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「あの子いいよね」と言われる! 愛され「聞き上手」になるテクニック7つ

森川ほしの/OFFICE-SANGA

仕事はもちろん、恋愛や友だちづき合いといったプライベートでも、周囲の人とのコミュニケーションはとても大切。しかし、会話上手になるのは、なかなか難しいですよね。話し下手で悩んでいるという人は、まず「聞き上手」を目指してみてはいかがでしょうか? 今回は働く女性に、愛される「聞き上手」になるための秘策を教えてもらいました。

自分の言いたいことは、あとまわし!

・「まずは相手が話し終わるまで聞く」(33歳/その他/クリエイティブ職)
・「相手の話に割り込まない」(24歳/その他/事務系専門職)
・「言いたいことがあっても、口をはさまない」(32歳/金融・証券/事務系専門職)
・「一回は、話したいのをグッと堪える」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

これは筆者も、つねづね気をつけたいと思っていることです。人の話を聞いている途中で、「あっ! それって、アレでしょ?」なんて、つい口をはさみたくなってしまいますよね。しかし、「聞き上手」になるためには、自分の話したい気持ちを抑えることも必要です。

相づちにひと工夫を

・「相づちのときに返事だけでなく、うなずくことも忘れないようにする。より、真剣に聞いているように見える」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「笑顔で『うんうん』と聞く」(29歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「相づちをたくさん打つ。バリエーション多めに」(33歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「相手の言葉の一部を『○○なんですか?』と聞き返す」(28歳/自動車関連/事務系専門職)

ただ、「へー」「うんうん」と感情のこもっていない相づちを繰り返しているようでは、聞き上手とは言えませんね。感情豊かに、笑顔で、ときには聞き返したりしながら、バリエーション豊かな相づちを打つ。わかっていても、なかなか難しそうです……。

心から「聞く」!

・「ちゃんと会話に集中する」(33歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「質問をする」(28歳/情報・IT/事務系専門職)
・「相手に興味を持つ」(28歳/医療・福祉/専門職)
・「『うんうん』と、知っていることでも返事をする」(32歳/建設・土木/技術職)

相手の話に興味がないときや、その内容をすでに知っているときでも、きちんと話を聞けるかどうか。これも、聞き上手とそうでない人の境界線なのかもしれません。たしかに、どんな話でも、興味を持って聞いてくれる相手とのおしゃべりは楽しいですよね。

プロが教える「聞き上手」になるためのコツ

話し方講師の栗原君枝先生にも話を聞いてみました。

「話の途中で割って入るのは厳禁。さらに、相手が話し終えた途端に自分の話をスタートするのも、『話を奪われた!』と思わせてしまいますので控えた方がいいですね。相手の話が終わったら、その内容についての感想を言ったり、質問したりして、『話を聞いているよ』と示しましょう。このとき、『そのあとはどうなったの?』『どんな映画だった?』のように、『はい・いいえ』だけでは答えられない質問をすると、会話が弾みやすくなります。

また、同じ相づちを淡々と続けていると『本当に聞いているの?』と思われてしまいますので、意識的にいろいろな種類の相づちを混ぜて使ってみましょう。ときにはオウム返しも効果的。話し手の気持ちが盛り上がって、会話が弾みます」(栗原先生)

「話をさえぎらない」「相づちを工夫する」は、実践している働く女性も多いようでしたね。さらに、「話を聞く姿勢や視線にも注意が必要」とのことですが、具体的にはどんなことを心がけるといいのでしょうか?

「人と話すときは、体と顔をしっかり相手の方へ向けましょう。そして、視線もしっかりと相手へ向けて。そうして相手の喜怒哀楽をしっかり読み取り、それを共有することが聞き上手への近道です」(栗原先生)

●「聞き上手」になるための意識すべきポイント

・相手の話をさえぎらない
・相づちやオウム返しで、「聞いている」ことを示す
・姿勢や視線に注意する
・質問を上手にはさむ

せっかくの会話が、聞き手の態度によって台無しになってしまうこともあります。少しでも「愛される聞き上手」に近づけるように意識するだけでも、周囲の人からの評価がグッとアップするかもしれません。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数173件(22~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年10月18日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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