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美白ケアだけじゃ甘い! 紫外線が強い夏は、エイジングに重要なコラーゲンが減少してしまうことが明らかに

コラーゲン分解酵素(MMP1)の 一日後の発現量比較(左)と、肌老化の自覚と実際のギャップ(中央、右)

ポーラ・オルビスグループのdecenciaは、紫外線の強い夏の時期は、エイジングに重要なコラーゲンが減少する危険性があることを警告している。

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ポーラ研究所は、紫外線非照射・照射後のコラーゲン分解酵素の発現量を調査した。紫外線を照射すると、1日後には、コラーゲンを破壊する酵素が2.3倍に増加することがわかった。

コラーゲンは加齢によっても減少する。肌の老化に対する意識調査と、真皮コラーゲン老化のメカニズムについての調査結果(ポーラ調べ)によると、33歳を過ぎると半数以上の人が「笑いジワが戻りにくい」「枕の跡が消えにくい」など、肌の衰えを実感し始める。しかし実際に肌の真皮コラーゲン構造が悪化するのは29歳であるという。肌老化の自覚する年齢と実際の肌老化の年齢には、4歳もの開きがあるため、エイジングケア意識しはじめるときには、すでに手遅れという状況になることも考えられる。

紫外線量とオゾン量

現在、紫外線量が増えているにも関わらず、紫外線から地球を守るオゾン量は夏の間は減少しているため、強い紫外線がダイレクトに肌に届く環境になっている。特に8月は真皮へ影響を与え、コラーゲンを損傷するUVA波も、UVB波も強い。夏は紫外線によるシミ対策など、美白ケアに集中してしまいがちだが、コラーゲン減少によるシワ対策などのエイジングケアも重要であるという。

(エボル)

※この記事は2015年08月13日に公開されたものです

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