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【言ってはいけないクソバイス】無神経すぎ! モヤモヤ発言をする先輩への華麗な切り返し方

犬山紙子

職場には、さまざまな人がいます。良好な人間関係を築けることもあれば、何気ないひと言にモヤモヤすることも。そんな職場でモヤッとしたひと言、もしかしたら「クソみたいなアドバイス」なのかも。今回は、職場の先輩男性との「クソバイス」にまつわるエピソードについて、犬山紙子さんの新刊『言ってはいけないクソバイス』の中から紹介します。

犬山紙子『言ってはいけないクソバイス』より

◆職場の先輩男性からのクソバイス

・お弁当のおかず、冷凍食品使って一品増やしたら?

昼休みに、つくってきたお弁当を広げたら、30代独身の先輩男性が覗き込んできて「忙しいときは冷凍食品使って一品増やしたら?」と言ってきました。かく言う本人がカップラーメンを食べていたので、なんだかモヤッとしました……。(25歳/Cさん/女性)

◆犬山紙子の回答

ああ、このバイザーは、ただの無神経ですね。思ったことが口に出ちゃうという……。その場合って一番言い返しにくいんですよ。無神経って何言われてもそんな気にしないから、無敵ですもん。できることならこっちが無神経になりたいぐらい奴らは毎日楽しそうだし……ヤバい「無神経になる方法」って新書あったら買っちゃうかもしれない、そういうセミナーとかあったら受けちゃうかもしんない。いやいや、ダメだ! 無神経は人に迷惑をかけますから。

これだって「ほっとけやマジ」って本当は一番言いたいですもの。ワシのオカズがあなたに何か迷惑でも? って話ですもの。でも相手は先輩、そんなこと、言えない……。冷凍食品って言ってるから体を気遣った発言ともとりにくいし。「わあ、先輩、思いついたこと全部口に出ちゃうんですね! かわいい~」もちょっと先輩には言いづらいし。ううーん、ここはいちいちオカズの数を数えてくるねちっこさを、ちょっと冗談っぽく攻めてみましょうか。

このクソバイスに対する返しは……

「まさかのオカズカウント!」

人の弁当のオカズを数えるなんて下品なんじゃい!

◆犬山紙子『言ってはいけないクソバイス』(ポプラ社刊) 1,000円(税抜)
発売中

※本文は、犬山紙子『言ってはいけないクソバイス』(ポプラ社刊)より

※この記事は2015年10月19日に公開されたものです

犬山紙子

1981年生まれ。エッセイスト。美人なのになぜか恋愛が上手くいかない女性たちのエピソードを綴ったイラストエッセイ『負け美女』(マガジンハウス)で作家デビュー、女性観察の名手として注目を浴びる。SPA!やananなどで連載中。「スッキリ!」、「みんなのニュース」などコメンテーターとしても活躍する。

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