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8割以上が「したくない」と回答! 日本人女性が国際結婚したくないわけ

ファナティック

外国人と付き合っている人にとって、その後に立ちはだかるのが国際結婚という壁です。法律的にもさまざまな条件をクリアする必要があったり、文化の違いや、彼の母国にいく場合はうまくその土地になじめないことも。その反面、ほかの人よりも視野が広がるなどメリットもたくさんある国際結婚について、率直な意見を社会人の女性に聞いてみました。

Q.国際結婚をしたいですか?

はい……16.2%

いいえ……83.1%

経験済み……0.6%

8割以上の女性が、国際結婚はしたくないと回答しました。それぞれの理由を見てみましょう。

「国際結婚をしたい」と回答した女性の意見

●異文化に刺激を受けたい

・「子育てを積極的にする人が多いから」(31歳/その他/その他)

・「刺激がありそうだから」(33歳/金融・証券/事務系専門職)

文化の違いを国際結婚の障害と考える人が多くいますが、それをメリットと考える人も。男性の育児参加やワークライフバランスに対する考え方、個人を尊重した価値観など、別の角度から文化の違いを捉えてみると、先入観だけで判断するのはもったいないと感じるでしょう。

●努力次第で文化の壁はなんとかなる

・「抵抗は全くありません。たとえ、改宗が必要でも大丈夫」(30歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「今の彼が外国人だし、夫婦別姓でも合法的に結婚できるので」(32歳/学校・教育関連/技術職)

国際結婚の増加にともなって、外国人の旦那さんを持つ女性に対する人々の見方や法の整備も進んできています。理解のある人も増えてきているので、本人の努力次第で障害は乗り越えていけるのではないでしょうか。

●かわいい赤ちゃんが欲しい!

・「ハーフの可愛い赤ちゃんに憧れる」(25歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

・「かわいいベイビーが産まれると信じているから」(28歳/医療・福祉/専門職)

意外と多かったこの意見。たしかにハーフの赤ちゃんってすごくかわいいですよね! 単純にそれに憧れる女性も多くいました。国際結婚のメリットのひとつと言えるのかもしれません。

「国際結婚はしたくない」と回答した女性の意見

●価値観がちがうのは大変そう

・「日本人同士でも意思疎通ができないのに、国際恋愛はもっと大変そうだから」(27歳/金融・証券/事務系専門職)

・「言葉の壁や文化の違いで、喧嘩してしまいそう」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)

異文化への興味よりも抵抗の方が強い人は国際結婚は向いていないかもしれません。物事は捉え方によってプラスになることもマイナスになることもあります。国際結婚の問題点や障害をプラスに捉えるにはかなりのエネルギーが必要になるでしょう。

●物理的な距離の問題

・「両親に会いに行くのも一苦労、となるのは寂しいので」(31歳/ソフトウェア/事務系専門職)

・「めんどくさそう。里帰りにお金がかかる」(25歳/不動産/事務系専門職)

国際結婚の切実な問題は物理的な距離です。日本国内でもお盆とお正月に帰省するくらいのものなのに、海を越えるとなればさらに頻度は減るでしょう。飛行機を乗り継いで行くのは時間もお金もかかり、簡単なことではありません。

●恋愛だけならいいけど結婚はめんどくさい!

・「結婚となると、戸籍とか苗字とか習慣とか面倒事が多そう。」(27歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

・「相手の家族や親族とも付き合わなければならないのは負担だから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

国際恋愛ならいいけど国際結婚はちょっと、という意見も多くあがりました。恋愛とちがい結婚となると、手続き、戸籍、いろいろ考えることも増えます。また、日本人同士でさえ面倒くさい親戚づきあいも、もれなくついてくると、気が思い女性が多いようです。

まとめ

やはりさまざまな障害が考えられる国際結婚ですが、外国人と結婚して幸せな人生を送っている日本人女性も数多くいます。彼女たちは愛する人との人生には、国籍も人種も関係ないことを、身をもって証明してくれています。自分が幸せになれる結婚は、障害を乗り越えてこそ手に入るものなのかもしれません。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数160件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年11月05日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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