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TPOに応じないファッションで恥をかいた体験談【女性編】

森川ほしの/OFFICE-SANGA

冠婚葬祭の場はもちろん、仕事やデートといった場面に合わせて服を選んだり、会う相手のことを考慮したファッションにしたり。大人女子には、そんなTPOに合った服装が求められます。これを考えずに服を選ぶと、恥をかいてしまうことも。働く女性たちに、体験談を聞かせてもらいました。

暗黙の了解……

・「結婚式のときは白ドレスを着たらダメってことを知らなかったので、恥をかいた」(30歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「親戚の結婚式に白とドット柄で行ってしまった。きっと白い目で見られたと思う」(26歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

結婚式に出席する際の服選びには、本当に気を使います。「白」は花嫁の色。純白のウェディングドレスとかぶらないように、招待されたゲストは白い服を避けるのがマナーとされています。また、柄物の服も、フォーマルな場所では好ましくないとされていますね。

弔事のマナーって難しい!

・「お葬式のときに、黒い革靴がなく、スニーカーで行ってしまったことがある」(32歳/学校・教育関連/技術職)

・「法事で、前回は黒っぽいカジュアル目でいいと言われて、次の法事も同じ格好で行ったら、ほかの親戚はちゃんとした服装だった」(28歳/自動車関連/事務系専門職)

・「葬式のときに、普段通りの濃いメイクで行った」(32歳/建設・土木/事務系専門職)

結婚式と同様、弔事の際にもいろいろと注意が必要です。お通夜に急いで駆けつけるような場合はスニーカーでも仕方ありませんが、お葬式となれば、やはりきちんと黒のパンプスを準備するべき。また、派手なメイクやアクセサリーもご法度です。

浮いちゃった!

・「ホテルのビュッフェに部屋着で行ってしまった。まわりはきちんとした格好の人たちばかりだったのでかなり浮いて、恥ずかしい思いをした」(27歳/金融・証券/事務系専門職)

・「お食事に誘われたときジーパンを履いて行ったら、いいところのお店へ連れて行かれ、浮いてしまった。前もって教えてほしかった」(29歳/建設・土木/事務系専門職)

・「入社式のとき、肌色のストッキングを履いて行かず、黒のタイツを履いて行ったので目立ってしまった」(25歳/小売店/クリエイティブ職)

ホテルの朝食ビュッフェは、たしかに部屋着で行きたくなりますよね。しかし、場所はあくまでも「ホテルのレストラン」。人と会っても恥ずかしくない格好で行くのがマナーです。お食事に誘われてジーパンで行ってしまったのは、誘った人の配慮が少し足りなかった気もします。

痛恨のチョイスミス!

・「キャンプに高いヒールとミニスカートで行った」(29歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

・「ボランティアで、海で活動するときにみんなラッシュガードのような身を守る服装だったのに、自分だけビキニだったこと。『遊びに来たわけじゃないんだから』と言われているようで、視線が辛かった」(26歳/食品・飲料/技術職)

・「会社の飲み会にミニスカートを履いて行ってしまったこと。プライベートならまだしも、会社ではあんまりだな……と、自分で反省」(31歳/金融・証券/営業職)

「なるべくオシャレをして出かけたい」という女心はよくわかりますが、ときには「動きやすさ」や「実用性」を重視することも大切。アクティブなイベントにも対応できるように、スニーカーやパンツでもオシャレに見えるコーディネートを考えておきましょう。

「カジュアル」とは一体……

・「職場の飲み会で、『カジュアルな格好でいいよ』と言われてジーンズを履いて行ったら、ジーンズは私だけで、みんな意外とちゃんとした格好だった」(28歳/学校・教育関連/専門職)

・「結婚パーティーで『普段着で来て』と書いてあったので普段着で行ったら、まわりは結構フォーマルでした……」(33歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「『カジュアルでお越しください』と書いてあった説明会にスーツ以外で行ったら、みんなスーツだった」(33歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

筆者も、よく「カジュアルって書いてあるけど……どうしたものか?」と悩みます。結婚パーティーや飲み会なら、一緒に参加する友人に相談するのが一番かも? そうすれば、少なくとも「自分一人だけが浮いてしまう」という事態は避けられます。

まとめ

ファッションは、「好きな服を着る」のが一番。自分らしいオシャレをしている大人女子は、とても素敵です。ただし、その「自分らしい」がマナー違反となってしまうことがないように。洋服を選ぶ際には、TPOについて考えることも忘れないようにしたいですね。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数222件(22~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年11月03日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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