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残暑のデートにピッタリ! 歴史も学べる、東京のひんやりスポット 5選

そろそろ夏も終わりですが、まだ暑い日が続いています。でも家に閉じこもってクーラーにあたってばかりでは不健康。そこで遠出をしなくても、気軽に涼しさを味わる涼感スポットを探してみました。カレと一緒に、ぜひ楽しんで!

●お鷹の道・真姿の池湧水群

 

江戸時代に市内の村々が尾張徳川家の御鷹場だったことに由来する「お鷹の道」。現在は約350mの遊歩道に整備されていて、のんびりと散策を楽しむ人の姿が。そばにある「真姿の池」をはじめとする湧水群は、「環境省選定名水百選」や「東京の名湧水57選」に選ばれています。平安時代に玉造小町という女性が病の快癒を願い、池で身を清めたところ、元の美貌を取り戻したという伝説がロマンティック!

住所:東京都国分寺市東元町3・西元町1
http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/

●小石川後楽園

 

江戸時代初期に水戸徳川家の祖である頼房が築き、水戸黄門で有名な2代藩主光圀が完成させたといわれる大名庭園。「和漢」をテーマに日本各地に加えて、中国の景勝も盛り込んだ風流な庭園です。庭園は大泉水を中心に、その他の景観を配した「回遊式築山泉水庭園」になっているのが特徴。琵琶湖を表現した優雅な「大泉水」、京都の嵐山の下を流れる川にちなんだ「大堰川」など、変化に富んだ水辺の風景に癒されます。

住所:東京都文京区後楽1丁目
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index030.html

●等々力渓谷

 

東急大井町線「等々力駅」から歩くこと5分。東京23区内で唯一の渓谷「等々力渓谷」に到着します。谷沢川に沿う遊歩道は、約1kmの長さ。春は梅や桜、5月には鮮やかな新緑、秋は色づいたモミジと、四季折々の風情を目にすることができます。不動の滝や横穴式古墳、関東ローム層の地層など見どころも多く、さすが東京都指定の名勝です。夏は納涼スポットとしてもおなじみ。都心に息づく別世界を楽しんでください。

住所:東京都世田谷区等々力1-22、2-37~38
https://www.gotokyo.org/jp/tourists/topics_event/topics/130422/topics.html

●名主の滝公園

 

その昔、江戸時代に王子村の名主・畑野家が屋敷に滝を開き、茶を栽培して、一般の人が避暑のために使える施設にしたのが「名主の滝」のはじまりです。明治時代には貿易商の垣内徳三郎氏により庭石が置かれ、渓流がつくられ、完成された庭園となりました。現在は区立公園として運営、自然豊かな憩いの場になっています。男滝や女滝など日本画を彷彿させる美しい4つの滝のそばにたたずむと、清涼感に包まれます。

住所:東京都北区岸町1-15-25
http://www.kanko.city.kita.tokyo.jp/data/a/5.html

●金魚坂

300年以上続いている金魚の卸問屋「金魚坂」。全国から集められる金魚は約50種類にものぼるとか。美しい金魚を眺めながら、食事や飲み物を楽しめると評判なのが併設の喫茶店です。コーヒーや紅茶、軽食類のほか、懐石料理までオーダーできて情緒たっぷり。アルコールや葉巻を取り扱っているのも、大人の空間で素敵ですね。釣り堀や多目的スペースも設けられていて、知っていると一目置かれそうな隠れ家スポットです。

住所:東京都文京区本郷5-3-15
http://www.kingyozaka.com/

(中澤美紀子/OFFICE-SANGA)

※この記事は2015年08月28日に公開されたものです

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