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頼れるのは男より、不動産!? 20代女子に聞いた! ぶっちゃけ不動産を買ってみたい? 

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

マンションの購入住宅ローンの金利が低下し、手頃な物件も増え、シングル女性も自分の家を持ちやすくなりました。賃貸暮らしは気楽だけれど、自分で買ったマンションや一戸建てならリフォームも自由自在です。そこで今回は独身女性に、オンナひとりでも不動産を買いたいか、調査してみました。

自分の資産! 安心のために買いたい

・「将来が心配なので、マンションを買いたい」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「漠然と買えるなら買いたいと思う。賃貸にお金を払うより資産として残ったらよいかな、と思って」(32歳/不動産/専門職)
・「買えるなら買いたいです。年金から家賃を払うのは大変だと思うので」(30歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「マンションは本当に欲しいと思う」(33歳/生保・損保/営業職)
・「買いたい。安心感があるので」(24歳/その他/事務系専門職)

不動産販売のチラシを見ると、「支払いは月々の家賃程度で大丈夫です」とローンの支払いがそれほど大変ではないと書いてあることも。賃貸物件に住んでいる人は「今の家賃をあと10年払い続けたら、トータルでいくらになるだろう」と計算して、金額の大きさに驚きます。そう考えると、家を手に入れたあとの固定資産税なんて、たいしたことない!?

自由度が高い自分の持ち家がほしい!

・「一戸建てがいい。自分の土地になるから」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「このまま実家に居座れることはやはりできないと思うので、自分の家を買いたいという希望はある」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「買いたいです。庭でちょっとした野菜などを作りたいから」(28歳/学校・教育関連/専門職)
・「欲しい。好きに暮らしたい」(22歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「お金があるなら買いたいです。猫を飼っているので、いろいろ手を入れたいので」(23歳/小売店/事務系専門職)

土地付きの一戸建てなら増築・減築だけでなく、さら地にして、一から新築することもできますね。マンションでも、時代に合ったオシャレな部屋にリノベーションすることが可能です。自分のスタイルを大事にする生活をかなえられるのがいいですね!

まだ定住場所は決めたくない

・「引っ越しが好きだから買いたいとは思わない」(29歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「総合職、全国転勤ありなので買っても住めない可能性が高い」(24歳/金融・証券/事務系専門職)
・「いらない。賃貸で好きな場所を転々としたい」(29歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「思わない。ずっとひとつの場所にとどまれる性格ではない気がするから」(27歳/小売店/販売職・サービス系)

「いずれ移動」ということを念頭におけば、賃貸のほうがいいですね。費用さえあれば、気に入った場所に次々と移り住む生活も可能。いろんな経験ができそうです。転勤族など仕事の都合上、家を買いづらい人もいます。

あまり欲しいと思わない

・「あまり思わない。生活が限定されそう。借金を背負うことに抵抗がある。」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「必要性を感じない」(22歳/商社・卸/事務系専門職)
・「思わない。ローンを組むことに抵抗があるから」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「いやな隣人とか無理なので、家はいらない」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

年齢によっても、不動産に対する考え方はちがいます。まだ若い女性は不動産を所有することに関心が薄そうです。一生ものの大きな買い物をするよりは、自分を磨いたり、外に出て経験を積んだりすることに、時間やお金を費やします。それも充実した毎日ですね。

全体を見て気づいたのが、マンションをはじめとする不動産を買いたいと思っている女性が意外と多いことでした。「今はおトクだから買いたい」という意見もあり、以前はそうでなかった女性も、時代の流れで購入を考えるようになったのかもしれません。これから先、まだまだ女性たちの意識に変化がありそうです。

(中澤美紀子/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数158件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年09月17日に公開されたものです

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

普段、足を運ぶのは店や文化施設などひたすら「屋根のある場所」! 年々戸外の空気から遠ざかり、濃密な屋内時間を過ごしているモノ書き女。

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