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イラッ! 人を不快にさせる残念な口癖18選 「てゆか」「早い話が」「どうせ」ほか

森川ほしの/OFFICE-SANGA

「なくて七癖、あって四十八癖」とはよく言ったもので、誰にでも多かれ少なかれ「癖」がありますよね。特に、他人の口癖というのは非常に気になってしまうもの。中には、あまり印象の良くないものもありますよね。今回はそんな「どうも気になる他人の口癖」について、働く女性たちに聞いてみました。

 

じわじわくる……!

・「語尾に『ネ』をつける」(24歳/その他/事務系専門職)

・「しゃべる前に『まぁ』という人」(27歳/電機/営業職)

・「『だよねー』という語尾。何回も繰り返されると気になって仕方がない」(27歳/金融・証券/事務系専門職)

この3つの口癖は、頻度が少なければそれほど気になりません。ただ、連発されるとたしかに、だんだん気になってくるかも。一度気になりはじめると、会話の内容が頭に入ってこなくなりそうです。

イマドキの口癖

・「『てゆか』って言う人。メールでも言っていて気持ち悪いなって思った」(29歳/その他)

・「『~的な』と言われると気になる」(32歳/金融・証券/営業職)

・「『マジで』『ウケる』を繰り返す」(31歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

「マジで」「ウケる」に関しては、筆者もとても気になります。ときどき真顔で「ウケる」いう人がいますが、それって、全然ウケていませんよね? 「てゆうか」や「~的な」は自分も言っているような……。気をつけたいと思います。

全然思ってないでしょ?

・「『すごーい』。何でもかんでも『すごーい』と、あまり感情がこもらずに言っているので」(32歳/その他/クリエイティブ職)

・「『たしかにー』の連発。興味なさそう」(30歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

何度も言われると、「ちゃんと話聞いてる?」とツッコみたくなってしまいます。そんなに感心しているワケでもないのに、つい「すごーい」「たしかに~」と言ってしまう人は要注意!

ネガティブな口癖はヤメテ!

・「二言目には『お金がない』。そんな自己申告聞いていないし、聞いていてどうすることもできないし……と思ってしまう」(32歳/不動産/専門職)

・「『どうせ』とすぐ言うのが気になる」(31歳/アパレル・繊維/事務系専門職)

・「『えー、だって、でも』を連発する人。否定する前に、いったん受け止めて考えれば……と思う」(32歳/その他/事務系専門職)

・「『疲れた~』。隣のデスクの同僚の口癖。こっちまで疲れてくるのでやめてほしい」(24歳/食品・飲料/専門職)

こういう人がそばにいると、こちらまで気分が沈んできます……。ネガティブ思考なのはその人の勝手ですが、周囲の人間まで巻き込まないでほしいです。

意味のない枕詞

・「『早い話が』が口癖の上司です。同じことを何度も言うので、話が早くありません」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)

・「『要するに』と何度も言うけれど、話がまとまっていない」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

本当に話が早い人や、上手に話をまとめられる人は、「早い話が……」や「要するに……」とは、あまり言わないかも。言っちゃう人は、むしろ話し下手?

プロが教える、気をつけたい「残念な口癖」

今回のアンケートについて話し方講師の栗原君枝先生にも意見を聞いてみたところ、「否定的なフレーズ」には特に注意が必要とのこと。

「『でも』『だって』から話しはじめるのが癖になっている人は、相手を不快にさせることも多いですから、注意した方がいいですね。また、意外と多い口癖は『いや』。何を聞かれても、『いや、それは○○で……』『いや、そうなんです!』と、別に否定したいワケでもないのに、『いや』と言ってしまう人をよく見かけます。これも印象が良くないですから、『はい』に置き換えてみることをオススメします。

また、特に女性の場合は『○○ですよね~』と、語尾をのばす癖にも注意しましょう。相手が恋人ならいいかもしれませんが、ビジネスシーンでは『甘えている』印象を与えてしまうため、ふさわしくありません」(栗原先生)

●言ってませんか!? オフィスで注意したい口癖4つ

・「でも」
・「だって」
・「いや」
・「ですね~」などの語尾のばし

ちなみに筆者は、「『だから』ってよく言うよね?」と友人から指摘されたことがあります。たしかに「だから、それはさ」「だから、そうそう~」と、あまり意味なく使っていたかも。指摘されてからは気をつけていますが、それでもまだ、つい出てしまいます……。なかなか直らないのが癖というもの。しかし、口癖ひとつで自分の印象を下げてしまうのはもったいないですから、直す努力はしていきたいですね。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数132件(22~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年10月02日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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