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今着てたらヤバい! プロ3人が指摘! 働く女子の流行遅れファッション

伊藤康江

髙幣素子

弓削桃代

ちょっと、ソコのあなた! “まだまだイケる”と思って、ひと昔前の流行遅れの服、着ていませんか? ファッションの流行り廃りは早いもので、去年あんなに流行っていたアイテムでさえ、今年着ていると“古っ”ってことにもなりかねません! そんな一人寂しくガラパゴス化しないために、街で見かける“今着ていたらヤバイ服”をファッション業界に精通した3名が検証。こんなアイテムにアップデートすればOK! という解決策も提案してくれています。

<写真左>
明石幸子さん(スタイリスト)
広告やCM、カタログをメインに、ファッション誌や女性タレントのスタイリングなどで活躍中。キッズからレディス、メンズまで、世代や性別を超えたトータルなスタイリングに定評あり。
<写真中央>
弓削桃代さん(ファッションライター)
アラサー世代の女性ファッション誌や書籍を中心に活躍中。ファッションのほか、インテリアや雑貨、収納術などライフスタイル全般に造詣が深く、お部屋取材の連載も持つ敏腕ライター。
<写真右>
高幣素子さん(ファッションブロガー)
3年前からはじめたブログ“モコーデ”で毎日私服をアップしたところ、話題となり、今やフォロワー数が2万人を誇る人気ブロガーに。モノづくりが得意で、手作りしたアクセサリーの販売なども行う。

まだその服、着ているの!? 一世を風靡したあのアイテムも……

高幣さん:ファッションて、よく何年かのサイクルでトレンドが巡ってくるというけれど、流行り廃りが激しいから、うっかりしていると取り残されているなんてことも……。怖いですよね。

弓削さん:ほんと! 昨年流行っていたものが、今年になると急に“まだ着ているの?”って雰囲気になるのが怖すぎます。

明石さん:特にワーッとみんなが飛びついて大ヒットしたものほど、熱が冷めるのも早い気がします。

高幣さん:そうですね。だから、私はトレンドものはファストブランドでしか買わないようにしています。しかも、しばらくは様子を見て、いつまで着ていて大丈夫なのか見極めてから(笑)。定番で長く愛せるベーシックなものは、こだわっていいものを買うようにしています

明石さん:それ、賢い大人の選択だと思います。

弓削さん:今着ていて、一番ヤバイのって何ですかね?

明石さん:やっぱり、レギンストレンカじゃないでしょうか。未だに、たま~に街で見かけると“あー”と思ってしまいます。

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レギンス

トレンカ

高幣さん:以前は、ショートパンツやミニスカートなどのショートボトムスが流行っていたから、レギンスやトレンカを重ねていてもOKだったけれど、今はトレンドの流れ自体がロングボトムスに変わってきていますもんね。

弓削さん:許されるのは、フェスやキャンプなどのアウトドアスタイルのときくらいですね。

高幣さん:去年、一世を風靡した柄パンツも、ちょっともうナシじゃないですか?

明石さん:花柄パンツ、流行りましたね。みんな、制服かのようにはいてた気がします。

花柄パンツ

弓削さん:ペプラムトップスを合わせて、ちょっとガーリーな雰囲気にコーデするのが流行ってましたね。今年はガーリーとは対極にある“ジェンダーレス”がトレンドだから、やっぱりはいていると“去年っぽさ”が漂っちゃいそう。

ペプラムトップス。

高幣さん:ペプラムトップスも流行ってましたね。

明石さん:もはや懐かしい感じすら……。柄ではウィンドーペンも一大ブームでしたね

弓削さん:格子状のチェック柄ですよね。秋になると、チェック柄って定番として登場しますが、ウィンドーペンは去年感がハンパないかも。最初見たときは新鮮だったのに、1年経過しただけで、急に流行遅れになってしまうなんて驚きです。

ウィンドーペンのパンツ。(出典: www.fashionisers.com)

明石さん:トレンドが柄から無地へ、シンプルなもの、ミニマムなものへと移行していますからね。もし柄が着たいなら、ネイティブアメリカンっぽい民族柄がおすすめ。ニットガウンやケープで取り入れるといいと思います。

弓削さん:ガーリーつながりで言うと、シースルートップスやチュールスカートも、もうナシかな。

高幣さん:以前、大流行したサルエルパンツはめっきり見なくなりましたね。あんなに流行っていたのに。

明石さん:そうですね。今は同じゆるいパンツといっても、ワイドパンツやガウチョパンツが人気ですからね。

弓削さん:スキニーやボーイフレンドデニムって、はいてちゃダメですか?

明石さん:インディゴの濃色ならOK。スウェットだとカジュアルすぎてしまうので、オーバーサイズのゆるニットを合わせると、今年らしくなると思います。ヒール靴やチェーンバッグなど、女性らしい小物も忘れずに。

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