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彼氏の悪癖に悩む女子に朗報! 角を立てずに「彼氏のクセ」をなおすテク教えます

森川ほしの/OFFICE-SANGA

恋人とのつき合いが長くなると、だんだん相手の嫌なところが見えてくるもの。特に、ちょっと気になるクセがあると、文句のひとつも言いたくなりますよね。しかし、母親のようにガミガミ言ってウザいと思われるのも嫌ですし、かといって放置もしたくない。そこで今回は、働く女性たちに「角を立てずに彼氏のクセをなおす方法」について聞きました。

こうすると、もっと良くなるよ!

・「『もっとこうだと、うれしいなぁ~』みたいな言い方をする」(33歳/その他/クリエイティブ職)
・「『こっちの方がいいよー』って、遠まわしに言う」(28歳/金融・証券/事務系専門職)
・「『これこれしたら、もっとかっこいいのに』と言う」(27歳/電機/営業職)
・「『君は素敵だけど、ここをなおせばもっと素敵になるよ』と伝える」(27歳/金融・証券/事務系専門職)

彼女として、「こうしてくれた方がうれしい」という言い方は効果がありそうですね。こう言われて、「いや! オレはこれでいいんだ!」と言い返すような彼氏なら……。少なくとも筆者なら、つき合い続けるかどうか少し考えたくなります。

責めない、否定しない、アメも与える

・「責めるように言わない」(32歳/学校・教育関連/技術職)
・「甘えた言い方でお願いする」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「良いところをたくさん言ってから、悪いところを言う」(31歳/その他)
・「頭ごなしに否定しない」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

女性でも、突然責めるような言い方をされたら頭にきますよね。プライドの高い男性ならなおさら。褒めて、甘えて、気分が良くなっているところで、さりげなく指摘する。これが上手にできれば、いろいろうまく回っていきそうです。これぞ、「手の平の上でコロコロ」?

ほかの人に置きかえて

・「彼の気になる点をほかの人にたとえて、イヤだと言ってみる」(32歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「困る動作などを第三者に見立てて話す」(28歳/生保・損保/営業職)
・「『なおした方が良いらしい』と言う」(24歳/その他/事務系専門職)
・「『私も気をつけないといけないんだけど……』と、ひと言前置きを入れてから、『こうしようね』と、『お互いに気をつけようね!』という風に伝える」(32歳/自動車関連/事務系専門職)

「アンタのココがダメなのよ!」とストレートに伝えると、角が立ってしまう可能性大。それなら、第三者や彼女である自分、一般論などにすり替えてしまうのもひとつの手ですね。ちょっと申し訳ないけれど、友人などを例として使ってみるといいかも?

プロが教える! 彼氏のクセを直す方法

話し方教室を主宰する、講師の栗原君枝先生にも、角を立てずに彼氏のクセを指摘するためのコツを聞いてみました。

「女性から頭ごなしに否定されると、自分が悪いと思いつつも、反発したくなる男性が多いものです。『やめて!』と感情的に伝えるのではなく、『こうした方がいいのでは?』と、解決策を提案するような言い方ができるといいですね。

そもそも、男性は女性から注意されること自体を嫌う傾向がありますので、『注意された!』と思わせない工夫も必要です。そのため、まずは『こんなクセがあるけど、気づいてる?』『それ、クセだよね』と、彼氏自身に『気づかせる』ことが大切。もしかすると、本当に気づいていないだけかもしれないのに、突然頭ごなしに注意するのは逆効果です。

そして、『こうしなさい』『こうした方がいい』と決めつける言い方も避けた方がいいでしょう。『もう少し○○できる?』のように可否を問う言い方や、『それでいいの?』と是非を問う言い方で、最終的な判断は彼氏に委ねるのがポイントです」(栗原先生)

●彼氏のクセを直す伝え方

・別の案を提示する
・「注意する」ではなく「気づかせる」
・最終的な判断は彼氏に委ねる

つい感情的になって「もっと、こうしてよ!」と言いたくなってしまうこともありますが、そこはグッとこらえて! 少し冷静になって言い方を工夫すると、案外すんなりと彼氏が言うことを聞いてくれるかもしれません。彼氏のクセが気になって仕方ない……という女性は、今回紹介した伝え方を試してみてはいかがでしょうか?

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数173件(22~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年10月17日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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