38歳/通信/技術職)

お金で人が変わるという話も聞きます。要らぬトラブルを防ぐために、お金のことはタブーにしている男性も多いようです。まだそこまでの関係の彼女ではないというのも、あるかもしれません。金額を言ってしまった手前、食事やプレゼント、旅行などを期待されるかも……。ボーナスは普段のお給料とちがって、ぱっと使いたくなったりしますよね。

がっかりさせたくない

・「恥ずかしいので言いたくない。」(34歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「彼女よりも安かったらカッコ悪いから。」(33歳/学校・教育関連/専門職)
・「彼女の理想とは離れていると思うから。」(28歳/情報・IT/技術職)
・「雀の涙だから。」(30歳/サービス/事務系専門職)
・「悲しくなるから。」(22歳/金融・証券/専門職)

少なくて恥ずかしいという気持ちの裏に、「彼女を失望させたくない」という優しい気持ちが見え隠れしていると感じました。彼の値踏みをしたいわけではないので(もしそうだとしたら、それまでの関係ですが……)、多い少ない、ボーナスの有無はお付き合いとは関係がないことだと考えています。ボーナスの話になって彼が口ごもったら、深追いしないのが無難です。

まとめ

薄給に悩む女性が「大企業に勤めてる彼にボーナスの額を聞いたら、自分の年収とほぼ変わらなかった……」と、衝撃を受けて転職を決意したという話を聞いたことがあります。ボーナスの使い道をふたりで考えても楽しいですし、ナイショにしておくポリシーでもいいと思います。私が唯一ボーナスをいただいたのが、転職してしばらくして「入社してから1年経ってないから、満額は出ないけどね」と渡された○万円だったと記憶しています。精神衛生上、あまり気にしすぎないのが一番です。

(Spinof Design)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数103件(22歳~39歳の社会人男性)

※この記事は2015年11月12日に公開されたものです

Spinof Design(スピノフ デザイン)

グラフィックデザインの制作を中心に、ライター業、ライフデザイン講座の開催、アート教室を運営しています。主な専門分野は「女性の転職」「男性視点」「子育てと仕事の両立」です。「自分のカラを破ろう!」をテーマに、乳幼児向けのママさん向けの「パート起業&パート就業講座」をスタート。小学校でのキャリアデザイン出張授業や、商業高校での「とにかく楽しく!作りたいものを一緒に作るIllustrator・Photoshop講座」も好評です。

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