これが少子高齢化か……と、実感した瞬間4選「外で遊ぶ子どもを見なくなった」「みんな結婚時期が遅い」
子どもの数が減り、高齢者がどんどん増えている今の日本。今から35年後には2.5人に1人が65歳以上になると見込まれています(総務省HPより)。そんな「少子高齢化」について、身近に体験して実感したエピソードを社会人女性に聞いてみました。
どこへ行っても高齢者ばかり
・「平日、スーパーに行ったら、高齢者ばかりだったから」(32歳/学校・教育関連/技術職)
・「近所の人が、おじいさんおばあさんばかり」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「観光地などに行っても高齢者が多いなと思ったとき」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
平日のスーパーや自分の家の近所、観光地など、いろいろな場所で高齢者を見かけますよね。病院へ行っても、ふと気づけばまわりは高齢者ばかりだと、高齢化社会を実感してしまいます。
学校が廃校に
・「地元の学校のほとんどが廃校になった」(29歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「通っていた中学校が統廃合されることになったこと」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「地元の小学校が1学年に1クラスしかないと知ったときに少子化を実感した。自分のときは1学年4クラスあったので」(32歳/医療・福祉/専門職)
自分が通っていた地元の学校が廃校、または統廃合すると聞くと「本当に子どもが少ないんだ」と実感しますよね。クラスの数も1学年に1クラスしかないなんて言われると、あまりの少なさに驚いてしまいます。
晩婚化や経産婦が少ない
・「自分のまわりの同世代で働いている女性は既婚者も出産経験者も少ない。でも親世代はみんな祖父母の介護で苦労している」(29歳/金融・証券/営業職)
・「自分を含めみんなの結婚時期が遅い」(32歳/建設・土木/技術職)
・「自分の世代の晩婚化や子どもの少なさに接したときにすごく感じた。支えてくれる世代がいなくなるかもと漠然とした不安を感じた」(29歳/医療・福祉/専門職)
自分の世代の人たちの結婚が遅かったり、結婚していても出産経験がない夫婦が多いと、少子化を感じてしまいますよね。将来、自分が高齢者になったときに支えてくれる人がいなくなるかも、という不安は常にあります。
外で遊んでいる子どもがいない
・「公園などで遊ぶ子どもを見かけなくなって、道々でお年寄りばかり見かけるようになったとき」(23歳/小売店/事務系専門職)
・「外で遊んでいる子どもを見なくなった」(30歳/医療・福祉/専門職)
公園などで遊んでいる子ども、見かけなくなりましたよね。家庭用ゲーム機の普及で子どもの遊びが変わったこともあるのかもしれませんが、元気に走り回る子どもより高齢者を見かけることが増えると「これが少子高齢化……」と恐ろしく感じてしまいます。
「少子高齢化」を感じたエピソードについて、社会人女性の皆さんに教えてもらいました。子どもよりも高齢者を多く見かけることが増えて、さらに地元の学校が廃校になると「少子高齢化」を肌で感じてしまいます。「自分が高齢者になったときにはどうなっているんだろう」と想像すると、ちょっと空恐ろしい気持ちになってしまいますね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数158件(22~34歳の働く女性)
※この記事は2015年10月18日に公開されたものです