写真を撮ると離婚しちゃうの!? 「妊婦ヌード」に対する女性のホンネ
妊娠中はなにかと大変ですが、今しか味わえない貴重な時間でもあるのです。この瞬間を記念に残しておかないと……。そう考える女性は少なくないのでは? そこで昨今、話題になっている「妊婦ヌード」に対する女性の本音を聞いてみました。
Q.妊娠中の姿を写真に残す「妊婦ヌード」を撮りたいと思いますか?
撮りたくない……166人(82.2%)
撮ってみたい(撮ったことがある)……36人(17.8%)
「撮りたくない」と答えた人が8割以上で、圧倒的に多数! もちろん妊娠が未経験で、実際には自分がそのときにどういう心境になるかまだわからない人もいるでしょう。どうしてそう思うのか、それぞれの意見を紹介します。
<妊婦ヌードを撮りたくない!>
ヌードじゃなくても……
・「写真は撮りたいが、服を脱ぐ意味が分からない」(28歳/金融・証券/営業職)
・「写真は残しておきたいが、ヌードになる必要はないのではと思う」(24歳/食品・飲料/専門職)
芸能人の妊婦ヌード写真を見ると、水着を着ていたり、大事なところは手で隠していたり、さまざまですよね。それなら、この境界線を自分で決めてもOKでは? 服をちょっとめくり、お腹だけリアルな写真だったら撮りたいかも?
お腹周りだけじゃないので
・「お腹は愛しいだろうが、自分自身は太っている状態だから」(32歳/金融・証券/営業職)
・「あまり見映えは良くないから」(24歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
妊娠中って、ただお腹だけがぽこんと出るだけではなく、お尻や腕、足にもお肉がついてしまいがち。顔もむくんでいるし、お肌の調子が悪かったりするので、写真に撮ってみたものの自分でガッカリしちゃうことも。生んだらキレイに痩せてやるー!
誰の目に触れるか心配
・「流出したら嫌なので」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「特に後世に残したくないから」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
データとして残っている以上、いつ誰の目に触れるかわかったものではありませんよね。特に、プリントした写真はなかなか捨てられませんから、自分がシニアになってから、はたまた死後に残された家族たちが「こんな昔の写真が出てきた」と眺めている図を想像すると……。やっぱり恥ずかしいっ!
縁起をかついで
・「撮影したら離婚するというジンクスがあるからです」(31歳/その他)
妊婦ヌードを披露した有名人の離婚が相次いだせいか、都市伝説にまでなっているとは! とはいえ、これから赤ちゃんを迎えて末長く親子で幸せにやっていこうというときに、そういったジンクスを聞いてしまうと気になってしまうのが人情です。
<妊婦ヌードを撮ってみたい!>
期間限定です
・「一生に何度もない出来事だから、写真に残しておきたい」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「妊娠している時にしか見れない姿だから。お腹が大きくなっていく経過も後から振り返ってみたいという気持ちもある。」(29歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
ちょっと恥ずかしいと思う気持ちもあるけど、これは赤ちゃんの成長記録でもあるんだもん♪ きっと思い出になるし、1枚だけでなく、ちょっとずつ大きくなっていく経過を撮り続けてもいいですよね。
こんな風に生まれたんだよ
・「記念になるし、子供に見せてあげたいから」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
いつか子どもが大きくなったら、撮っておいた写真を見せてあげたい。いつか親に反抗する時期がくるかもしれませんが、こんな写真を見た子どもはキツいことなんて言えないかも。赤ちゃんをまるごとお腹の中で育てているお母さんの姿は、愛そのものですから。
妊婦ヌードはもちろん個人の自由ですから、撮りたい人だけ撮ったらいいですよね。それぞれの考え方があるでしょう。ただ、「撮らなきゃよかった」と思えば写真を処分してしまえばいいですが、「やっぱり撮ればよかった」と後から思ってももう間に合わない! なにかと窮屈なことの多い妊娠ライフですが、いろんな方法で楽しめる方向へ持って行けたらいいですね。
(相羽亜季実/OFFICE-SANGA)
※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数202件(22~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません
※この記事は2015年10月10日に公開されたものです